バイク免許の種類と取得方法とは!?
現在、バイクの免許には、7種類の免許が設けられています。しかし、バイクの免許を取得するには、それぞれに違いがあります。バイクの免許を取得するにあたって、取得の方法や内容について、理解しておきましょう。
引用: http://gahag.net/img/201607/04s/gahag-0103033311-1.png
①原付(原動機付自転車)
原付免許は、すべての自動車運転免許の中で、最も取得しやすい免許です。原付免許は、適性検査と学科試験で取得できますが、普通自動車免許を取得すると原付の運転は可能になります。また、費用的にも最も安い費用で取得することができます。
※運転可能なバイク~排気量50cc以下の原動機付自転車
引用: https://img.webike.net/moto_img/cg/9/8656/L_8c67f8f44e1677c31e1b1e2bbb.jpg
②AT限定小型二輪免許・小型二輪免許
小型二輪は、2種に分けられます。適性検査と学科教習26時限、技能教習12時間修了後、試験を受けなくてはなりません。但し、AT限定の場合は技能教習が9時限となり、マニュアルの小型二輪を運転することはできませんが、技能時限が少ない分費用は安くなります。
※運転可能なバイク~排気量125cc以下の自動二輪
引用: https://www.819599.com/assistant/data/image/honda/image-662.500
③AT限定中型二輪免許・中型二輪免許
バイクの免許を取得するなら持っておきたい中型二輪免許。AT限定免許ではAT車のみとなりますが、マニュアルの方がかっこいいかも・・・。適性検査、学科教習26時限、技能教習19時限(AT限定12時限)を修了し、学科試験を受けなくてはなりません。
引用: http://picture.goobike.com/850/8500162/J/8500162B3017120700100.jpg
※運転可能なバイク~400cc以下の自動二輪
バイク免許の花形ともいえる大型自動二輪免許は、これまではバイク免許の中では最も困難とされていました。現在は、普通自動二輪免許所持であれば、技能教習12時限のみで、学科試験と適性検査を受けて取得することができます。こちらもAT車限定の免許があります。
引用: http://picture.goobike.com/850/8500057/J/8500057B3017031800100.jpg
※運転可能なバイク~バイクの排気量制限なし
関連記事
バイク免許取得前に初心者は練習が必要!?
バイクの免許を取得するにあたって、練習は必要なのでしょうか?確かに原付以外は教習を受ける必要がありますが、教習を受けるにあたっても、練習をしておけば損はありません。自動二輪の技能教習も中々難しいので、最初の段階でもバイクを扱えるようにしておくこと良いでしょう。
引用: http://imgs.driver.jp//plan/plan_3012_omt01.JPG
また、普通自動二輪免許からは、倒れたバイクを起こすという練習がありますが、これが意外に難しいようで、大型自動二輪になると、コツをつかまないと起こすことができないほど困難なものです。バイクの乗り方だけではなく、起こすことにも練習が必要です。
引用: http://iida-ds.com/news/assets_c/2013/05/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF%E6%95%99%E7%BF%92-thumb-600x450-68.jpg
バイク免許取得前に初心者の練習場所は!?
バイクの免許を取得前に練習するのであれば、公道で行うと無免許運転になってしまいます。練習場所は広い駐車場や、空き地などで練習するようにしてください。但し、絶対に他人に迷惑を掛けない場所で行いましょう。必要があれば、許可をいただくというのも大切です。
引用: https://suita-drive.com/class/images/vehicle_img04.jpg
自分が所持している免許内であれば、公道で練習することも可能ですが、この際も交通ルールだけは守らなければなりません。また、練習をする際は、免許を所持している方に教わるようにすれば、技術の習得も早くなり、万が一にも助かりますので、知り合いにいれば頼んでみましょう。
引用: http://www.menkyo.net/sys_news/upload/save/21454504559e02fa131c53_695.jpg
バイクの初心者練習方法①バイクにまたがる
引用: https://stat.ameba.jp/user_images/20170226/22/nin2-rider/fd/f8/j/o0640048013877866809.jpg?caw=800
バイクの練習で最も初歩的でありながら、最も重要といえるのが、バイクにまたいで姿勢を維持するということ。これができないと、バイクを発進させる事ができないというよりも、エンジンを掛けることも困難になります。まずはバイクにまたぐということを、身につけなくてはなりません。
引用: https://www.kyosyujyo.co.jp/Column/wp-content/uploads/2015/11/colum255.jpg
またぐことができたら、倒れているバイクを起こしてまたぐと、一連の動作を身につけます。この練習を繰り返すことで身につけば、バイクのエンジンをかけるまでは、問題なく行うことができます。この練習は公道ではなく、駐車場や空き地でも十分できます。
バイクの初心者練習方法②シフトチェンジ
初心者がバイクに乗るにあたって、バイクのスピードにも慣れなくてはいけません。しかし、加速するにはシフトチェンジが必要になります。AT車であれば自らシフトチェンジをするという動作は必要ありませんが、マニュアル車の場合は、これができないとバイクを運転することができません。
引用: http://www.kawagoe-ds.co.jp/wp-content/themes/k-ds/images/sotsugyo-chiiki/bikefesta09.jpg
マニュアル車のシフトチェンジの練習では、まず半クラ(半クラッチ)を身につけるよう練習します。半クラッチができないと、発進させることができません。半クラの程度、クラッチを放すタイミング、アクセルの開き具合などを身につける練習が必要です。
引用: https://wakuwakuport.com/sch4805/photo3.jpg
半クラができるようになれば、バイクを発進させることができますが、マニュアル車では速度によってギアを変えなくてはなりません。これはスピードやエンジン回転数のタイミングが重要になります。長い距離を必要としますが、公道での練習は避けてください。
バイクの初心者練習方法③八の字走行
バイクにまたぐ、半クラ、シフトチェンジが身についたら、八の字走行にチャレンジしてみましょう。バイクを操る上で、八の字の走行は意外に技術が必要です。また、八の字に完璧にバイクを操ることができれば、運転技術は大きく向上します。
引用: http://www.kawagoe-ds.co.jp/wp-content/themes/k-ds/images/sotsugyo-chiiki/bikefesta08.jpg
まずは、目標物を2つ並べましょう。できれば、パイロンを用意することをおすすめします。最初に縦に並べた2つのパイロンの外周を左右両回りで練習します。慣れてきたら、パイロンの間を通過するようにし、数字の八の字(8の字)を描くように走行します。
引用: http://gahag.net/img/201509/13s/gahag-0003926380-1.jpg
八の字走行は意外に技術が必要になりますので、まずは広い間隔から始めるようにします。慣れてきたら徐々に感覚を狭めていき、小さい八の字が描けるように練習します。八の字練習では、操作だけでなく、車体や身体の傾け具合も身につけてください。
バイクの初心者練習場所①公道での練習はNG!?
自動二輪の免許を持っているならまだしも、持ってない状態での公道での練習は、無免許になります。これは大きな道路交通法違反で、1年以上の免許取得が不可となったり、場合によっては所持している免許の取り消しにも繋がってしまいます。
引用: http://www.tomei-ds.co.jp/img/nirin05.jpg
また、練習が必要ということは、完璧にバイクを扱うことができないわけですから、少なからず事故に遭遇する可能性もあります。練習はあくまでも練習なので、公道は避けましょう。どうしても公道練習がしたい場合は、自分が所持している免許内で行ってください。
引用: http://musasisakai-ds.co.jp/bike/images/reason2.gif
バイクの初心者練習場所②土の空き地!?
地面が土の場合、バイクの走行練習の場合は、初心者には不向きかもしれません。しかし、バイクにまたぐ練習や、バイクを起こす練習をするのであれば、転倒してしまう事も視野に入れると、土の空き地も良い練習の場になります。
引用: http://gahag.net/img/201608/13s/gahag-0115896098-1.jpg
万が一の自身の転倒や、バイクの転倒の際に、アスファルトと比較すると、若干クッション性もあるので、バイクにまたぐ、バイクを起こすという練習には良い場所となります。但し、石がゴロゴロしているような場所はケガをしてしまうので、避けた方が良いでしょう。
バイクの初心者練習場所③広い駐車場!?
可能であれば、広い駐車場はバイクの練習には最適の場所です。広い場所であれば、バイクにまたぐ練習もバイクを起こす練習、長距離の直線走行や八の字の練習もできますので、バイクの練習場としては、一番適切だといえます。
引用: http://www.shintsuru.com/bike/newbigbike/IMG_7516_360dpi.jpg
広い駐車場であれば、色々なバイクの練習も可能ですが、それでも注意点はあるということは、頭に入れておきましょう。特に、多くの人が集まる駐車場や、子供がいる時間帯は避けてください。いくら練習できても、他人に迷惑を掛ける行為は、絶対にしてはいけません。
関連記事
バイクの免許を取得してみよう!
春や夏、秋の季節は、なんともいえないくらい気持ちがいいバイクですので、バイクへの魅力が大きく広がります。暖かくなり始める春のバイク、暑い日の夏のバイク、今年最後と別れを惜しむ秋のバイクと、バイクは魅力を沢山持っています。
引用: http://gahag.net/img/201511/19s/gahag-0027232771-1.jpg
しかし、ほとんどバイクに乗ったことがないと、教習所へ通うのも不安になってしまいます。それでも少しでも練習しておけば、不安も解消されます。この機会に、あなたもバイクの免許を取得してみてはいかがでしょう?