オフロードバイクのよさ
オフロードバイク(通称オフ車)は、ダートレース用を原型に設計されています。オフロードは、未舗装の山道や林道などのこと。オフロード車は、こうした道の巡航に向いているんです。加速力抜群で、自然の中を気持ちよく疾駆できます。自然の悪路オンリーかと思いきや、オンロード(街道)でも走れます。
外観はストリートバイクに近いですが、いくつか違いがあります。オフロードタイヤには突起があり、タイヤと泥除けは離れているんです。オフロードバイクは小さく軽量なので、バイク初心者でも乗りやすいデザインです。ただし、シートが高い場合が多く、小柄な方は乗りやすいデザインを選ぶようにしましょう。
250ccのオフロードバイク
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250ccのオフロードバイクは、何より軽い車体が最大の魅力です。ダートコース向けのバイクではありますが、人工物が多い街中ツーリングにも対応しています。250ccのオフロードバイクは、車体の重心が高いです。乗り手の操作に柔軟に対応でき、特に曲折するときにスムーズに動くのです。街は、入り組んだ道や狭い道などが多いですよね?一見ハードルの高そうな道路ですら、オフロードバイクであれば難なく進入できるのです。
125ccのオフロードバイク
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125ccのオフロードバイクは、250cc以上の身軽さが最大の魅力です。一見、250ccと125ccで何の違いがあるの?と思いますよね。125ccの特徴は、自賠責保険が安いこと(7,280円)、税金が安いこと(1,600円/年)、そして契約先の任意保険会社のファミリーバイクプランが使えることです。
オン・オフ両方の道を走れる柔軟さと、維持費のすばらしいコスパのよさ。この2点は、この排気量特有なのです。
250ccのオフロードバイク①:CRF250L/Honda
引用: http://www.honda.co.jp/CRF250L/assets/images/design/carousel/main-05.png
250ccのオフロードバイク①は、ホンダのCRF250Lです。オフロードバイク乗車の壁となる、シートの高さを45mm低くしています。足つき性を重視したローダウン仕様が特徴です。リアに向かって跳ね上がるシャープなフォーム、ビビッドなレッドの車体が目を引きます。
値段:497,880円(税込)
引用: http://www.honda.co.jp/CRF250L/assets/images/top/image-02.png
パワーユニット-エンジン:PGM-FI採用の水冷4ストロークDOHC単気筒
シャシー(車台)-フレーム:オーバルタイプのスチール製ツインチューブ
サスペンション-前部:左右独立型のインナーチューブ・セパレーションタイプ倒立フォーク/後部:プロリンク式サスペンション
250ccのオフロードバイク②:セロー250/YAMAHA
引用: http://img1.kakaku.k-img.com/images/productimage/fullscale/76103210710.jpg
値段:507,600円 (税込)※生産は終了しています。
250ccのオフロードバイク②は、ヤマハのセロー250です。メーカー生産は終了していますが、中古市場で需要があって、初心者ライダーに評判がいいです。シンプルなデザインのヘッドライトが特徴で、現代のバイクのヘッドライトは「マルチリフレクター」が主流なので、貴重なんです。
引用: https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/serow/img/serow_color_001_2016_001.jpg
パワーユニット-エンジン:空冷エンジン。低速トルクつきで、ダートコースで安心して走れます。/走行性能:通常の林道やダートコースに対応しています。
デザイン-乗り心地:ノーマルシートでありながら、足つき性〇長距離の走行でも疲れにくいです。
操作性:ハンドルが軽く切れ、小回りを使えます。街乗りからダートまでこなします。
250ccのオフロードバイク③:KLX250/カワサキ
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250ccのオフロードバイク③は、カワサキのKLX250(Final Edition)です。初心者からベテランライダーに愛されてきたモデルの、最終版。カワサキグリーンといわれる、あざやかなライムグリーンの車体が美しいですね。Final Editionは、デビュー当時を思い出させるデザインやグラフィックにトレンドがミックスされています。フロントカウルは活発な印象に、リヤはスリムなフォルムで車体全体をスタイリッシュに見せます。
値段:564,840円(税込)
引用: https://www.kawasaki-motors.com/mc/img/klx250/img_04-02.jpg?1522832777285
パワーユニット-エンジン:水冷DOHC4ストローク単気筒エンジン
フレーム:高張力鋼管使用のペリメターフレーム
サスペンション:インナーチューブ径43mm・カートリッジ式倒立フロントフォーク
ブレーキシステム-前部:外径250mmのペタルディスク/後部:外径240mmのペタルディスク
125ccのオフロードバイク①:KLX125/カワサキ
引用: https://www.kawasaki-motors.com/mc/img/klx125/img_01-01.jpg
125ccのオフロードバイク①は、カワサキのKLX125です。軽さとコンパクトさが最大の長所です。装備には、デジタル式のスピードメーター、バーグラフ式のタコメーター、時計などを採用しています。乗りやすさと使い勝手のよさを同時に体験できます。
値段:348,840円(税込)
引用: https://www.kawasaki-motors.com/mc/img/klx125/img_02-01.jpg
パワーユニット-エンジン:124cm³空冷シングルエンジン/燃料供給方式:フューエルインジェクション
フレーム:スチール製ペリメターフレーム
サスペンション:インナーチューブ径33mm・テレスコピック式フロントフォーク
ブレーキ-前部:外径240mmのディスク×デュアルピストンキャリパー/リヤ:外径190mmのディスク×シングルピストンキャリパー
125ccのオフロードバイク②:DT125R/ヤマハ
引用: http://www.goobike.com/catalog/detail/photo/1020020_00_1999_04.jpg
125ccのオフロードバイク②は、ヤマハのDT125Rです。現在は生産を終了していますが、中古バイク市場では需要があります。発売年は1985年で、250ccモデル以上のハイパワーと軽量さ(124kg)が特徴でした。エンジンは2ストローク型で、完全なオフロード向けといえましょう。荒々しい走行を得意としているので、オンロードを走るには慣れてからが安全ですよ。
価格帯(中古販売):20~40万円
引用: http://www.goobike.com/catalog/detail/photo/1020020_00_1997_04.jpg
パワーユニット-エンジン:水冷2ストローク単気筒エンジン
最高出力:22ps/9,000rpm
ブレーキ:ディスクブレーキ/ブレーキパッド
その他:YPVSやYEISが搭載
125ccのオフロードバイク③:XLR125/HONDA
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125ccのオフロードバイク③は、ホンダのXLR125Rです。生産終了モデルです。フロントタイヤが21インチ、リアが18インチのフルサイズモデルです。発売当初は、125ccというミニマム系排気量で、本格的にオフロードを堪能できるとうたっていました。セルスターターつきで、幅広いクラスのライダーから愛されました。中古価格ではまだまだ高く、人気は衰えていません。
引用: http://www.goobike.com/catalog/detail/photo/1010245_00_1993_07.jpg
パワーユニット-エンジン:空冷124ccエンジン(空冷4ストローク&単気筒エンジン12馬力)
操作性:5速で30kmをゆとりをもって走れます。足元のストロークが長く、なめらかな動作をします。
乗り心地:車高は低く、低身長の方が乗りやすいでしょう。
オフロードバイクのカスタムパーツ:マフラー
オフロードバイクに限らず、バイクの醍醐味といえばカスタムです!走行に慣れたら、バイクを自分仕様に改造(?)したいですよね。バイク初心者の方は、マフラーや電飾類(ヘッドライトなど)から手をつけるとやりやすいでしょう。今回は250ccバイク用のカスタムマフラーと、125cc用のカスタムヘッドライトをご紹介します。
Q4スリップオンマフラー/FMF
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カスタムパーツ①は、FMFのQ4スリップオンマフラーです。ノーマルエキゾーストパイプに、取り付けが簡単なスリップオンタイプです。50mmのロングボディが特徴。サウンドは、93-96dbで中低音の4ストロークが静かで聴き心地いいです。マフラーには耐熱性・耐久性などに優れたパッキングが使ってあります。※対応車種は各販売サイトでご確認ください。
値段:55,080円(税込)
オフロードバイクのカスタムパーツ:電飾類
LEDヘッドライトバルブ/ZRAY×M&H
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カスタムパーツ②は、ZRAY×M&HのLEDヘッドライトバルブ。最近トレンドのLED型のカスタムヘッドライトで、持続可能な明るさが最大の特徴です。オールメイドジャパンで、実用性に富んで気に入ること間違いありません。ライトカラーは純白色です。最大の明るさは150%で、冷却ファンが点灯を持続させ、寿命を維持してくれます。対応車種はカワサキのKLX125で、カスタムできます。
値段:17,686円(税込)
オフロードバイクで被るならこのヘルメット
カスタムパーツをチェックしたら、アウトフィットも見ておきましょう!アウトフィットで一番目立つところは、ヘルメットです。バイクのボディとともに、かっこいいヘルメットを身につけたいですよね。素敵なヘルメットを装着すれば、ライダーをクールに、オフロードクルージングをより楽しくしてくれます。
Sierra Ⅱ/O'Neal
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おすすめのヘルメットは、O'NealのSierra Ⅱです。O'Nealの走るようなロゴデザインとモノトーンカラーが魅力です。ヘルメット全部は、ABS製シェルが使われ、Lサイズで1590gのウェイトです。何より耐久性に優れていて、オフロードのでこぼこ道でも頭部を安全に守ります。ヘルメットのシールドは、アウターとインナーにそれぞれ装備されています。ヘルメットを装着している間、頭が群れないようベンチレーションシステムが備わって通気も完璧です。
値段:29,200円(税込)
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51q0ppr7R6L.jpg
オフロードバイクまとめ
最後に、オフロードバイクの特徴と魅力をおさらいしましょう。250ccと125ccに共通して、軽く操作がしやすく、オンロードでも乗りこなせるんです。オフロード初心者、さらにはバイク初心者の方でもはじめの一歩としておすすめできます。カスタムパーツは、マフラーと電飾類(ヘッドライト)が最初は扱いやすくておすすめです。
今回紹介したオフロードバイクは生産が終了したものが多かったです。が、そこそこの価格で高評価、初心者でも乗りやすいという観点ではトップクラスでした。安価なオフロードバイクをお望みなら、ぜひ中古市場にも注目してみてください。宝物は意外な所に眠っているものです。あなただけのオフロードバイクを見つけてくださいね。