モーニングページとは?
モーニングページとは、毎朝思いついたことをノートに書き綴っていくことを指します。(夜ではなく朝に書くようにしましょう)書き綴ることはどのような内容でも構いません。仕事・人間関係・恋愛・育児・夢(やりたいこと)・体調・趣味など思いついたことをひたすらに書き綴るようにしましょう。何を書いていいか分からないときは小さいことでも構いませんので、頭に浮かんだものをアウトプットするようにしましょう。
モーニングページは、ディレクター・教育者・作家であるジュリア・キャメロンさんの著書である「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」(原著The Artist’s Way)の中で提唱されている創造性を見つめなおすワークが元になっています。実現可能かどうかは別として、毎日継続することで、やりたいことを整理できて、様々な変化を引き寄せることが出来ます。また、モーニングページを継続することによって、日常生活に忙殺されていた思いがけない感情を呼び起こすことが出来ます。
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モーニングページのやり方・書き方・効果まとめ:やり方編1早起きして夜ではなく朝にモーニングページを作成する
ノートに思いついたことを書く際には、その名の通り、夜ではなく朝早くに実践するようにしましょう。なぜなら、夜の場合であると、眠気や疲労感などによって思いついたことを書き出す作業を長続きさせることが難しいためです。また、夜ではなく朝にモーニングページを作成することによって頭がすっきりして日中の作業がはかどるようになるためです。さらに、昼や夜であると1日の振り返りになりがちですが、朝の場合だと自身の感情に素直に向き合うことが出来るためです。仕事や学校が忙しくて時間が足りないという方はいつもより15分早く起きるように心がけましょう。
モーニングページのやり方・書き方・効果まとめ:やり方編2:ノートの大きさを決めて、毎日3ページ書くようにする
朝早起きすることを習慣化したら、次はノートとペンを用意するようにしましょう。ペンはどのようなものでも構いませんが、ノートの大きさはご自身に合ったものにしましょう。モーニングページを始めたての方は、ノートの大きさはコンパクトなものにしておきましょう。(ノートの大きさが大きすぎるものであると、毎日継続するモチベーションが下がるため)モーニングページ初心者の方におすすめなノートの大きさは、文字数が少なくてもページを埋めやすいA6やA5のサイズのノートを使用するようにしましょう。
ノートの大きさを決めたら、毎朝3ページを埋めるようにしましょう。慣れないうちは1ページを書くのも時間がかかるかもしれませんが、変化や効果を引き寄せるために毎朝3ページ以上を埋めるように心がけましょう。
モーニングページのやり方・書き方・効果まとめ:やり方3最初の8週間はモーニングページを読み返さないようにする
モーニングページは最初の8週間は読み返すことは出来ず、9週目に初めてノートを読み返すことが出来るというルールがあります。9週目に、モーニングページを読み返すことによって、自身の気持ちの棚卸を出来るのみならず、気持ちの変化の機微を再確認することが出来るためです。恋愛や人間関係などの悩みを読み返すことは辛いことですが、自身の本当の気持ちに向き合うために繰り返し出てくる言葉や無意識に出てきている言葉を確認しましょう。そうすることにより、気持ちに整理が付くことになり、モーニングページの変化や効果の引き寄せをより確実なものになります。
モーニングページのやり方・書き方・効果まとめ:書き方編1ネガティブなものであってもポジティブなものであってもいいので思いついたものを書くようにする
モーニングページを実践する際には、ネガティブな考え・ポジティブな考え問わず頭に思い浮かんだものをノートに書き綴るようにしましょう。上記で説明したように、仕事・恋愛・人間関係・育児などの日常生活のことでも構いませんし、モーニングページを書き込んでいる際の感情ややりたいことでも構いません。何も思いつかない場合は、3ページを埋めるために頭に思い浮かんだものを適当に書き綴っても大丈夫です。書く内容としては、嬉しいことや楽しいことといったポジティブなものでもいいですし、悲しいことや辛いことなどのネガティブなものでも有りです。
変化や効果を引き寄せるために3ページを埋めることがポイントになります。
モーニングページのやり方・書き方・効果まとめ:書き方編2手書きで書くようにする
モーニングページを実践する際には、パソコンやスマホではなく手書きでノートに書き綴るようにしましょう。手書きで書くことによって、ノートに書きこんだ際の感情を知ることが出来るため、過去の自分を振り返る大事な記録を作成することが出来ます。パソコンやスマホで書くのがダメな理由は、書き直しが簡単であったり、統一された文字で感情を読み取ることが出来なくなるためです。ありのままを書き綴る必要があるので、間違った文字や気に入らない言葉を修正する必要はありません。
モーニングページのやり方・書き方・効果まとめ:効果編1:ストレス解消
モーニングページは脳のデトックスとも言われており、脳内に思い浮かんだことをノートに書き綴ることにより、脳内がスッキリし、ストレス解消につながります。また、恋愛や人間関係など思いついたことを全て書き綴ることにより、本当にやりたいことや自身の方向性が明確に引き寄せやすくなるため、生き方に対するストレスも軽減されるというメリットがあります。
モーニングページのやり方・書き方・効果まとめ:効果編2無意識のうちに考えていたことを明らかにすることが出来る
モーニングページを書く際には、自身の気持ちに素直になって思いついたことをひたすら書くため、無意識のうちに繰り返し考えていたことを言語化することが出来て、明らかにできるというメリットがあります。また、無意識の内に悩んでいたことを明らかにすることで、自身の価値観や固定観念に向き合えるというメリットもあります。
また、日常生活で常に頭の中に巡っている思考や自身でも気づかれていない眠った感情を明確にすることによって、良い意味でも悪い意味でも自身の考え方に刺激を与えることになります。
モーニングページのやり方・書き方・効果まとめ:効果編3行動的になれる
モーニングページを行うことにより、自身のやりたいことを明確に引き寄せることが出来るため、何をすべきかが明らかになり、恋愛や仕事に対して行動的になれるのが魅力の1つです。また、モーニングページを昼や夜に読み返すことによって、やりたいことを再確認できるというメリットもあります。
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モーニングページ全体のまとめ
今回は、モーニングページの概要・モーニングページのやり方・書き方・効果についてご紹介しました。モーニングページは夜ではなく朝に行うことによって自身の無意識な部分を明確に引き寄せることが出来て、恋愛や仕事に積極的になることが出来ます。また、モーニングページを無理なく継続するためにもノートの大きさは小さめのものを選ぶようにしましょう。(ノートの大きさとしてはA6やA5のもの)恋愛や仕事面において変化や効果を引き寄せるためにも毎朝3ページを欠かさず埋めるようにしましょう。