【後から埋める・表面の穴を真空に】アイロンやチャッカマンなどレジンの気泡の取り方って?
綺麗なアクセサリーを簡単につくることができる、レジン。アクセサリーのほかにも私物をデコレーションするなど、様々な用途があります。そんなレジンを使う上で悩みとなるのが、表面の気泡です。表面に気泡があると完成品に穴があいてしまうので、綺麗なレジン作品を作るためには、気泡は絶対にNG。ではどうやって気泡を取り除けば良いのでしょうか?今回はレジンの表面の気泡の取り方をご紹介します!
その前に、まずはレジンの表面に気泡が入ってしまう原因についてご紹介していきます。そもそもレジンの表面に気泡が入ってしまうのは、どのような問題が原因となっているのでしょうか?
気泡が混入する原因として、大きく分けて二つあります。 レジンを混ぜる時に空気が入ってしまう(2液混合レジン)。 チャームの窪みに潜んでいた空気が出てくる(2液混合レジン、UVレジン)。 かなりざっくりですが、レジンを使って気泡が入ってしまったことがある人なら、これらを見て「あるある!」と思ってくれるはずですw
まず前提として、レジン液に気泡が含まれているということはありません。そのため、入った気泡はどこかの手順で入れてしまったものなんです。代表的な気泡の入り方としては、上記が挙げられます。レジンを混ぜる際の混ぜ方が悪く、気泡が入ってしまう、あるいは、チャームの空気が気泡となっている。気泡に悩まされている方であれば、納得の原因なのではないでしょうか?
着色する場合、クリアとカラーのレジン液を混ぜ合わせるときや顔料を混ぜる時に気泡ができやすいです。 また、カラーレジンやラメ入りのレジンは塗る前に攪拌する必要があるものがあります。 スパチュラや爪楊枝で混ぜるときに、勢いよく混ぜるとレジン液自体に気泡が入ってしまいます。
混ぜる際の気泡の入り方としては、レジンを勢いよくかき混ぜてしまうと気泡が入りやすいです。また、混ぜる用具やチャームが汚れていたりしても、その汚れが原因で気泡が入ってしまうこともあります。
さて、ここまではレジンに気泡が入る原因をご紹介しました。ここからは、レジンに入ってしまった気泡を取り除くための方法をご紹介します!どれも比較的簡単に行えて、レジンの気泡をしっかりと取ることができます。レジンに気泡が入ってしまった場合に、ぜひ試してみてください!
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アイロンやチャッカマンなどレジンの気泡の取り方、1つ目はレジン液ごと気泡をすくい上げる方法です。レジン初心者の方であれば、この方法を試している方も多いのではないでしょうか。気泡が入ってしまった際に、気泡の周辺のレジン液ごとすくい上げて気泡を無くす方法です。神経を使って取らなければ新たな気泡の原因にもなってしまいますが、最もわかりやすく単純な方法です。
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アイロンやチャッカマンなどレジンの気泡の取り方、3つ目は2日ほど放置しておく方法です。レジン液に気泡が入ってしまったとき、ついついその場でなんとかしよう!という思いに駆られてしまいます。しかしながら、実は気泡の入ったレジン液をそのまま放置しておくだけでも、気泡を取ることができるんです。レジンの表面に浮かんだ気泡は1日から2日程度で綺麗に消えていきます。時間に余裕があれば、数日待ってみるのもおすすめです。
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アイロンやチャッカマンなどレジンの気泡の取り方、4つ目はラメなどで気泡を隠す方法です。気泡が入ってしまっても、それをあえて活かすという方法もあります。気泡さえもデザインと考えるのも有効な手段ですし、気泡を隠すためにラメなどを使ってデコレーションするのもおすすめです。気泡の周りにラメやストーンを置いてしまうと、案外わからなくなるもの。ごまかしではありますが、立派な方法の一つです。
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アイロンやチャッカマンなどレジンの気泡の取り方、7つ目はアイロンを当てて暖める方法です。エンボスヒーターでの気泡の取り方同様、レジンに入った気泡をアイロンを近づけることで暖めて破裂させます。エンボスヒーターが手に入らない際に有効ですが、アイロンは熱される部分が大きく気泡だけを熱することが難しいので、エンボスヒーターがどうしても無い際の手段として使うのがおすすめです。
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