おすすめの枕の素材・正しい選び方-1.低反発ウレタン
使う人の頭や首にフィットしてくれる柔軟性に優れた低反発ウレタン。手で触った瞬間に手の形が残るくらいの柔らかさがあるのが特徴です。体圧を分散してくれて寝心地がいいので体にかかる負担を軽減してくれます。快眠を求める人の中でも人気のある素材です。
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おすすめの枕の素材・正しい選び方-2.高反発ウレタン
低反発枕が人気な一方で、じわじわ人気がきているのが高反発枕です。硬めの枕が好みでしっかり体を支えてくれるようなものが好みの方には高反発枕がおすすめです。頭と首をしっかりサポートしてくれ安定性があります。
おすすめの枕の素材・正しい選び方-3.ラテックス
逆に柔らかい枕が好みで、かつサポート力があるものが好みという欲張りさんにおすすめなのがラテックスです。頭を枕に置いたときには低反発の感触に似ていますが、低反発ほど沈みません。若干程度沈むくらいです。枕に頭を置いたときには頭と首をしっかり支えれれている感覚があります。
おすすめの枕の素材・正しい選び方-4.高反発ファイバー
今までご紹介した枕のデメリットが水洗いできないこと。衛生面で洗える枕を望んでいる方は高反発ファイバー枕もおすすめ。こちらは通気性にも優れており気にせず水でじゃぶじゃぶ洗えるのがポイントです。風通しがいいので汗をかきやすい夏の時期にいいですね。硬めで枕を清潔に保ちたい方は高反発ファイバーがおすすめです。
おすすめの枕の素材・正しい選び方-5.スマッシュフォーム
ウレタンフォームを細かく端材にしたやわらかい素材が特徴のスマッシュフォーム。やわらかいにもかかわらずあまり沈まないので、一見似ている低反発ウレタンよりもサポート力があります。こちらは洗うと劣化しやすくなるので注意しましょう。
おすすめの枕の素材・正しい選び方-6.そば殻
リーズナブルさが売りのそば殻枕。価格重視、かつ硬めの枕がお好みの方におすすめです。涼しげな使用感で夏にぴったりですね。フィット感がないので長時間の睡眠というよりは昼寝用に使うのがいいでしょう。そば殻は湿気で虫が湧いたり割れて粉になる場合があるので、まめに乾燥させたり手入れが少々必要です。また横向きで寝る方はフィット感を感じにくいかもしれません。
おすすめの枕の素材・正しい選び方-7.羽毛
ふわふわとやわらかく頭を包み込むような使用感の羽毛枕。ホテルに置いてあるようなボリュームのある枕をお探しの方はこちらがおすすめです。首がすわっていない小さな赤ちゃん用の枕もこのタイプが多いです。ダウンとフェザーの比率で使用感も異なりますので自分に合う比率を見つけましょう。なお、ダウンとフェザーの黄金比は一般的には80:20とされています。これを基準にチェックしてみてくださいね。
おすすめの枕の素材・正しい選び方-8.ポリエチレンフレイク
お洗濯が難しい羽毛の代わりとしての素材、ポリエチレン不レイクは洗濯機で丸洗いできるのが嬉しい素材です。使い心地は羽毛と似ているのでふわっとやわらかい素材です。お値段もリーズナブルですのでお手頃なのもポイント。汗をかいても気軽に洗えるので衛生面が気になる方にもどうぞ。
おすすめの枕の素材・正しい選び方-9.ポリエステルつぶわた
こちらもリーズナブルなのが売りのポリエステルつぶわたです。やわらかかくクッション性のある素材です。使用するにつれてダマができやすい、わたが偏ることがあるので長持ちには不向きです。またダニが発生しやすいのがマイナスポイントです。
おすすめの枕の素材・正しい選び方-10.ポリエチレンパイプ
ポリエチレンパイプは硬めの素材でフィット性には劣りますが通気性がよくお洗濯も可能なのがポイントです。使い心地が涼やかなので夏の暑い日にもおすすめです。衛生面で枕をきれいな状態に保ちたい方にはいいでしょう。またお値段もリーズナブルなものが多いのも嬉しいポイントです。
おすすめの枕の素材・正しい選び方-11.備長炭・竹炭素材
硬めで重量がある備長炭・竹炭素材。抗菌脱臭や遠赤外線効果があるのが特徴です。冷え性や肩こりでお悩みの方におすすめです。寝心地には向き不向きがあるので購入前に必ず試してみてから考えましょう。横向きで寝る方はS字にへこんだタイプを選びましょう。衛生環境をよく保ち、脱臭・消臭効果があるので汗をかきやすい人や夏場などにもいいですよ。
おすすめの枕の素材・正しい選び方-12.ヒノキ素材
硬めの素材で香りがよくリラクゼーション効果で眠りに入りやすいヒノキ素材の枕。森林浴をしているような感覚になりストレス解消効果もあります。虫やカビがつきにくく衛生面もばっちりです。硬めな分、フィット感がないのでは、と心配するかもしれませんが体の負担を軽減させフィットするようくぼみのついたタイプの枕もあります。横向きで寝る方はくぼみタイプを選びましょう。
おすすめの枕の素材・正しい選び方-13.ポリエステル綿素材
やわらかくクッション性のある素材なのが特徴です。かつ、お値段もお手頃なのでお買い求めやすいです。ホテルの枕のようなふわふわのボリュームのある素材で寝心地のよさもいいです。洗濯機で気軽に洗えるのが嬉しいところ。
おすすめの枕の素材・正しい選び方-14.木綿素材
吸湿性に優れている木綿の枕。高温多湿な日本の気候にはとても向いているといえます。夏や湿度が高い時期でも寝汗を吸収してくれ表面はサラサラの素材を保ってくれます。寝ている間の快適さをお求めの方におすすめしたい素材になります。吸った水分を外に放出する能力には劣っているのでこまめに日干しすることが必要です。
おすすめの枕の素材・正しい選び方ーチェック項目①高さ
枕を選ぶ際とても重要な項目が高さです。まずは自分が仰向け・横向き・うつぶせのどのタイプでよく寝るか把握しましょう。理想的な寝姿勢の状態は仰向けのときに額の部分より顎が5度ほど下がっているという点です。骨がゆるやかにS字カーブが描けていれば合格点です。また、横向きで寝た際には頭から背中のラインがまっすぐに描けていることです。ここの部分は自分では確認するのが難しいので店頭でお試しする際に他の人にチェックしてもらいましょう。
おすすめの枕の素材・正しい選び方ーチェック項目②寝起きの状態をチェック
朝起きたときに枕から頭が落ちている場合は枕の高さが合っていない可能性が高いです。高さが高すぎると頸椎圧迫や肩こり、首の痛み、頭痛の原因になります。仰向けで寝る方が高さが合っていない枕を使っているといびきや睡眠時無呼吸にも陥りやすいので注意しましょう。横向き寝るときに枕の下に手を入れて寝ていて朝起きた際に手がしびれている、首が痛いという場合は逆に枕が低すぎる可能性があります。枕が低すぎると頸椎を痛めたり、顔のむくみ、不眠症にもなりかねないので新しい枕の購入を検討してみましょう。
おすすめの枕の素材・正しい選び方ーチェック項目③サイズ
日本人向けの枕の標準サイズは63cm x 43cmといわれています。このサイズは頭の大きさ3つ分で仰向けから横向きにしたり、寝返りを打ったときに枕から頭が落ちにくいことからきています。子供や女性、頭をすっぽり包まれるのが好みではない方は小さめがおすすめです。
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まとめ
いかがでしたか?今はたくさんの枕の素材が出ているのでどれにしようか迷ってしまいますが、先ほど述べたそれぞれの特徴から自分の好みを選んでみてください。同じ素材でも高さ・高反発・低反発が重要なキーワードになります。枕を購入する際お店でのお試しは必ず行いましょう。仰向け・横向きそれぞれで試してくださいね。自分ではなかなかチェックが難しいので専門知識のある店員さんに見てもらってください。自分に合った枕が見つかるといいですね!