GSX-R400特集!初期型・新型のインプレやカスタム・中古情報は?【スズキのオートバイGSX-R400とは?】
スズキが発売していたレーサーレプリカモデルのオートバイ
引用: https://www.instagram.com/p/BXr1RVOgacI/?hl=ja&tagged=gsx400r
1984年に発売され、初期型から新型まで今なお根強い人気を誇っているのがかつてスズキが発売していたGSX-R400です。GSXとは、GがGRAND、SがSPORTS、Xが4気筒を表しています。当時では驚きの59馬力を発揮する水冷4気筒エンジンを搭載。レーサーレプリカブームの先駆けとなったモデルです。
現在でも根強いファンがいるモデル
引用: https://www.instagram.com/p/BfvQZgIhj5o/?hl=ja&tagged=gsx400r
スタイリッシュなフォルムや、初期型でも現在のモデルにも走り負けしない加速性能などを擁しており現在でも根強いファンがいるのがこのGSX-R400。排気量以上のパワーが出ると人気で、当時スズキも公式で400cc以上の性能のモデルだと豪語していたほどです。
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GSX-R400特集!初期型・新型のインプレやカスタム・中古情報は?【GSX-R400の特徴】
当時としては驚きの軽さを実現
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車体には当時では驚きの軽さの7kgのアルミフレームを採用。乾燥重量も全体で152kgと速さのために軽さを追求したモデルです。当時はバイクの耐久レースが人気で、そのレースで使用されているモデルの小型版と言ったところでしょう。
仮面ライダーのバイクとしても使われた
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人気テレビ番組の「仮面ライダーブラック」のモデルとしても使われたのがこのGSX-R400。仮面ライダーに変身した後のロードセクターと南光太郎のバイクとして採用されたことでさらにGSX-R400の人気に拍車をかけていきました。スピード感のある走りは、仮面ライダーが使うのにぴったりですね。
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GSX-R400特集!初期型・新型のインプレやカスタム・中古情報は?【GSX-R400が人気の理由】
加速性能を評価するインプレが多い
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GSX-R400が人気の理由の一つにその加速性能の良さが挙げられます。初期型でさえ現行モデルのバイクと比べてもそん色がないというインプレが多く、伸びやかな走りはまるでレーサーのような気分を味あわせてくれます。ハンドルがやや遠めなので自然と前傾姿勢になり風の抵抗を受けづらいのも魅力です。
レーサー仕様がかっこいいとのインプレも
引用: https://www.instagram.com/p/BB07SO8vAcR/?hl=ja&tagged=gsxr400
レーサーレプリカモデルの先駆けともなったGSX-R400。そのスタイリッシュなフォルムから、走りだけでなく見た目でもファンが多いモデルとなっています。特に新型である1995年モデルは現代でも通用するスタイルのバイクです。全身を覆うカウル(風防)がレーサー気分を演出してくれる一方、実用的な荷物かけや燃料計などツーリングをする方にも便利な機能が備えられています。
GSX-R400特集!初期型・新型のインプレやカスタム・中古情報は?【GSX-R400のインプレや評価】
400ccという絶妙な排気量が取り回ししやすいとのインプレが多い
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400ccという小さすぎず大きすぎない絶妙な排気量になっているため、取り回しがしやすいのとのインプレも多いのがこのGSX-R400。600ccなどのバイクにも性能は負けていないので、コンパクトながら本格的な走りを楽しむことができます。
ネガティブなインプレはブレーキ系統周辺
引用: https://www.instagram.com/p/Bh4qfVTBKVd/?hl=ja&tagged=gsxr400
一方ネガティブなインプレとしては、ブレーキ系統への不満が多くなっています。加速性能が高い分ブレーキの効きに不安を覚えるという方が多く、劣化が激しいとの声もあります。また、燃料供給装置が機械式のキャブレターなのでエンジンの始動がやや遅いとのインプレも。エンストなどには十分と注意しなければいけないモデルです。
GSX-R400特集!初期型・新型のインプレやカスタム・中古情報は?【GSX-R400には色々なモデルがある】
年代によって大きな違いがあるGSX-R400
引用: https://www.instagram.com/p/BhAFfnqDbun/?hl=ja&tagged=gsxr400
GSX-R400シリーズは年代によってかなり見た目やスペックが異なるバイクです。そこで以下では代表的なモデルをご紹介。初期型から人気の高い新型などの基本知識をお送りします。本当に同じシリーズなの?と驚く大胆なフォルムチェンジに注目です。
GSX-R400初期型(GSX-R)
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記念すべきGSX-R400の初期型が1984年に発売された上記の写真のモデルです。400クラスとしては当時初となるアルミフレームを採用。驚きの軽さと、レース仕様の加速性は瞬く間に人気となりました。1984年がレーサーレプリカブーム元年と言っても過言ではないでしょう。
GSX-R400(GK71F)
引用: http://www.mr-bike.jp/wp/wp-content/uploads/2015/09/444rr_05/06.jpg
GSX-R400シリーズの3代目となるモデルが上記の写真のバイク。ヘッドライトが四角形に変更になり、オイルクーラー冷却のためのダクトが新たに搭載されました。スズキが新たに開発した新エンジンシステムを搭載。前作のモデルより大幅にスペックアップされましたが、見た目がダサいとの声もありあまり人気は出なかったようです。
GSX-R400(GK71F)
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前作の見た目が不評だったことを踏まえて大きくモデルチェンジされたのがこのGK76Aです。レース仕様に限りなく近くなったフォルムは非常にスタイリッシュ。のちのモデルの原型となりました。
GSX-R400(GK76A)
引用: http://www.mr-bike.jp/wp/wp-content/uploads/2015/09/444rr_05/39.jpg
GSX-R400の新型であり、最終形態となったのがこのGK76A。新型と言っても1995年に生産終了されていますが、いまだに人気の高いモデルとなっています。前のモデルから細かなスペック変更が施されており、水冷オイルクーラーや倒立式のフロントチョークなどが特徴です。ちなみに最新型のモデルはホワイトとブルーのカラーリングのみとなっています。
GSX-R400特集!初期型・新型のインプレやカスタム・中古情報は?【GSX-R400よりも排気量が高いモデルがある】
日本国外向けに生産されるGSX-R600
引用: https://www.instagram.com/p/BiEb2Xjli2c/?hl=ja&tagged=gsxr600
GSX-R400よりも少しだけ排気量を高めたモデルがこのGSX-R600です。1992年から生産されており、主に国外のバイカーに向けた商品となっています。当初はGSX-R750をコンパクトにしたモデルとして開発されていましたが、国外での600ccレースの活性化などによって開発が本格化。現在ではスズキを代表するバイクとなっています。国内向けとしては台数限定でレースベース車として販売されています。
国内向けにも生産されているGSX-R1000
引用: http://www.motomap.net/lineup/2018/img/gsxr1000_o_ph06b.jpg
GSXシリーズの看板とも言えるモデルがこのGSX-R1000です。走行性能を極限まで突き詰めることをコンセプトとしており、スズキのフラッグシップモデルともなっています。数々のバイクレースでも入賞を果たしたモデルとしても知られており、国内用には2017年からGSX-R1000R ABSとして発売されています。
GSX-R400特集!初期型・新型のインプレやカスタム・中古情報は?【GSX-R400の中古相場】
中古の相場は25~45万円ほど
引用: https://img.webike.net/moto_photo/10151/1113599/L_0.jpg
GSX-R400の中古相場はおおむね25~45万あたりが多くなっています。もちろん走行距離やモデルなどにもよりますが、購入するときには50万円ほど用意しておくと安心。最安では14万円ほどで買えるものもあります。
1985年モデルのブラックカラーが人気
引用: http://www.mr-bike.jp/wp/wp-content/uploads/2015/09/444rr_05/05.jpg
1985年モデルのブラックカラーは中古市場でも人気の高い商品です。ほかのモデルよりも値段が高騰しており、60万円ほどするモデルも珍しくありません。1985年モデルのブラックは1年弱ほどしか生産されてないのも値段が高くなっている原因のようです。
GSX-R400特集!初期型・新型のインプレやカスタム・中古情報は?【GSX-R400を中古で買うときのポイントや注意点】
古いモデルなので走行距離には十分に注意
引用: http://www.mr-bike.jp/wp/wp-content/uploads/2015/09/444rr_05/04_k.jpg
GSX-R400は新型でも1995年に生産終了された割合古いモデルのバイクです。そのため中古で購入する際には走行距離は一番最初にチェックしましょう。見た目がいくら綺麗でもエンジンが劣化している可能性があります。特に初期型を購入する際には30年前のモデルだということを頭に入れておくのが重要です。
初心者が中古品を購入する場合にはカスタムされてないものを
引用: http://www.mr-bike.jp/wp/wp-content/uploads/2015/09/444rr_05/15.jpg
GSX-R400に限った話ではありませんが、初心者が中古のバイクを購入する際には余計なカスタムなどがあまり施されていないものを選ぶのがベター。カスタムパーツが多いと修理などの際にも手間がかかることが多くなります。カスタムされていても必要最低限のものを選ぶようにしましょう。
GSX-R400特集!初期型・新型のインプレやカスタム・中古情報は?【GSX-R400のおすすめカスタム】
スクリーンをスモークに変えてコントラストを付けたカスタム
引用: http://img.bikebros.co.jp/com_images/crp_img/img/18/19/1445_b516973897deb8a8694de96737fa31db.jpg
手軽にできるカスタムとしておすすめなのが上記のようにスクリーンを変えるもの。スクリーンを変えるだけで透明な物とはまた違ったバイクの表情を楽しむことができます。上記の画像はシルバーとブラックのスクリーンのコントラストがかっこいいカスタム。ブルーのサイドカバーが差し色になっているのもポイントです。
マフラーを交換して騒音を減少
引用: http://img.bikebros.co.jp/com_images/crp_img/img/18/19/1453_e6b893175381e1218df8e79924668845.jpg
GSX-R400はその性能のよさゆえに騒音も大きくなってしまいがち。そんなときはマフラーをカスタムして静かにしてしまいましょう。上記はヨシムラのマフラーにカスタムした例。高回転域の騒音がややソフトになります。
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GSX-R400特集!初期型・新型のインプレやカスタム・中古情報は?【まとめ】
以上、GSX-R400の基礎知識や中古相場などをご紹介しました。レーサーレプリカモデルの代名詞ともいえるGSX-R400。風を切って走ればレーサー気分が味わえること間違いなしです。