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万年筆の書き方のポイント!美しい字を書くための正しい使い方!

2024.02.22

万年筆はその見た目のデザインも相まって人気の高い筆記用具です。しかし鉛筆やペンなどと違い万年筆の書き方にはコツが必要な部分も多くなっています。そこで今回は万年筆の書き方のポイントをご紹介。基礎知識と合わせて万年筆のことを知っていきましょう。

  1. 万年筆とは?
  2. 万年筆の特徴
  3. 万年筆の種類
  4. 万年筆の有名ブランド
  5. 万年筆のお手入れ方法
  6. 【万年筆の書き方】#1:正しい持ち方をマスターしよう
  7. 【万年筆の書き方】#2:書き方のポイントは角度と向き
  8. 【万年筆の書き方】#3:書き方のマスターには練習が必要
  9. 【万年筆の書き方】#4:左利きの人の万年筆の使い方のコツ
  10. まとめ

古くから使われてきた筆記用具

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引用: https://www.instagram.com/p/Bga3QN-l02u/?hl=ja&tagged=%E4%B8%87%E5%B9%B4%E7%AD%86
ボールペンなどと比べて歴史の長い万年筆。ルーツは紀元前2400年前のエジプトまでさかのぼります。このころ葦でできた先割れのペンが使われており、これが万年筆の原型となったものです。その後鳥の羽を使った羽ペンが登場し、ほぼ現在の万年筆と同じ形で使われるようになります。そして1883年アメリカの保険外交員であるルイス・エドソン・ウォーターマンによって毛細管現象を利用したペン先が開発され金属製の万年筆が主流となりました。

書き方やペン先によって個性を演出できる

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引用: https://www.instagram.com/p/Bgajx63ASUO/?hl=ja&tagged=%E4%B8%87%E5%B9%B4%E7%AD%86
万年筆は現在では筆記用具の主流とは言えませんが、その滑らかな書き味と人柄が出る書体で根強い人気を誇っています。ペン先を変えることでさらなる個性を演出することができ、カスタマイズ性の高いアイテムとなっています。

美しい文字を書くのに適した機構

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引用: https://www.instagram.com/p/Bga0oOEFFID/?hl=ja&tagged=%E4%B8%87%E5%B9%B4%E7%AD%86
古くから使われてきた万年筆はその人の個性が出る美しい文字を書くのに適した機構をしています。特に日本語の特徴であるとめやはねなどを表現することができ、手紙を書く際などにもぴったりの筆記用具です。書き方にコツは必要ですが、マスターできれば一段上の文字を書くことができるでしょう。

おしゃれな印象を与えられる

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引用: https://www.instagram.com/p/BgaI4ZTBs_m/?hl=ja&tagged=%E4%B8%87%E5%B9%B4%E7%AD%86
万年筆は機能性ももちろんですが、そのデザインも美しいものが多くなっています。インテリアとしてもふさわしいようなラグジュアリーなフォルムのものもあり、プレゼントにも喜ばれる品物です。

吸入式

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引用: https://www.instagram.com/p/Bgaymqch0Jt/?hl=ja&tagged=%E4%B8%87%E5%B9%B4%E7%AD%86
吸入式とは、インクに筆先を浸してインクを吸い上げるタイプのものです。万年筆自体に吸い上げ機構がついているのが特徴でピストンによりペン内部にインクを吸い上げていくのが特徴です。ラグジュアリーな高級万年筆はよくこのピストン式の吸い入れ方式を採用しており、インクを出し入れする際に細かいごみなども一緒に掃除できる機構が魅力です。

カートリッジ式

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71ekKb4ZEUL._SL1500_.jpg
いちいち万年筆にインクを補充しないでよいようにあらかじめペン軸内にインクが詰まったカートリッジを搭載しているのがこのカートリッジ式です。手軽に利用でき、替えインクを詰めかえれば様々な色を楽しむことができます。

コンバータ式

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引用: https://www.instagram.com/p/BfdJ7t1jbIO/?hl=ja&tagged=%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC
前述のカートリッジ式のカートリッジ部分にコンバーターと呼ばれる機械を取り付けてインクを吸い上げるのがこのコンバーター式です。機構がカートリッジ式と共有できる部分が多いことから多くのメーカーがこの機構を採用しています。ペン軸内に固定されている機械ではないのでメンテナンスのしやすさが特徴です。

MontBlanc

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61Y-kBgrWOL._SL1499_.jpg
ドイツを代表する高級な万年筆ブランドの一つがこのMontBlancです。世界的にも高級な万年筆として認められており、MontBlancの万年筆を持っていることは一つのステイタスとなっています。ラグジュアリーなモデルが多く発表されており、贈り物にもぴったりのブランドです。

Pelikan

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51uTWHFZGVL._SL1050_.jpg
独自の吸い入れシステムで人気なのがこのPelikanの万年筆です。非常に丈夫な作りをしており、飛行機などで移動中の時にもインク漏れの心配がないモデルとなっています。ペリカンの口に似たペンクリップも抜群の耐久性を誇っています。

PILOT

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51sf3ArK-ZL._SL1395_.jpg
国内トップクラスのシェアを誇るのがこのパイロットの万年筆です。固く摩耗に強い、イリドスミンという合金を自社で製造しておりその耐久度は折り紙付き。安価なものから高級品まで幅広いラインナップも魅力となっています。

SAILOR

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61JgJHzzVKL._SL1500_.jpg
1911年に創業し、日本で初めての金ペンを製造したことからも知られるのがこのSAILORです。ペン職人によりこだわりぬかれた製品は芸術品との呼び声も高くなっています。一貫して国内生産にこだわり完成度の高い万年筆を作り続けているブランドです。

水で洗浄しよう

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引用: https://www.instagram.com/p/Bc0-LRhFrCr/?hl=ja&tagged=%E4%B8%87%E5%B9%B4%E7%AD%86%E3%81%8A%E6%89%8B%E5%85%A5%E3%82%8C
基本的に万年筆は水洗いによってメンテナンスをします。まずインクがこぼれないようにティッシュなどを用意したら、水を入れたコップに万年筆の筆先を入れます。インクを吸い出すのと同じ要領で5~6回ほど水を出し入れすると標準的なお手入れは完了です。最後に万年筆全体の水分をふき取るのをお忘れなく。

カートリッジ式は漬け置きを

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引用: https://www.instagram.com/p/BMn17sGBIHx/?hl=ja&tagged=%E4%B8%87%E5%B9%B4%E7%AD%86%E3%81%8A%E6%89%8B%E5%85%A5%E3%82%8C
カートリッジ式の場合は漬け置きをすると綺麗に汚れが取れます。カートリッジを引き抜いたらそのまま一晩ほど水かぬるま湯のなかに漬け置きましょう。

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書き方の前にまず持ち方から

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引用: https://www.instagram.com/p/BW1EDdJB2z6/?hl=ja&tagged=%E4%B8%87%E5%B9%B4%E7%AD%86%E3%83%87%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC
万年筆の持ち方は、まず人差し指と親指で握り中指は爪の部分で後ろから支えるように持つのがコツです。ボールペンなどと違い手首はフリーにしておくと脱力した状態をうまく保つことができます。手の中に卵が入るくらいのスペースを作り、ペンの向きが上を向いていることを確認して書いていきましょう。

リラックスして握ろう

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引用: https://www.instagram.com/p/BVRRgXcASls/?hl=ja&tagged=%E4%B8%87%E5%B9%B4%E7%AD%86%E3%83%87%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC
ボールペンなどと違い、筆圧をあまり必要としないのが万年筆の特徴。あまり力を込めすぎてしまうとペン先が傷む原因ともなります。リラックスした状態で握るように心がけましょう。

万年筆の角度や向きは?

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引用: https://www.instagram.com/p/BP7kDzTDju0/?hl=ja&tagged=%E4%B8%87%E5%B9%B4%E7%AD%86%E3%83%87%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC
万年筆で文字を書く際の角度は、45~75度の間だといわれています。その中でもおすすめな角度は60度ほど。標準的な文字サイズなら柔軟に対応できる角度です。また大きい文字を書くときには少し向きを寝かせて、反対に小さい文字の時は向きを立てて書くと上手に書けます。

脱力するためのコツ

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引用: https://www.instagram.com/p/BHL7ac0BGCE/?hl=ja&tagged=%E4%B8%87%E5%B9%B4%E7%AD%86%E3%83%87%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC
どうしても筆圧が強くなってしまう人は、万年筆を握る手から小指を少し離してみましょう。それにより力が分散され程よくリラックスした状態で書くことができます。薬指まで離してしまってもオーケー。ペン自体の重みを利用して書きましょう。

書き方練習帳を活用しよう

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引用: https://www.instagram.com/p/BGrXoclJTLY/?hl=ja&tagged=%E4%B8%87%E5%B9%B4%E7%AD%86%E3%83%87%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC
万年筆の角度や向きをマスターするためには練習が必要となります。市販されている練習帳などをうまく活用しましょう。百人一首や詩集などが発売されており、なぞるだけで万年筆の書き方を練習することができます。

書いた文字を発表するとモチベーションアップ

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引用: https://www.instagram.com/p/BgXBMRLl0pY/?hl=ja&tagged=%E4%B8%87%E5%B9%B4%E7%AD%86
慣れてきたらSNSなどで自分の書いた文字を発表してみるのも良いでしょう。人に見られることによって字の上達へのモチベーションがアップします。素敵な言葉を思いついたら万年筆で書きとめてみんなに見せちゃいましょう。

書き方と持ち方にコツあり

引用: https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/shindo130810020967_TP_V4.jpg
左利きの人は万年筆を使うときにもペン先が引っ掛かりがちで苦労が多くなっています。そんな時は持ち方に一工夫。自分の手の甲が平らに見えるようにペンを持ち、右向きに万年筆が倒れるような角度で書くのがコツです。こうすると自分の手でインクをこすることなくいつもより楽に万年筆を使うことができます。

左利き用の万年筆も活用しよう

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51T5kIsPqgL._SL1000_.jpg
左利き用の万年筆も発売されているので活用するのも良い方法です。上記はペリカンから発売されている左利き用万年筆。微妙に左右非対称になっており、これで練習すれば通常の万年筆でも書きやすくなると評判の商品です。
以上、万年筆の基礎知識と使い方のコツについてご紹介しました。角度や向きなどちょっと技術が必要な万年筆ですが、使いこなせば他の筆記用具には出せない美しい文字を書くことができます。ぜひお気に入りの一本を見つけて万年筆デビューしてみましょう。

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サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BgVtqmzBe2-/?hl=ja&tagged=%E4%B8%87%E5%B9%B4%E7%AD%86