この花言葉の文化がヨーロッパで流行るキッカケを作ったのが、フランス人の女性です。 仏国では、上流階級の間で好意を寄せる人への思いや悪口・批判などを、花や植物に例えて詩にする文化が流行し、このようなエッセイを書き綴ったノートを回覧していました。 1819年12月にシャルロット・ド・ラトゥールが書いた「 Le Langage des Fleurs 」（直訳で「花の言葉」）が出版されるとフランスで大ブームとなり、こぞって人々が使う様になりました。 それがヨーロッパに広がり、日本にも伝えられたのです。

黒薔薇の持つ花言葉で、最も知られている言葉が「憎しみ」です。恋人などと別れる際にこの黒薔薇をもらった場合は、注意が必要です。 相手は、あなたにたいして「憎しみ」を持っている状態です。それだけあなたにたいし愛情を注いでいたことを表しています。

黒薔薇の花言葉の2つ目に「恨み」といった言葉があります。こちらも同じで、恋人や恋愛関係を持っていた人と別れる際に黒薔薇をもらった場合は、注意が必要です。あなたにたいして、相当な恨みを持っていることを表しています。

黒薔薇の花言葉の3つ目に「あなたはあくまで私のもの」といった言葉が挙げられます。好きでもない人や恋人と別れる際に黒薔薇をもらった場合は、あなたを手放さないといった意味になるので、注意が必要です。

黒薔薇の花言葉の4つ目に「決して滅びることのない愛」といった言葉があります。こちらは良い意味で使われる花言葉で、結婚記念日などに黒薔薇をプレゼントされた場合は、あなたのことを一途に思い続けるといった意味になります。

黒薔薇の花言葉の5つ目に「永遠」といった言葉が挙げられます。恋人や結婚相手などに黒薔薇の花をプレゼントすることで、「永遠の愛」といった意味で、贈ることができます。

黒薔薇の花言葉には「貴方はあくまで私のもの」「憎しみ」「恨み」といった怖い言葉が並びます。しかし、怖い花言葉だけではなく「決して滅びることのない愛」や「永遠の愛」という一途で純粋な、素敵な意味の花言葉も持ち合わせています。

薔薇全般の花言葉には、「愛情」「情熱」「美貌」といったものが挙げられます。また、本数によっても意味合いが変わってきます。1本であれば、「一目ぼれ」10本では「あなたは全てが完璧」100本になると「100%の愛」といった意味になります。

黒薔薇は他の薔薇と比べても、暗いイメージだったり重々しいく感じてしまうでしょう。薔薇は「愛情」を表していますが、黒薔薇は「憎しみ」を表しています。その点を見ても別物と言えます。