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チェンソーマン

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【チェンソーマン】パワーちゃんのアホかわいいを考察!やらかしと虚言癖は治るのか?

2021.06.15

派手な戦闘と頭の弱い主人公が魅力的な『チェンソーマン』。主人公のデンジとバディを組み、デンジ同様頭の弱さが目立つパワーちゃん。虚言癖や胸をパッドで盛るなど残念な面もありますが、その頭の弱さがクセになるパワーちゃんについて、紹介していきます。

この記事に登場する専門家

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無類の漫画好き

ゆき真白

短大では小説制作、専門ではシナリオ制作などについて学び、漫画・小説に使う費用は毎月1万以上とサブカルチャーに常にアンテナを張っています。動画配信サイトにも登録し、いつでもアニメを観られる環境を整えています。

  1. 『チェンソーマン』とは
  2. 【チェンソーマン】パワーちゃんとは
  3. 【チェンソーマン】パワーちゃんの魅力①アホかわいい
  4. 【チェンソーマン】パワーちゃんの魅力②容姿がかわいい
  5. 【チェンソーマン】パワーちゃんの見所①ニャーコと一緒のシーン
  6. 【チェンソーマン】パワーちゃんの見所②岸辺からの指導シーン
  7. 【チェンソーマン】パワーちゃんとマキマさんの関係は?
  8. 【チェンソーマン】パワーちゃん虚言癖は悪魔だから?
  9. 【チェンソーマン】パワーちゃんの実力は?
  10. 『チェンソーマン』のパワーちゃんについてまとめ

『チェンソーマン』とは、週刊少年ジャンプにて連載されている、藤本タツキさん原作の漫画です。週刊少年ジャンプのなかではわりと大人向けとも言える内容ではありますが、常識と学のない主人公が親しみやすく、ド派手な戦闘シーンが楽しい作品でもありますね。

父親の借金を返すため、ヤクザに悪魔を倒すデビルハンターとして雇われていたデンジ。相棒で親友の悪魔・ポチタと仲良く一緒に暮らしていたものの、悪魔に魂を売ったヤクザたちによってポチタもろとも殺されてしまいます。身体中バラバラにされたデンジでしたが、偶然デンジの血を取り込み意識を取り戻したポチタがデンジの心臓の代わりとなったことで、人間でも悪魔でもない、特異な存在として生きることとなったのです。

パワーちゃんとは、『チェンソーマン』に登場するヒロインのひとりです。公安内で悪魔を対峙するデビルハンターばかりを集めた公安対魔特異課のなかで、特に特異な位置にあり、悪魔魔人などをメンバーに入れている特異4課に所属しています。

パワーちゃんは人間の死体を悪魔が乗っ取った魔人で、血を操ることから「血の魔人」と呼ばれています。頭の上にピンと立った2本のツノが特徴的で、なぜかいつもジャケットを着崩しています。自分のことを「ワシ」と言い、語尾に「〜じゃ」がつくなど、年寄りのような喋り方をしているのも印象的ですね。

デンジのバディで、デンジとともに同じ4課の早川の元に居候しています。普段からデンジと行動することが多いからか、唯一かわいがっている猫のニャーコを助けてくれたからか、デンジには気を許しているような言動が見られますね。

パワーちゃんの魅力はなんと言っても頭の弱さが露呈するアホかわいい発言ではないでしょうか。初登場で堂々と「ひれ伏せ人間!!」と言いながら現れる部分からも彼女のアホさがわかりますよね。主人公もなかなかなアホキャラなのでいいコンビ感がありますが、これで主人公がもう少しまともだったら、だいぶ頭のネジがぶっ飛んだキャラという印象が強くなりそうです。

基本的にわけのわからない理屈と、わけのわからない言動が多いパワーちゃんですが、自分の嫌いな野菜をデンジにあげようとするあたりは、子どもっぽくてかわいいですよね。最初は野菜を放り投げていたことを考えると、周りのしつけの賜物と言えるでしょう。悪魔に寿命があるのか、元がどれくらいの年齢なのかわかりませんが、老人のような喋り方をしている一方で、行動の幼さが非常に目立つ人物ですね。

また、もうひとつの魅力的なところとして、その容姿のかわいさがあげられるのではないでしょうか。『チェンソーマン』の登場する女性キャラはほとんどとてもかわいいのですが、パワーちゃんもなかなかな美少女ですよね。口を開かなれければ、かなり多くの男性から支持を集めそうです。

デンジがすぐさま受け入れるほどスタイルもいいですが、実はパワーちゃんの胸はそのほとんどがパッド。大きな胸囲に見えて、本当はだいぶぺったんこな胸だったのです。実際パッドで胸を盛っている女性だったら、パッドとバレるのを嫌いそうですが、パワーちゃんはパッドがバレても特に気にしない様子。しかも、パッドがない胸もデンジに揉ませてくれたのです。

普段虚言ばかり口にするパワーちゃんですが、この胸を揉ませるシーンで意外と義理深いことがわかりましたね。少しデンジが羨ましいな、と思った方も多いのではないでしょうか。しかし、何故パワーちゃんは胸にパッドを入れているのか……。胸を大きく見せたい理由があるのかどうか、少し気になりますね。

パワーちゃんがまともに見えるのはそのほとんどがニャーコ関連ですよね。ニャーコの何がパワーちゃんの御眼鏡にかなったのかわかりませんが、パワーちゃんが出会った生き物のなかで、唯一殺さずかわいがったのが猫のニャーコ。ニャーコのことになると頭を使ってデンジを誘き出したり、世話をかかさなかったりするなど、ニャーコに対することだけは知性のある人物に見えますよね。

ただ、その言動で忘れられがちですが、本来パワーちゃんは魔人のなかでは理性が高く、そのため人間たちとデビルハンターをすることができているのです。理性が高いということは、ある程度の善悪を理解し、感情を制御できるということ。そのことを考えると、ニャーコへの愛情もわかります。

また、普段とは違う様子が見られる、という理由で、特異1課に所属している岸辺からの指導シーンも見所に挙げさせていただきます。人間でありながら、魔物になれるデンジ、魔人のパワーちゃんより強い岸辺の人外っぽさもすごいですが、その規格外の強さを持つ岸辺相手に頭脳戦を仕掛けようとするパワーちゃんたちの、何言ってるんだ感がすごいですよね。

30話最後の「頭脳でアイツぶっ殺すか!!」と言うパワーちゃんと、それを受けて「な〜んかオレ スゲぇ頭良くなってきた気がするぜ!!」と言うデンジのなんとも言えない頭の悪さがクセになりますよね。実際、確かに頭を使って岸辺に攻撃を繰り広げるのですが、その前に眼鏡をかけ髪を結んで「超インテリ作戦開始じゃ」と言うパワーちゃんの見掛け倒し感もすごいです。ただ、似合っているのがなんとも言えませんね。

パワーちゃんのことを話す上で欠かせないのがマキマさんとの関係性。基本的に人間を見下しており、悪魔に対しても傍若無人さが目立ちますが、マキマさんの前では常に冷や汗を流しており、顔色が悪くなるのです。悪魔は、人間の死体に取り付き魔人になると弱体化するのですが、それでも、もともと強かったというパワーちゃんは十分強いキャラクターです。そんなパワーちゃんが冷や汗を流し逆らえないとなると、マキマさんのヤバさがよく分かりますよね。

パワーちゃんがマキマさんに何をされたのかは分かりませんが、相当調教されたことは間違いないでしょう。マキマさんはその言動で部下たちをうまく操っており、デンジもマキマさんの行動で仕事に対するモチベーションをかなり上げています。基本的には柔和な態度のマキマさんですが、力による支配が有効だと思ったら間違いなくその手段を取るでしょう。

パワーちゃんが血の摂りすぎで今より手のつけられない魔人になるのを防ぐため、定期的にマキマさんが血抜きをしているようですが、おそらくマキマさん相手でなければ普通に嫌がるのではないでしょうか。飼う側と飼われる側という関係性がもっとも分かりやすい2人ですよね。

パワーちゃんの特徴として、その虚言癖があげられます。デンジと初めて見回りに出た際、民間のデビルハンターの獲物を横取りし、そのことをマキマさんに怒られているときに「こいつが殺せって言ったんじゃア〜」と言い出し、どれだけ否定してもデンジがそう言ったのだと言い張りました。

そのときは、怒られるのが嫌で原因をなすりつけようとしているのだと思いましたが、そのあとも小さなことから大きなことまで様々な虚言を口にするように。パワーちゃんの言うことはほとんど嘘だと思っていたほうがいいほどの虚言癖を披露するのです。

元が悪魔な以上虚言癖があるのは納得できるな、とも思いますが、これまで出てきた悪魔には虚言癖など見られなかったため、パワーちゃんが悪魔だから虚言癖があるわけではなく、そもそもそういう性格だったのでしょう。ただ、パワーちゃんの虚言癖は、わりとどうでもいいことであったり、自分が責任逃れするときに多く、約束したことは意外と守ることも。虚言癖はあるものの、わりと素直なこともあるのがかわいいところですよね。

パワーちゃん自身が言っていたことなので、どこまで信用していいかは分かりませんが、パワーちゃんがまだ悪魔だったころは相当な強さを誇っていて、下級の悪魔は近寄ってこないほどだったとか。パワーちゃんは現在、マキマさんによって血抜きなどされ力を抑えられているので、他の悪魔にやられたりもしていますが、もし100%の力を解放したら相当な強さを持っていたと思われます。

おそらく、ニャーコを人質にとられていなければ、コウモリの悪魔にも負けなかったのではないでしょうか。血を使うため出しすぎると貧血を起こしてしまうという弱点はありますが、身体能力は高いですし、半分不死身ということを考えると、やはり人間のデビルハンターよりは高い実力を持っていると言えるでしょう。

かわいい見た目と頭の弱い言動、バディであるデンジや、愛情を注いでいるニャーコには心を許しているところ、マキマさんには恐怖心を抱いており、それを隠さない素直さなど魅力が多いパワーちゃん。虚言癖がたまにキズではありますが、それもまた愛嬌ですね。

サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91LH2rUEacL.jpg