1.ラッピングリボンのかけ方~基本編~
まず基本編から。なんとなくいつも蝶々結びいびつになっていて、結び終わってから、よいしょっと向きを強引に変えてごまかしている人はいませんか?筆者が実はそうでした。お恥ずかしい限りです。でもお仲間のみなさん、安心してくださいね。意外と綺麗に蝶々結びするやり方って一度習得してしまえばとっても簡単です。基本をマスターしてしまえばあとは種類によって位置を変えるだけです。これでプレゼントのときもこまらないはず!!
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①箱の下にリボンを置く
まず箱の下にリボンを敷いて、両手でリボンをもちます。ちなみに、リバーシブルの種類のリボンは最初は使わない方がいいかと思います。リバーシブルのやり方もありますが、(参考URL:https://www.cotta.jp/special/wrapping/ribbon.php)とりあえず裏表同じ色のリボンで練習しましょう。ふつうに右手で右のリボン、左手で左のリボンを持ってくださいね。
②右手のリボンを上に
普段この辺を適当にやっている人が多いのですが、綺麗にするコツはここで右手で持ったリボンが上!と決めてしまうことです。図のように右手のリボンを左手のリボンの上に来るようにクロスさせます。右手のリボンが上!と覚えておくとこれからも簡単です。ここから下に通して結び目を作っていきます。
③結び目作り
もともと右手で持っていて、左手のリボンの上に乗せていたリボンを、そのまま左手のリボンの下に潜らせます。そして、もう片一方のリボンを上にのばし、ぎゅっと締めます。なので、結び目は図のようになっているはずです。右から来ているリボンが下に向かって伸びていれば正解です。
④一つ目の輪っか作り
下に来たリボンでわっかを作ります。このとき、上に伸びているリボンはそのままです。輪っかの大きさはおまかせします。今回はわかりやすくするために、大きめに折り目をつけて輪っかを作ってみました。
⑤ポイント!上からかける
つくった輪っかの上に上に置きっぱなしだったリボンを右手で輪っかの上から左に向かってかけます。わかりにくいですが、筆者が持っているのは先ほど作った輪っかです。この輪っかの上から左にかけるのが最後綺麗に見せるポイントなのです。
⑥穴を作る
輪っかの上にかけたリボンを輪っかの(何度も言いますが筆者が支えているのは輪っかです)裏からくぐらせます。このとき緩めにくぐらせると、穴ができますよね。この網目状で記した穴に、右手で先ほど裏からくぐらせたリボンで輪っかをもう一つつくって穴の中に入れ込みます。
⑦仕上げ
形を綺麗に整えます。今回はわかりやすく簡単に見えるように大きめのリボンにしましたが、人に贈り物としてあげるリボンならもう少し小さめのリボンの方が可愛いかと思います。今まで違うやり方でやっていた人は最初は難しいかもしれませんが、慣れれば簡単なので、ぶきっちょリボンだった方はぜひこのやり方をやってみてください。3回もすれば慣れで綺麗なリボンが作れるようになりますよ!
⑧リボンの先の切り方
そのままバサッと切ってもいいですが、V字型に切ったり、ギザギザバサミを使ってもいいです。こらは好みによりますので、みなさんのお好きなように切っていただければと思います!
2.ラッピングリボンの種類〜斜めがけ〜
斜めがけリボンのラッピングのプレゼントを貰うとなんだか特別感がありますよね!一気におしゃれに見えます。斜めがけのやり方も案外簡単ですし、何より見た目が綺麗です。リボンの種類も問いませんし、斜めがけもぜひ一度トライしてみてください。一度斜めがけをした後に箱の後ろ側を見て欲しいのですが、意外と丈夫ですよ。心配な方は裏面がテープになっているリボンを使ってもいいかもしれませんね。
ラッピングリボン斜めがけ編①蝶々結びの長さを決める
よほど縦横比の激しくない箱である限りは、およそ一辺の長さでちょうどいいぐらいだと思います。指でしっかり持って忘れないようにします。
ラッピングリボン斜めがけ編②右上角部分にリボンをかける
①で測った分を左手で箱の上の辺の中央に固定して、右上角にリボンをかけます。そして後ろを通して、左縦辺の中央に回して来ます。
ラッピングリボン斜めがけ編③上部分で結ぶ
左下角に回したリボンを、真下の辺中央から真上の辺中央まで一気に裏から引き上げます。そして辺のところで硬く結びます。最後に形を綺麗に整えて、これでプレゼント用斜めがけの種類のやり方は終了です。
3.ラッピングリボンの種類〜十字〜
プレゼントのラッピングの種類としてスタンダードな十字がけリボン。やり方は、まずリボン用の長さのリボンの辺を左手で測っておいて、横にしたリボンの中央の上に上に箱を置き、箱の真上でリボンを十字にクロスさせ、短い方のリボンを右手で持って箱の上の辺の中央に固定し、左手で長いリボンを箱の下に回し縦に一周させ、あとは1.と同じ方法でリボン結びをします。丈夫ですし、プレゼント感が出ますし、新聞や雑誌を結ぶ時などにも使えるので会得しておいて損はないと思います!笑
4.ラッピングリボンの種類〜V字がけリボン〜
一気に上品になり、特別な日のプレゼント用にも適しているリボンの掛け方です。やり方は意外と簡単ですので、ぜひお試しを。左手で蝶結びの分の辺を箱の上の辺の中央で固定して、右手でぐるぐると縦に箱の真ん中を二重させます。最後に、二週目の上まで来たら、箱にかかっている二重のリボンの上からかけて下に通します。(参考画像下:https://www.cotta.jp/special/wrapping/ribbon.php)そしてそこでリボンを作って、下にズラしたら出来上がりです。薄めのレース生地のリボンなどですると、より雰囲気が出るかもしれませんね。
5.ラッピングリボンの種類〜ダブルリボン〜
よく帯などで使われますが、箱のラッピングで使ってもとってもかわいいですよ!やり方は、蝶結びを二回繰り返すだけです。これはリボンの辺が余っていれば無限に出来るので、トリプルリボンなどにして洒落っ気が効いていてかわいいかもしれません。手間はかかりませんが、普通のリボンと違うというところがかわいいですし、女子ウケは抜群にいいかと思います。
6.ラッピングリボンの種類〜フレンチボウ〜
ひたすら輪をつくって、ねじって、折り返して輪をつくって、更にねじってまた逆に折り返して輪を使って…という職人技です。詳しいやり方(URL:https://www.lets-wrapping.jp/ri_arrange/french.html)少し高度にはなりますが、ハマる人はハマるかも?!フレンチボウができてしまうと正直ラッピングどころではなく、どんな場面でどこの飾り付けだってプロ並みにできますので、リボンを触る機会があれば練習してみてもいいかもしれません。単純作業なので、なれてしまうと、ある地点でスッと簡単にできるようになります。笑
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7.まとめ
いかがでしたでしょうか。お店で売っているようなステキなリボンのラッピングも、案外簡単にできるかも!と本記事で思っていただけたら大変嬉しい限りです。リボンにもいろいろ種類がありますし、リボンの先の切り方もV字型に切ったりギザギザバサミを使ったりと様々。贈り物の際にぜひチャレンジしてみてください。また、今回は簡単なものばかりご紹介しましましたが、最後のフレンチボウのようにリボンの世界は実は奥が深いので、いろいろとチャレンジしてみてもいいかもしれません…!100円均一で揃うリボンですが、いくらでもやりようはあります!