リュックの洗い方テクニック/みなさん、どうしてますか?
もしかすると、「リュックは洗ったことがない!」という方が多いのではないでしょうか。「洗濯機で洗ってもいいの?」や「細かい部品はどうすればいいの?」などの小さな疑問があるかもしれません。そこで次から、簡単な方法から乾燥させる方法までをご紹介します!
リュックの洗い方テクニック1.軽い汚れ①「消しゴム」で!
まず、簡単な方法をご紹介します。リュックの汚れを落とす方法は、元となっている汚れの原因にもよりますが、軽い汚れ程度は、消しゴムで落とすことができます。持ち手部分などの手で触る箇所、リュックの底などを、ノートに書いた鉛筆を消すようにごしごしとこすっていきます。消しゴムの材質は、普段使っているものでOKです。リュックの普段のお手入れとして、消しゴムを使ってこまめに汚れを落としておいた方が、あとあと楽ですよ。また、消しゴムも効果的ですが、メラミンスポンジも見逃せません!
リュックの洗い方テクニック2.軽い汚れ②「濡れタオル」や「スポンジ」で!
素材によっては、消しゴムで落ちない場合もありますので、消しゴム以外の簡単な方法をご紹介します。「濡れタオル」や「スポンジ」で拭いて汚れを取る方法もありますのでお試しください。まず、ぬるま湯を入れた桶などに中性洗剤(または薬局などで売っている精製水500mlと洗濯用洗剤5mlを混ぜます)に、タオルやスポンジを浸してから固く絞ります。そしてリュックの汚れた部分を丁寧に拭きましょう。手が荒れないように、ゴム手袋は必須ですね。
リュックの洗い方テクニック3.「洗える」リュックとは?
リュックには、さまざま素材やデザインがあり、洗えるものと洗えないものがあるので注意しましょう。「洗える」リュックの素材についてご紹介します。まず、内側についている「洗濯絵表示」を必ず確認しましょう。「水洗い」のマークがあれば、洗濯は可能です。ポリエステルやナイロン(撥水加工されているものはNGです)、綿などは洗うことができます。ただし、綿製品は色落ちすることがあるので、事前に濡れティッシュなどでこすって色が付かないことをチェックしたほうがベストです。
リュックの洗い方テクニック4.「洗えない」リュックとは?
次に「洗えない」リュックについてご紹介します。基本的には、洋服と同じとお考えください。まず「革製品」は洗うことはできません。「撥水加工」のナイロンも洗うことはできません。また「シールやプリント」があるものは、ハゲることもあるので、ちょっとテクニックが難しいようです。「フリル」や「ギャザー」が付いているものも避けた方がベストです。「塩化ビニール」素材のものは、洗浄液も使うことができません。「部分的に革や濃い色が使われているもの」は、丸洗いをすると色移りが起きやすいので、ご注意ください。「漂白剤」もシミの原因になるのでNGです。必ず内側に付いている「洗濯絵表示」で素材とデザインをチェックしてから、洗う用意をしましょう!革製品は、クリーニング屋さんなどの専門店にご相談ください。
リュックの洗い方テクニック5.落ちにくい汚れはどうしたらいい?~まず下準備を!
先にご紹介したように、洗える素材は、ポリエステルやナイロン(撥水加工のものはNG)、綿などです。これらの素材はOkなので、洗う準備に取り掛かりましょう。まず、取り外しのできる部品、例えば、「ファスナーの引き手」や「レインカバー」などは洗ったときに取れてしまいやすいので、すべて外しましょう。ここまでの方法は、「洗濯機」も「手洗い」も同じです。また、汚れが気になる部分は、事前に消しゴムでこする、または、濡れタオルやスポンジで部分的に洗っておくと良いでしょう。洗濯機にかけたときに汚れが取れやすくなります。手洗いのときにも気になる部分の汚れを取っておくと、作業がぐっと楽になります。
リュックの洗い方テクニック6.落ちにくい汚れは、洗濯機か手洗いで!~「洗濯機」編
「とにかく汚れが落ちることが優先!」という方は、思い切って洗濯機で洗っても良いでしょう。まずリュックを裏返して「洗濯ネット」に入れます。洗濯機に水を溜めて「手洗い」か「ドライコース」、「デリケートコース」を選択し、洗濯機を回します。水の温度は、できれば、ぬるま湯のほうが汚れが落ちやすいですよ。洗剤は、普段使っている液体洗剤やデリケート洗い洗剤で充分です。時間は、3分~5分でOK!また、洗う前の確認として、ポケットにアメやガム、チリ紙などが入っていれば取り除きましょう!
リュックの洗い方テクニック7.落ちにくい汚れは、洗濯機か手洗いで!~「手洗い」編
洗濯機にかけると「型崩れetcが心配!」という方は、手洗いがおすすめです。手洗いの下準備は、洗濯機同様です。素材の確認と、取り外せるものは、外しておきましょう。桶などにぬるま湯を入れて液体洗剤やデリケート洗剤を、ぬるま湯に適量より少なめに入れ、しっかりかき混ぜて軽く泡立ったところで、リュック全体を浸けます。10分ほど浸けておくと汚れが浮き出てくるので、洗いやすくなります。しっかり汚れを落とすポイントは「押し洗い」です。リュックを裏返したり、中に手を入れて内側もしっかり押し洗いしましょう。汚れた水が出なくなるまで、しっかりすすぎを繰り返します。
リュックの洗い方テクニック8.脱水はどうする?
リュックの型崩れやシワが心配でしたら、脱水機にはかけないほうが良いでしょう。自然に水気を切る方法をご紹介します。まず、背面パッドなどの水を吸収しやすい部分があるものは、水を押し出しておきます。次に、全体をよく絞ります。それから、タオルを使って吸水しましょう。シワを叩いて伸ばすなど、必ず形を整えましょう!
リュックの洗い方テクニック9.どうやって干せばいいの?
干すときの鉄則は、「色落ち」を避けること。そのため「陰干し」がおすすめです。直射日光は紫外線のダメージが強いので、せっかくのおしゃれリュックが色あせし、台無しになってしまいます。ご注意くださいね。また、早く乾燥させるために風通しの良い場所が良いですよ。その際、ファスナーを全開にして開口部分を下にしましょう。底に溜まった水が出てくるので、水気が早く取れます。洗濯ポールに通したり、洗濯ばさみなどを使って上手に工夫してください。
リュックの洗い方テクニック10.「臭い」を取るにはどうすればいい?
汚れとともに、スポーツタイプのリュックでしたら、汗などの臭いが気になることもあります。その場合は「重曹」がおすすめです。「洗濯機」と「手洗い」でご紹介した方法で、ぬるま湯に適量を混ぜるだけ。または、大きな袋にリュックを入れて重曹をふりかけて一晩置いておくという方法もあります。重曹は、薬局やホームセンター、100円ショップなどで手軽に買うことができます。お家のお掃除やお料理にも使えるので、かなり重宝します。お値段もお手頃なので1箱用意しておくと便利ですよ。
まとめ
リュックの洗い方についてご紹介してきました。リュックの洗い方のポイントは、次の5つがあります。①簡単な汚れは「消しゴム」や「濡れタオル」や「スポンジ」で落とす。②それでも落ちない場合は「洗濯機」を使って落とす。型崩れが心配な場合は丁寧に「手洗い」で落とす。③脱水は、脱水機を使わないほうが、型崩れやシワの心配がありません。タオルで水分を取りましょう。④干すときは、直射日光を避けて風通しの良い場所で陰干しをしてください。以上4つのポイントがありますが、必ず「素材」と「洗濯絵表示」の確認をしてくださいね。そして、普段のお手入れも大きなポイントです。お気に入りのリュックを長く使うために、メンテナンスを怠りなく、大切にご使用ください。
関連記事
今回はアウトドアにぴったりの大容量リュックを紹介します。これから新しいアウトドアを始めたい方や出張や旅行などの長期外出で大容量のリュックが欲しいという方は参考にしてみては?きっと自分に合った使いやすいリュックが見つかります!
今流行りのリュック女子!これからのコーディネートにリュックはいかが?流行に遅れないあなたにおすすめのかわいいリュックからおしゃれなリュック、おすすめなコーディネートまで教えます!あなたもかわいいリュック女子を目指しましょう。