帯締めとは
引用: http://www.izawaya.co.jp/shopbrand/004/001/X/
帯締めとは、着物を着付けするのに帯を固定する為に使用する、必要なアイテムの1つです。
元々帯締めは江戸時代、歌舞伎役者が帯のズレを防止する為に使われたのが最初で、その便利さより女性の間で流行し、庶民にも使われるようになり、着物や浴衣で一般的に使用されるようになりました。
帯締めの種類は二種類あります。1つ目は、丸ぐけと呼ばれ、布で綿をくるんだ紐です。
もう一つは組み紐になります。組み紐は、・丸打ち(丸組)・角打ち(角組)・平打ち(平組)の3種類に分けらられます。
帯締めは日本の伝統工芸(三重県伊賀市 伊賀くみひも)として今日にも継承されており、その技法も古来より伝えられたものなのです。
引用: http://kougeihin.jp/
帯締めの種類
丸ぐけ
丸ぐけは、紐を丸い棒状にしたものに、芯の部分へ綿をつめたものが丸ぐけと呼ばれています。
この丸ぐけは簡単に手作りすることができる為、和装好きの人はオリジナルのものを作り、使っている人もいます。
材料は布・綿・テープだけでOKです。あとはハリと糸があれば作ることができます。
引用: https://www.amazon.co.jp/%E7%9D%80%E7%89%A9%E7%BE%8E%E4%BA%BA-%E4%B8%83%E4%BA%94%E4%B8%89-%E4%B8%B8%E3%81%90%E3%81%91-%E5%B8%AF%E7%B7%A0%E3%82%81-a540012E/dp/B0066G2KTG
丸打ち
引用: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%AF%E7%B7%A0%E3%82%81
角打ち
平打ち
引用: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%AF%E7%B7%A0%E3%82%81
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帯締めの基本の結び方 本結び
引用: https://allabout.co.jp/gm/gc/22144/
紐の締め方ですが、紐の左が上にくるように交差させます。中心で結びます。結び目を抑えて、上にきたものをもう一度交差させれば完成です。
帯締めの位置は帯の真ん中あたりにくるように合わせましょう。真ん中より下の方につけると年配の方の印象です。また真ん中より少し上だと若々しい感じ仕上がります。
この基本の結び方(本結び)ですが、これさえマスターしておけば他の帯締めの方法にも応用がききます。結び方について本結びを基本にして使っているものが多い為、しっかりマスターすることが重要です。
紐の房部分ですが、結婚式などお祝いごとの場合、房は上向きです。
引用: https://allabout.co.jp/gm/gc/22144/
紐の房部分ですが、お葬式などの悲しみの場合、 房は下向きです。
引用: https://allabout.co.jp/gm/gc/22144/
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寿結び
寿結びの結び方ですが、結び目が上向きになるよう締める方法です。この結び方は基本の結び方(本結び)に似ています。本結びをマスターしてから取り組むととてもわかりやすいです。
引用: https://ameblo.jp/kome8yo-kichi/entry-11970909063.html
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藤結び
結び方の基本(本結び)を2回続けて行います。帯締めを重ねて、輪を作り上からくぐらせて結びを作り完成です。本結びに比べボリューム感が出ます。シンプルなので大人の女性にぴったりです。
引用: https://ameblo.jp/umeko999/entry-11367741556.html
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華ぶさ結び
基本の帯締め(本結び)のあと、左右の帯締めで輪を作り、蝶結びを作ります。
輪を少し小さめにして、垂れている帯締めの両端を結びます。裏側より上から下に向かいもう一度通し、形が綺麗になれば完成です。とても可愛く若い女性にぴったりですね。
引用: https://izilook.com/6045
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ハート結び
結び方の基本(本結び)を作ってから、帯締めの両端を交差させ上から下へ通します。房の部分がハートの形の下の方で重なるように形を整えればハート結びの完成です。
こちらも華ぶさ結び同様、帯締めだけでボリュームがでます。デザイン的にも若い女性にぴったりです。帯締めにささやかなメッセージ。ハート型の帯締めに気づく彼は100点満点ですね。
引用: http://okimono.citylife-new.com/e122565.html
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とんぼ玉飾り
帯締めの方法についてご紹介させて頂きましたが、ただ帯を締めるだけじゃつまらない。もっと自分らしく和装を着こなしたい人にオススメなのが、トンボ玉を使ったアレンジ方法です。とんぼ玉は和装と相性が良いので、帯締めに使っても良し!カンザシなどのヘアアクセサリーに使っても良し!ちょっとした小物に使っても良し!の万能アイテムです。トンボ玉はお店などで購入することもできますが、自分で作ることもできます。作り方は専門知識のある人の元で行いますが、1時間もあれば完成することができます。実際私もとんぼ玉を作ったことがありますが、売り物のようにうまくはいかなかったものの、自分だけのオリジナルのトンボ玉が完成し、とても嬉しかったのを覚えています。作り方も簡単なので、自分だけのオリジナルを求める人は作ってみるのもありだと思います。
引用: https://kinari-glass.com/acce/obidome.html
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トンボ玉のアクセサリーとしての使い方
引用: https://www.asoview.com/item/activity/pln3000003823/
帯締めは和装の唯一のアクセサリーです。 今では、和装してもピアスなどのアクセサリーをつける方もいますが、基本和装はアクセサリーはつけません。 基本時計もダメです。和装の中で唯一つけても良いアクセサリーが、実は帯周りのアクセサリーなのです。 その種類としては帯留・帯飾りなどがあります。帯締めや帯へ挟んだり、ぶら下げたり。人によってアレンジ方法は様々ですが、昔の人は小さなおしゃれで差をつけていたのですね。 そのことから帯留めの一つとしてトンボ玉が使われおり、和装のアクセサリーとして最も取り入れやすく、作り方も簡単で、結び方もしっかりとめられるので人気です。
引用: http://www.wargo.jp/blog/?p=21582
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温泉宿によくある浴衣
温泉宿に行くと浴衣をサービスで貸し出ししているところがありますが、和装に慣れてない若者にとったら、着てみたいけど大丈夫かな?と少し考えると思います。しかし浴衣は着物と違い比較的簡単に着る事ができるので、それとなく着ることができます。そこで、温泉宿での浴衣スタイルに少しアレンジを加えたい時、今回ご紹介した帯締めの方法を是非お試し頂ければと思います。また温泉宿での浴衣サービスは小物まで取り揃えているところもあります。そういった機会には是非色々と試して、ご自身に似合うものを探して見てください。
引用: http://www.shinkameya.com/yukata.html
浴衣の簡単な着方
また、浴衣を着る時の基本ですが、必ず右前にして着てください。右前とは浴衣の右が下、左が上に来るように前を合わせる事です。
うっかり着方を間違えてしまうと亡くなった方への着物の着せ方になってしまいます。
くれぐれもご注意ください。
また、女性について浴衣(和装)を着た時は髪はまとめてアップにするのがすっきりと浴衣を着ることができるのでおすすめです。
引用: https://ikedanaoya.com/fashion/post-12889/
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は 浴衣の帯締め簡単アレンジ!トンボ玉の作り方・結び方と小物飾りの使い方 温泉宿でのマナー についてご紹介させて頂きました。日本人でありながら実生活で私たちは和装と縁が遠い方が多いかと思います。一年の中で夏の時期だけ浴衣を着るくらいで、あと着物は一生に何回か?ではないでしょうか。
しかし、日本人として生まれたからには、美しく和装を着こなすことも大切なことだと思います。
今回ご紹介させて頂いたのは、帯締めとトンボ玉を使ったアクセサリーをメインにご紹介しましたが、帯締め方法もまだまだ沢山ありますし、和装はほんと奥が深いです。今回ご紹介させて頂いたものに少しでも興味が湧いたのであれば、是非今年の夏は浴衣(和装)にチャレンジして頂ければと思います。
引用: https://haru2.jp/articles/QPQEa