クロスバイクのギア特集!正しい使い方から交換・調整方法、種類までを一挙にご紹介:はじめに
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スポーツバイクにおいて一番象徴的な機能と言えば、変速ギアの操作ですよね。シティサイクルにも変速ギアが付いているものもありますが、大抵が3速変化です。しかしスポーツバイクには前後のギアを合わせると7から24速の変化ができます。道路状況や好みのスピードに合わせて細かく変えられるのがスポーツバイクにおけるギアの特徴であり中心の機能となります。
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反対にギアの機能が正しく動作しなかったり、破損してしまうことはスポーツバイクとしては致命的ですので、ギアの正しい使い方やメンテナンス方法などを必須知識として身につけておく必要があります。自転車の構造は単純ですが、パーツ一つ一つが重要になってくる為、それぞれの正しい扱い方を知識として覚えておきましょう。愛車を生かすもころすも持ち主次第というわけです。
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クロスバイクのギア特集!正しい使い方から交換・調整方法、種類までを一挙にご紹介:クロスバイクの正しいギアチェンジ
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最近のクロスバイクは3✕8の24段変速か3×9の27段変速が基本になります。ここまで変速の数が多いと初心者の方にとってはどのタイミングでどのギアにするべきかなどがわかりませんし、正しいギアチェンジを知らない方も実際は少なくありません。そこで、ここでは正しいギアチェンジをご紹介していきたいと思います。
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クロスバイクのギア特集!正しい使い方から交換・調整方法、種類までを一挙にご紹介:正しいギアチェンジ①ギアチェンジは漕いでる時に行う
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ギアチェンジは必ず走っている状態かつペダルを漕いでいる状態で行います。走っていたとしてもギアを漕いでいない状態や反対にペダルを回している状態でのギアチェンジはチェーンが外れる原因にもなりますのでNGです。また、ペダルを漕いでいる状態でギアチェンジをするときも、ペダルを強く踏みながらの状態でのギアチェンジは、ギア自体やチェーンを傷めてしまう原因になりますのでこちらもNGです。
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ギアチェンジは少ない力でスピードを上げたり、坂を上ったりする為に変える為、強く漕いでいるときこそギアチェンジのタイミングだと思いがちですが、ギアチェンジの際は普通にペダルを漕いでいる状態で行い、ペダルを強く踏み込むときは必ずギアがしっかりと変わったあとに行いましょう。
クロスバイクのギア特集!正しい使い方から交換・調整方法、種類までを一挙にご紹介:正しいギアチェンジ②ギアチェンジのタイミング
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次にギアのチェンジするタイミングですが、初心者の方はついつい重いギアの状態で強く踏み込んでスピードを出そうとしますが、それはあまり良いライディングとはいえません。正しいタイミングでギアチェンジを行っている人はスピードが変わってもケイデンスが基本的に一定に保たれています。ケイデンスとは、1分間に回すクランク回転数のことです。
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長距離走行を目的としているクロスバイクやロードバイクでは、体力の消耗を抑えるため、平地や坂道でも極力同じケイデンスで走れるようにギアチェンジを使用します。勿論、専門選手でもありませんので自分好みのライディングをしても問題ありません。特に長距離走行するときなどは基本に基づきケイデンスを一定に保った乗り方をしていると、疲れも最小限に抑えることができますので試してみると違いがわかるかもしれません。
すなわち、最初は一番軽い状態にギアをしておき、スピードを上げるにしたがってギアを少しずつ上げていくことが理想の乗り方です。反対に坂道などスピードが遅くなってきたらギアを軽くしていきケイデンスを同様の回転数でキープします。
クロスバイクのギア特集!正しい使い方から交換・調整方法、種類までを一挙にご紹介:正しいギアチェンジ③適正なギア
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クロスバイクはフロント(ペダルの部分)とリア(後輪の部分)にギアがあり、2つのギアを組み合わせてギア比が決まります。フロントに3枚、リアに10枚のギアを持ったクロスバイクだと、組み合わせは30通りともなるので、実際どの組み合わせがベストなのか迷ってしまいますよね。結論言うと全てのギアの組み合わせを使うことはありません。
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理由としては、組み合わせとして良くないものがある為です。その組み合わせは右側が外側としたときに、フロントとリアのギアが、「内側と外側」、「外側と内側」の組み合わせです。反対に良い組み合わせは、「内側と内側」と「外側と外側」の組み合わせになります。
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内側と外側にギアを設定するとチェーンが歯車に対して斜めに周りますので、歯車にチェーンがうまくかみ合わずチェーンが外れてしまったり、チェーンと歯車が損傷してしまう原因となります。まずは自分好みのギアの見つけて普段上記のような組み合わせをしなくてもよいようにある程度ギアの変える範囲を決めておきましょう。
クロスバイクのギア特集!正しい使い方から交換・調整方法、種類までを一挙にご紹介:ギア(スプロケット)の交換
ギア(スプロケット)の交換方法ですが、ネットで調べると動画やページが多く出てくると思いますのでここでは簡単に説明しておきます。
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①後輪を取り外します。②ロックリング回しをセットします。③フリーホイールルムーバーでギアを固定しつつスパナで回していきます。④古いスプロケットを外したら新しいスプロケットを取り付けます。⑤①~③逆の手順で戻していきます。
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初めてスプロケットの交換作業をする際に、取り外しの時にどの程度力を加えればわからず壊してしまうのではないかと不安になりがちですが、ホイールはそんな簡単には壊れませんのでゆっくりやりつつもしっかり力を入れて作業していきましょう。思っているより強めに固定されていることを覚えておきましょう。
クロスバイクのギア特集!正しい使い方から交換・調整方法、種類までを一挙にご紹介:ディレイラーによるギア調節
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ギアチェンジがうまく作動しないときやチェーンが外れやすい時にはフロントディレイラーとリアディレイラーで調整することにより問題が解消されることがあります。で調整することができます。例えば、変速しづらい場合にはリアディレイラーの調節ボルトを回すことによって調整したり、変速がしない場合には、アジャストボルトを回してあげることで調整ができます。これらの調整でも問題が解消されない場合には、他の原因も考えられますのでサイクルショップで見てもらいましょう。
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クロスバイクのギア特集!正しい使い方から交換・調整方法、種類までを一挙にご紹介:クロスバイクのギアの種類
ギアのつけ方によって種類と特徴が変わりますのでご紹介します。
外装式ギア
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最もポピュラーなタイプで。スプロケットとディレーラーを組み合わせて変速を行います。重さは軽くギアの幅を大きく取れる為、スポーツ走行に最適です。ギアが剥き出しの為、サビや汚れに弱く、メンテナンスが必要になります。また、ズボンの裾が絡まり破れてしまうこともあるので、たるみのあるズボンやスラックスを履く場合には専用のバンドなどでたるませないようにしましょう。
内装式ギア
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細かなギアがホイールの回転を支えるハブの中に入っているタイプの変速機になります。 全体が覆われている為、メンテナンスはほぼ不要となりギアが剥き出しになっていないため、ズボンの裾が巻き込まれることもほぼありません。デメリットはギアの幅が狭く、重量が重くなってしまう為スポーツ走行には向きません。
シングルギア
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クロスバイクでありながらも、ギアが1つしかないモデルもあります。他のギアをつけない分をギアがあるクロスバイクに比べて1kgほど軽量化することができます。見た目としても非常にシンプルなので、平坦なところしか走らないのであればシングルギアでも十分楽しむことができます。
クロスバイクのギア特集!正しい使い方から交換・調整方法、種類までを一挙にご紹介:ギア(スプロケット)の掃除方法
スプロケットは後輪側についている何段にもなった歯車となっている箇所です。ここが汚いか汚くないかで自転車を本当に大切にしているか否かが判断できます。なぜなら、フレームやホイールなどの掃除とは違い少々時間を要する為です。よってここが綺麗な状態を維持していることはこまめに掃除をしていると判断されるのです。そこで、簡単に掃除の手順をご説明します。
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①まずホイールからスプロケットを外します。ホイールからスプロケットを外す際にはフリーホイール外しと呼ばれる工具が必要となりますので、購入しておくのがおすすめです。
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②歯車が何段にもなっているスプロケットを一つずつ歯車を外していきます。一体型になっているものもあるので事前に確認しておきましょう。掃除したあと元に戻す際に順番を間違えてしまうと面倒なので、外した順番に並べるなどして順番がわかるように外していきましょう。
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③トレイ(ステンレス)にスプロケットを入れパーツクリーナーを多めに吹き付けてしばらく放置しておきましょう。ある程度時間が経ち油が落ちやすくなったらギアクリーンブラシで磨いていき、仕上げにウエースで汚れを拭き取ります。
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④全ての汚れを拭き取ったら、取り外したときとは逆の順番で順次取り付けていきます。取り付けを行う際には、ハブなどについているグリスを拭き取り新たにグリスを塗っておくことも忘れずに行いましょう。以上がギア(スプロケット)の掃除方法となります。
クロスバイクのギア特集!正しい使い方から交換・調整方法、種類までを一挙にご紹介:最後に
いかがでしたでしょうか。正しいギアの扱い方を理解してより充実したクロスバイク生活を楽しんで頂けたら嬉しいです♪