「ブラッククローバー」とは
「ブラッククローバー」とは、田畠裕基先生先生原作の漫画作品です。2015年12号から週刊少年ジャンプで連載されています。少年ジャンプらしい王道バトル漫画で、アニメ化もされている人気作品の1つです。
「ブラッククローバー」は魔法世界を舞台とし、下民で孤児、さらに生まれながらにして魔力を持たない少年アスタが、同じ下民育ちの湯のとともに魔導士の最高位、魔法帝を目指し成長していく物語です。
アスタとユノはそれぞれ魔法騎士団に入団し、王国の滅亡を企むテロ組織、白夜の魔眼と死闘を繰り広げていくことになります。
ブラッククローバーのゾラとは
🍀放送情報🍀
— ブラッククローバー_テレビアニメ公式 (@bclover_PR) September 3, 2019
本日、この後18:25~テレビ東京系にてページ99「命懸けの生きる道」が放送✨
アスタとゾラを戦いの場から引き離したメレオレオナ!
その思いを察し、安全な場所に避難しようとするも、アスタはその決断に納得できず…。
ぜひご覧下さい♪https://t.co/xHNDZ38LgJ#ブラッククローバー pic.twitter.com/yD95z24qRb
- 本名:ゾラ・イデアーレ
- 年齢:25歳
- 誕生日:12月19日
- 身長:176gm
- 血液型:A型
- 星座:いて座
- 好きなもの:シチュー、父さん
- 魔法属性:灰
ブラッククローバーのゾラは、ボサボサの赤髪に黒いマスクが特徴の魔道士です。人を食ったような挑発的な態度でチームメイトを妨害、負かした相手を罵倒するなど悪役的な印象の強いキャラクターです。
しかし、無慈悲な言葉の中には本質を突いている部分も多く、アスタの行動にも影響を与えています。年齢は25歳、主人公のアスタの年齢は15歳なので年齢的にも先輩になります。
ゾラは73話の「王撰騎士団選抜試験」で初登場でした。「紫苑の鯱」副団長のザクスに重傷を負わせ、ザクスに成り済ます形で試験に参加しました。アスタ・ミモザとチームを組み上記の性格から和をかき乱す部分もありましたが、結果的に協力し、本人の意思とは裏腹に合格を勝ち取りました。
ブラッククローバーのゾラの過去
ブラッククローバーのゾラが上記のような屈折した性格になった原因には過去の出来事が起因しています。ゾラは下級出身の民であり、お父さんは努力で下民出身で初めて紫苑の鯱に入団した魔法騎士でした。
ゾラのお父さんは熱心かつポジティブな性格で、魔法騎士団としての務めを果たしていました。ゾラもそんなお父さんを尊敬していましたが、ある日、下民の身分でありながら魔法騎士団に属していることを疎ましく思った同僚の貴族に殺されてしまいました。
このことからゾラは権力高い魔法騎士団に恨みを持ち、下民を苦しめる魔法騎士団に復讐していました。王撰騎士団選抜試験でザクスを襲撃したこともザクスがかつて下民に対して卑劣な行為を行っていたことが原因です。
ちなみにゾラの特徴的な恰好は、お父さんから譲り受けた「スーパー魔導士くん」という人形に似せたものです。ゾラにとってお父さんは大切な理想の人物だったのでしょう。
ブラッククローバーのゾラは黒の暴牛の団員
紫苑の鯱の副団長ザクスになりすます形で初登場したゾラですが、実は人間性と能力を黒の暴牛団長、ヤミ・スケヒロに気に入られ黒の暴牛に入団していました。
しかし、入団したとはいっても当時ゾラは騎士団に対して負の感情を抱いていたため団員の衣装は身に着けていませんでした。王国騎士編の後、アスタと自分の父の姿父親と同じことを言うアスタに心を動かされて父が目指した真のスーパー魔法騎士となるために正式に団員となりました。
ブラッククローバーのゾラの魔法について
ブラッククローバーのゾラは灰魔法の使い手です。灰を使って地面や空中、自身の体に魔法陣を描き、一定の条件下で罠(トラップ)魔法を発動させることができます。
ゾラの罠魔法には主に簡易罠と高度罠があります。簡易罠は相手を縛る括り罠系、落とし穴系、簡単な攻撃を発動する地雷系などです。いずれも相手を拘束したり、足止めすることを目的に使用しています。
もう一方の高度罠はゾラの切り札ともいえるカウンター罠魔法です。魔法陣に放たれた敵の攻撃を速度、威力を倍にして返すことができます。ただし、受けた魔力と同等以上の魔力を注ぐ必要があり魔力と時間を浪費してしまいます。
カウンター罠魔法を発動する流れとして、ゾラの挑発や暴言に激高した敵が屈りだした魔法を利用しています。ゾラの性格とも非常に相性が良い魔法といえます。
ブラッククローバーのゾラのかっこいいシーン①~対マグナ戦~
ゾラは王国騎士編にてアスタチームの一員としてマグナと戦闘します。序盤はアスタとマグナの攻防で、アスタはマグナの新魔法「極殺消滅魔球」に苦戦していました。
防戦一方のアスタに対してゾラは「5分耐えろ」と言い、魔法陣を描き罠魔法を発動してマグナの魔球を跳ね返します。マグナは自分の攻撃を受けダウン、そのままチームの勝利に貢献しました。ブラッククローバーにおけるゾラの能力が初めて描かれたかっこいいシーンです。
ブラッククローバーのゾラのかっこいいシーン②~対ランギルス戦~
ゾラの活躍は同じく王国騎士編にて、暴走するランギルスとの戦いでも垣間みれます。身分の違いに固執したてつく者を抹殺しようとするランギルスはゾラの嫌う王国貴族の象徴のような存在でした。
「オマエラなんか、魔法騎士じゃねぇ!!」と叫びながらランギルスの魔法攻撃を全て体に受けます。ここでゾラは魔法陣を自身の体に描いており罠魔法で跳ね返します。試験に参加した目的は別ですが共通の対すべき敵という意味でアスタとも心を通わせた瞬間のように感じられます。
ランギルスはそれもすべて消失させますがスキを突いたアスタの攻撃でランギルスを倒すことに成功しました。
罠魔法とはいえ攻撃を体に受けることにかわりはないためゾラは大きなダメージを負ってしまいましたが、これまでつかみどころのない性格だったゾラの過去や真の意味でのアスタとの共闘が描かれた印象的なシーンです。
ブラッククローバーのゾラのかっこいいシーン③~対エルフ族戦~
三魔眼の1人ライア率いるエルフ族5人との戦いでもゾラの戦いがみられます。アスタとゾラは1人でエルフ族5人を相手することになったメレオレオナを救出しようとが画策します。
ここでゾラは完全に黒の暴牛の仲間としてアスタと共闘しています。ゾラはメレオレオナに放たれたエルフ族5人の複合魔法をカウンター罠魔法で2倍にします。さらにそれをアスタに向け放ち、アスタはそれを剣でさらに倍にして打ち返しました。
ゾラとアスタの強力で相手の魔法を4倍にして返すという凄技を発動させました。結果的にメレオレオナの救出に成功しています。仲間との共闘、救出というゾラの善人さが確立されたかっこいいシーンです。
ブラッククローバーのゾラの素顔は?
常に黒いマスクを身に着けているため、謎に包まれているブラッククローバーのゾラの素顔について興味を示すファンの方も多くいます。イケメン、かっこいいもでは?という推測もありますが現在漫画、アニメ共に素顔は明らかになっていません。
しかしゾラの子供の頃の素顔は回想シーンで明らかになっています。現在の雰囲気からは想像できないような端整で可愛らしい素顔です。
子供の頃の風貌から考えると現在、年齢25歳のゾラの素顔もかっこいい、整った顔立ちをしているのではないかと予想できます。いつか現在の素顔も目にできるときが来るかもしれません。
ブラッククローバーのゾラ まとめ
本ページでは、ゾラの素顔や年齢、魔法について紹介しました。魅力溢れるかっこいいキャラクターであることがわかってもらえたかと思います。
ゾラは初登場時から、素顔もみえず善悪混ざったつかみどころのないキャラクターでした。しかしストーリーが進むにつれ、エルフ族と戦う主要キャラという立ち位置になりました。
今後のストーリーにも大きく関わってくることは間違いないので、今後もゾラが「真のスーパー魔法騎士」となる過程を見届けましょう。