腹筋ローラーで腰を痛めた?
腹筋ローラーは、効率的に腹筋などを鍛えられる器具として人気です。スポーツ店などで手軽に買うことができて、自宅でも簡単にトレーニングできる器具ですが、実際にやってみると、身体への負荷が意外に強いことが分かります。腹筋ローラーを使って、「腹筋ローラーで腰を痛めた?」と思うかもしれませんが、普段運動をしていなかった人が、腹筋ローラーを機会に、筋トレをいきなり始めたら、腰などを傷める可能性は大になります。
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腹筋ローラーで腰を傷めないポイント:握り方
腹筋ローラーは、円盤の中心から伸びたポール両手で握って使用しますが、握った手首が下にならないように、しっかりと上からかぶせるように握ります。
この握り方は、ダンベルやバーベルのポールの場合も同じです。しっかりとかぶせるように握らないと、手首を傷めたり、身体をしっかりと支えられなくなり、体勢を崩して腰などを傷める引き金になります。
腹筋ローラーで腰を傷めないポイント:姿勢
腹筋ローラーで腰を傷めないポイントとして、姿勢があります。腹筋ローラーを使ったトレーニングでは、腰と背中のラインをまっすぐに保ちます。この姿勢をキープするには、しっかりした体幹と筋力が必要です。筋力が不足している場合は、少し背中を丸めましょう。
おへそを見るイメージを持つ
引用: http://diet-labo.link/wp-content/uploads/2017/08/1-194.jpg
おへそを見るイメージを持つと、背中が反ることがなくなり腰への負担が軽減されます。
腹筋ローラーで腰を傷めないポイント:トレーニング方法
腹筋ローラー使うノーマルな姿勢は、脚を伸ばして、腹筋ローラーとつま先をフロアーに設置させて行います。この姿勢だと腰を反る動きが発生して腰に負担がかかり、筋肉が未発達の人は、腰を痛めたりするケースが発生します。この腰を反る体制を緩和する方法が、膝を立てた状態で行う腹筋ローラートレーニングです。
膝を立てた状態で行う腹筋ローラートレーニング
筋力が未発達の人は、膝を立てた状態で行う腹筋ローラートレーニングからスタートして、十分に筋肉が発達してきたことを確認してから、ノーマルな体勢でトレーニングをするようにしましょう。
腹筋ローラーで腰を傷めないポイント:自分のレベルに合わせる
引用: https://i0.wp.com/www.ccore.co.jp/plus/wp-content/uploads/2014/05/ab_roller.jpg?resize=650%2C360
そもそも、自分がどのぐらいに筋力があるのか、認識する必要があります。普段からジムなどに行って身体を鍛えている人は筋力が十分あるはずですから、自宅でのトレーニング用に、腹筋ローラーを使っても筋肉を傷めたりするケースは少ないでしょう。一方で普段運動を全くしていない人が、筋トレをスタートさせるきっかけに、腹筋ローラーをいきなり使ったら、腰を反る動きが筋肉に負担がかかりすぎて、腰を傷めたりするケースが出てくる可能性があるでしょう。
スタートはゆっくりと自分の筋肉への負担を確認しながら慎重に
腹筋ローラーは、筋肉を鍛えるために腰を反る体勢が発生して、腰に負担がかかります。腹筋ローラーを始める時には、ゆっくりと筋肉への負担を感じながら、トレーニングを開始しましょう。ゆっくりした動きの中で、自分のレベルを確認しすることが大切で、いきなり始めると、途端に筋肉を傷めたりするケースが発生する可能性があります。
まとめ
筋トレ全般にいえることですが、十分な筋力がついていない段階で、いきなりトレーニングを始めてしまうと、身体を傷めてしまう可能性が大きくなります。腹筋ローラーは、簡単に購入できますが、実は、筋力がついていないと、ノーマルな姿勢でのトレーニングが困難になります。筋力がまだ不十分な初心者は、膝を床についた姿勢でトレーニングを行うなど、自分のレベルに合ったトレーニングからスタートしましょう。腹筋ローラーをつかって、継続的にトレーニングすることで、効率的に腹筋などを鍛えることができるでしょう。