表情筋トレーニングとは？
横から見ても綺麗なフェイスラインの有森架純さん。すっきりしたあごのライン、ほうれい線のない張りのある頬、そして綺麗な笑顔。女性としてうらやましい限りです。歳をとると、もうこんな風に生き生きとした表情はできなくなるのでしょうか。表情を司る表情筋も衰えるものなのでしょうか。
表情筋とは目や口・鼻などを動かす60種類以上の筋肉です。筋肉の端が皮膚とつながっていて、筋肉を収縮することで皮膚を動かし表情を作ります。進撃の巨人の大型巨人を覚えていますか？皮膚の下はあんな風に筋肉で覆われているのです。
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表情筋の種類と名前
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人間の実際の表情筋はこんな風になっています。口輪筋だけでもさらに6個の筋肉に分かれていて、それぞれが動いて複雑な表情を作りだすわけですね。上の図で説明をすると、まずは前頭筋。眉をあげる筋肉で、衰えると額がたるんで横じわが現れます。次に眼輪筋は目の回りの筋肉で、目を開いたり閉じたりさせます。衰えると上まぶたのたるみを引き起こします。
頬筋は口角を動かす筋肉で、これが衰えると口角が下がってきます。口輪筋も口元の筋肉で、衰えると口角も下がり、ほうれい線に影響します。最後に頤筋。衰えると二重顎になると言われています。表情筋は鍛えないと収縮しなくなって伸びたままになり、衰えていくのです。こう聞くと早速表情筋をトレーニングしなくては！と焦ってしまいますね。
表情筋トレーニングの注意点
表情筋のトレーニングに当たっては、ネットで出回っている様々な方法を鵜呑みにするのはおすすめしません。場合によってはしわが深くなるケースもあるので注意しましょう。大事なことは鏡を見ながらシワができていない状態を確認しながら行いましょう。また、トレーニングによる効果を維持するには、継続してトレーニングしなくてはなりません。やめると自然に元のフェイスラインに戻ります。無理のない範囲で継続できるトレーニングを見つけましょう。
まぶたに効く表情筋トレーニング①上まぶたを鍛える
たるんだまぶたは老けて見えがちで、目も小さくなってしまいます。上まぶたをトレーニングしましょう。アンチエイジング効果のあるトレーニングです。
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おでこに手を当てて、眉をゆっくりと上げていきます。限界まで上がったら10秒そのままキープ。眉をもとの位置にもどします。これを5回繰り返したら、目を閉じてまぶたをリラックスさせて終わりです。同じやり方で、おでこに手を置いたら、下まぶたをぐっと上に引き上げて10秒キープすれば下まぶたも鍛えられます。
まぶたに効く表情筋トレーニング②目のまわりを鍛える
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まぶただけでなく、目尻や目頭の筋肉も鍛えます。顔をあげて天井を向き、目は床の方を見ます。そのまま10回ゆっくりと瞬き。次に顔は床にむけて目は上の方を見たまま10回瞬きします。眼輪筋が動いているのがよくわかります。また、簡単ですが眉間の間の筋肉を指でもみほぐすのも効果的です。
口角アップに効く表情筋トレーニング①舌回し
口角が下がると一気に老けて見えるだけでなく、不機嫌・不健康なイメージを周りに与えます。口角アップは幸せの始まり。そんな風に考えて口角アップのためのトレーニングをしてみましょう。
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歯の外側に沿って舌先をぐるりと回すトレーニングです。一周を一回として20～30回を一日2セット行いましょう。いつでもできるアンチエイジング法です。最初は頬の内側やあごなどいろんなところが痛くなります。そして唾液がたくさん出るはず。唾液には成長ホルモンの一種「バロチン」が含まれていて、お肌の新陳代謝を促してくれます。唾液がたくさんでるとお肌のターンオーバーが早くなるので若返るというわけです。
小顔効果があるといわれていますが、小顔というよりも口輪筋、頬筋、頤筋のすべてを動かしてトレーニングできるので、フェイスラインがすっきりして、たるみ・シワが改善される嬉しい効果が割と早めに表れます。ながらトレーニング可能なので、台所仕事の時、パソコンに向かっている時、通勤時にはマスクをしていれば周りにはばれないでしょう。やりすぎるとエラが張るという噂がありますが、実証されているわけではありません。心配無用です。
口角アップに効く表情筋トレーニング②いういう運動
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口を「いー」の形にして口角を広げ「いー」といいながら5秒キープ。次に「うー」。形は唇を前に突き出して「うー」といいながら5秒キープ。これを3巡します。口角を支える筋肉が痛く感じれば効いている証拠。少し筋肉が痛いくらいがトレーニングとしてはアンチエイジングに効果的です。ちょっと頑張ってみましょう。
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口角アップに効く表情筋トレーニング③割りばしトレーニング
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使うのは割りばしだけ。簡単なアンチエイジングトレーニングです。まず、割りばしを前歯で咥え、口はいの形にして、必ず割りばしよりも口角を上げるようにして30秒キープします。これを3セット繰り返します。舌回し・いういう運動に比べるとやや強度が下がります。初心者はこの割りばしトレーニングから始めたらいいかもしれません。慣れてきたら、より強度の高い舌回し・いういう運動に移るといいでしょう。
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フェイスラインすっきり！表情筋トレーニング①ベロだし運動
あごからえらにかけてのラインが，年をとると皮膚がたるみブルドッグのようになってしまうことってありますよね。そうならないように、フェイスラインをすっきりさせて若返るトレーニングをしましょう。ベロだし運動は首筋と下あごを鍛え、たるみや二重あごの予防になります。
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顔を上に向かせ、口を開けて下を出します。鼻につくようなイメージで舌を突き出すようにして5秒キープ。これを5セット行います。あごのラインが引っ張られるような張りを感じれば効いている証拠。
フェイスラインすっきり！表情筋トレーニング②あいうえお運動
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このトレーニングは、首に縦ラインができるくらい口を大きく開けるのがコツです。「あー」と口を首に縦ラインができるまで開きます。首を触りながら声を出すといいでしょう。次に「いー」です。口角をしっかり引きながら揚げます。その後「う」「え」「お」と終えをだしながら5秒ずつキープ。あごから首にかけてストレスをかけるようにしましょう。普段使わない筋肉をしっかり鍛えることでフェイスラインがすっきりして若返る効果があります。
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フェイスラインすっきり！表情筋トレーニング③ガムをかむ
意外ですが、ガムをかむことで下あごを支える筋肉が鍛えられ、フェイスラインのたるみ・二重あご防止に効果があるのです。ガムをかむことで若返るなんてびっくりですね。ただし注意点もあります。片側だけでかまないこと。左右の歯でまんべんなくかまないと顔の歪みにつながります。
口を閉じて、バランスよくかみましょう。ガムはシュガーレスがおすすめ。砂糖入りで虫歯になってしまうと顔の歪みを招きかねません。またガムをかむことで、唾液がたくさん出ると成長ホルモンが分泌され、アンチエイジング効果につながります。一回5分程度で一日2～3回くらいで十分効果があります。
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表情筋をトレーニングしてアンチエイジング
割りばしやガム、舌回しなど簡単な表情筋をトレーニングでアンチエイジングや口角アップの効果があるのなら、やってみて損はありませんね。表情筋は鍛えなければそのまま衰えていくだけです。ちょっとした心構えやトレーニングで表情が若返るなら是非挑戦してみませんか？気を付けなくてはいけない事は、特にまぶたです。まぶたはとても薄い皮膚なので、マッサージしたり、引っ張ったりするとすぐに伸びてしまい、たるみ・シワにつながります。直接まぶたを触らないトレーニングでまぶたを鍛えるといいでしょう。
普段から口角をアップするように気をつけるだけで、表情もかなり変わってきます。若返ることばかり気をとられずに、口角アップを心掛け、明るい表情と素敵な笑顔を目標にするといいでしょう。自然と気分が上がり、よりトレーニング効果もアップします。
