【綺麗な爪・かわいい形♪男女・巻き爪の方・やすりのかけ方も】ただ切るだけではダメ!切り方のコツ
日々伸び続ける爪、どう切っていますか?特に何も考えずに切っている方も多いかと思います?通常、生活するためだけならそれでも構わないのですが、美しい爪であり続けたいという場合は、爪の切り方にも多少の知識とコツが必要です。
コツといっても覚えてしまえば簡単で、正しい爪にするための知識を覚えれば、美しい爪を保つことは難しいことではありません。手足ともとも、美しい爪はあなたの印象を良くしてくれます。今回は、爪の切り方、お手入れ方法などの知識やコツをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事
【綺麗な爪・かわいい形♪男女・巻き爪の方・やすりのかけ方も】間違った爪の切り方「深爪」
無意識のうちに間違った切り方をしている方が多いのが現実。例えば深爪という切り方。みなさんも無意識のうちにこの切り方をしてしまっているのではないでしょうか?確かに伸びた爪を短く切ってすっくりさせると気持ち的にもすっきりしますよね。では、なぜこの切り方間違っているのかを最初にご紹介します。
深爪
気持ち的にすっきりするため、深爪が好きだという方も多いと思います。ですが、深爪は実は大変な切り方なのです。爪を切りすぎると、肉と爪が面している部分の「爪床」と呼ばれる部分が剥き出しの状態に。この爪床と呼ばれる部分には毛細血管が集中しており、とてもデリケートな部分なのです。本来爪はこの部分を守るための役割を持っているのですが、深爪によるダメージ・外傷などを与えてしまうと、感染症のリスクが高ります。
この切り方で引き起こす症状「化膿性爪囲炎」
指先に起こる細菌感染症の一つです。爪の周りが赤く腫れて痛みを伴い、放置すると爪を切除しなければいけなくなる場合も。激痛ですが、ほとんどは適切な処置をすれば大事には至りません。
この切り方で引き起こす症状「陥入爪」
爪の角が、皮膚に突き刺さってしまう現象です。重症の場合には、出血や痛みで歩行が困難になる場合も。症状として巻き爪に似ています。
【※切る前に】巻き爪の人はどうしたらいい?
巻き爪の原因を探ってみよう!
まず、巻き爪になる原因を探ってみましょう。巻き爪は「爪の切り方」に問題がありました。間違った爪の切り方を行っていると、「巻き爪」という現象が発生します。特に起こりやすい場所は、手ではなく「足」。特に親指の巻き爪は、歩き方によって全体重がかかり、親指に負担がかかってしまいます。特に爪によって細菌がが入り込み、炎症を引き起こして歩くのも困難になります。
爪を切るなら「皮膚科」へ
巻き爪の状態で爪切りを使うことは危険です。まずは近くの皮膚科へ行き、巻き爪の治療を行うことを優先してください。また、巻き爪をそのままにしておくと、歩行にも影響を及ぼし、骨盤や背骨の変形などにも負担がかかります。身体への影響が出る前に、まずは治療ですね!
【※切る前に】二枚爪の時はどうする?
二枚爪になる原因を知っておこう!
爪の構造は、「トッププレート(背爪)・ミドルプレート(中爪)・アンダープレート(腹爪)」といい、1枚ではなく3枚構造になっています。そして二枚爪は、トッププレートとミドルプレートの間がはがれたりなど、3枚のうちどれかがはがれることで起こる現象のことです。原因は様々で、栄養不足、外的衝撃、乾燥などがあげられます。
この状態で爪を切ると、余計に悪化してしまいます。まずは日頃から二枚爪を解消しておきましょう!日頃からケアしてほしいことは、女性に多い水仕事。家事を行ったらハンドクリームなどでケアをする、爪の除光液を頻繁に使わないなどです。これだけでも解消できるので心がけてくださいね。
【綺麗な爪・かわいい形♪男女・巻き爪の方・やすりのかけ方も】やってはいけない爪の切り方「バイアス切り」
バイアス切りは、爪の両端部分を深いところまで切る切り方です。この両端部分が少なくなると爪全体の強度が落ちてしまい、内側と爪その両方が痛んでしまう原因に。巻き爪の原因も、この切り方によるものがほとんどです。爪が変形し、指の肉に食い込む症状ですが、激痛に悩む方も大変多く、引き起こさない予防策として正しい爪の切り方が重要になってきます。
【綺麗な爪・かわいい形♪男女・巻き爪の方・やすりのかけ方も】やってはいけない爪の切り方「爪の白い部分に沿って切る」
多くの方はこれが正しいと思っているのではないでしょうか?ですが、これも深爪やバイヤス切りになってしまうとても危険な切り方なのです。爪の白い部分というは個人差があって、爪先にしか白い部分がない方、深いところまで白い部分がある方など人それぞれです。そのため、この白い部分を目安にしてしまうので、良い切り方とは言えなません。
では正しい爪の切り方とはどういうものか?ラウンドやスクエアオフ、スクエアなど正しいとされている切り方のタイプを次にご紹介します。
【綺麗な爪・かわいい形♪男女・巻き爪の方・やすりのかけ方も】正しい爪の切り方
切り方①「爪の端から切る」
手足両方の爪はとにかくデリケートです。短くしようと急に大きく切ると、爪が割れる場合もあります。なるべく手足の爪に負担をかけないように、両端の方からちょっとずつ切るのが正しい切り方。真ん中から切ると爪の両端部分にに負荷がかかります。そのため、端側から少しずつ切るようにしましょう。端といっても、端側の切り過ぎには注意してください。巻き爪などの原因になってしまいます。
切り方②「角は切らない」
手足の爪は端側から切っていくとご紹介しましたが、まっすぐ横に切っていくイメージで切りましょう。ですが、角切りすぎないように、手足ともに注意してください。手足の爪の角は一番弱い部分です。ここに負荷がかかると割れる恐れが。手足の爪の角は切りすぎないようにし、端部分から直線に切ります。
切り方③「最後にやすりで整える」
角はなるべく切らないほうが好ましいですが、角を残したままですとどこかに引っかけて、割れや思わぬ怪我の原因に。それを防止するために、仕上げるときはやすりを使用し角を丸くします。この爪の形はスクエアオフというもので爪への負荷に一番強い形です。
手足の爪をやすりで削る際には、一方方向にだけ動かして削るようにしましょう。左右に削ってしまうとやすりの刃によって手足の爪が痛んでしまいます。
【綺麗な爪・かわいい形♪男女・巻き爪の方・やすりのかけ方も】おすすめの爪の形「ラウンド」
先ほどご紹介したスクエアオフが更に丸みを帯びた形、ラウンドと呼ばれる爪の形です。ラウンドは、スクエアオフよりも強度は劣るものの、ごく一般的に認識されている自然な爪の形をしているため、体に自然になじみやすい形となっています。
ラウンドの他にも、スクエアオフよりも角ばったスクエアや、ラウンドよりも少し鋭角なオーバル、ポイントなどがあります。ネイルをされる方は恐らくできる形が限られると思いますが、ネイルをしていない方や男性の方にはスクエアオフ、ラウンドがおすすめです。
【綺麗な爪・かわいい形♪男女・巻き爪の方・やすりのかけ方も】爪を切るのに適しているタイミングは?おすすめのタイミング
お風呂上り
入浴後は、爪が非常に柔らかくなっているため、爪を切るときの負担が少なくなるため、爪を切るのに最適なタイミングなのです。汚れもなく清潔な状態なので、感染症のリスクも少ないです。メリットばかりなので、爪を切る場合は、入浴後に爪は切るようにするとおすすめです。
ぬるま湯に浸けておく
お風呂上りに爪を切るのはちょっと・・・という方もいるかと思います。そんな方は、洗面器などにぬるま湯を溜めて5分ほど手を浸します。そうすることでお風呂上りのように爪を柔らかくできます。清潔面では、石鹸やハンドソープをお湯に溶かしておき、爪や指先をキレイにするようにすると良いです。
【綺麗な爪・かわいい形♪男女・巻き爪の方・やすりのかけ方も】爪を切る道具選び
通常の爪切り
どのご家庭にも一つはある定番アイテムだと思います。大きさは様々ですが、一番爪に負担がかかる道具でもあります。自分の好みで選んでも全く問題ありませんが、使用した後や保管の際には洗浄をなどを定期的に行って、清潔さを保つようにしましょう。
ネイルニッパー
ネイリストが使用しているプロ用アイテム。数百円~何万円もするものまで、幅広い種類があり、切れ味などが異なります。切れ味がいいものの方が爪を切るときの負担は少ないので、高ければいいというわけではないです。あくまでも無駄な力をかけずにきちんと切れるものを選ぶようにしましょう。
爪やすり
爪を削る道具で、角を丸くするときに使います。表と裏で目の粗さが違うため、粗目の部分で削り、細かい部分で仕上げていくという使い方が基本となってきます。
また、プロが愛用する専用アイテムに「エメリーボード」と呼ばれる用具もあります。目の粗さが様々で種類が沢山ありますので、何種類が持っておくと便利なアイテムです。
【綺麗な爪・かわいい形♪男女・巻き爪の方・やすりのかけ方も】爪切り後のケア
爪切り後は必ずお手入れを行うようにしてください。ネイルオイル・ハンドクリームなどを使って、爪と指先をマッサージします。爪にとって乾燥は大敵。色々なものに触れて、指先はとても乾燥しやすい部分ですので、爪切り後や入浴後は必ずケアを忘れずに行いましょう。
関連記事
まとめ
いかがでしたか?普段何気なく行っていた爪の切り方も、正しい切り方や間違っている切り方が多数あり、多くの方が間違った切り方をしているようです。ぜひこの記事を参考にして、爪切りを見直してみてください。爪切り後のお手入れもお忘れずに。