ポトスってどんな植物?
亜熱帯原産の観葉植物
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ポトスはソロモン諸島や東南アジアを原産とする亜熱帯地方出身の観葉植物です。サトイモ科に属する植物で、かつてポトス属に属していたことから慣習的にポトスと呼ばれるようになりました。つる状の茎は支柱などを立ててあげると自分でよじ登ってくれ、手軽にボリュームのある見た目になることからも人気の高い植物です。
葉の色の美しさが特徴
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ポトスの魅力は何といってもその葉の美しさ。多くの飲食店などでも取り入れられており、一度は見たことがある方も多いのではないでしょうか。鮮やかなグリーンの葉のものが多く、観葉植物として取り入れればその空間を優しく彩ってくれます。光量をあまり必要としない性質から、室内でも育てやすい植物となっています。
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ポトスは植え替えをしてあげることでさらに元気になる
定期的な頻度で植え替えを行おう
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ポトスはエアプランツや多肉植物などと違い植え替えを必要とする観葉植物です。植え替えをせずに放っておくと、旺盛な生育性から土の中のミネラルや栄養分を吸い取ってしまい枯れる原因ともなってしまいます。そこで以下ではポトスの植え替えのやり方をご紹介。植え替えの時期や頻度なども併せてお送りしていきます。ぜひ参考にして、より元気にポトスを育てましょう。
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ポトスの植え替えのやり方:①まずは土と鉢植え選びから始めよう
市販の園芸用の土でオーケー
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ポトスの植え替えはまず土を選ぶところから始めます。基本的には園芸用の培養土でオーケー。この時あまり腐葉土などが多すぎるものよりも、ある程度軽石などが含まれたものを選ぶようにしましょう。肥料入りのものだと植え替えた後の発育にも良い影響が出て便利です。
こだわる方は自分で土をブレンドしてみよう
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ポトスが好む土は水はけがよいもの。こだわりたい方は自分で水はけのよい土をブレンドしてみるのもおすすめです。基本的な割合は、赤玉土6:腐葉土4。適宜肥料なども混ぜてあげると発育しやすくなります。
鉢植えは大きすぎないものを選ぶ
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ポトスを植え替えるときに重要なのは鉢植えのチョイス。もともと植わっている鉢植えよりもワンサイズ大き目のものを選ぶようにしましょう。ワンサイズというのが重要で、あまりに大きすぎるものだと根付きが悪くなってしまう可能性があります。
ポトスの植え替えのやり方:②植え替えのタイミングや時期は?
根っこが鉢植えに収まりきらなくなったら植え替えの目安
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ポトスを植え替えるタイミングは、根っこが鉢植えに収まりきらなるあたりが目安です。根っこが鉢植え一杯にパンパンになると根腐れが起きやすくなり、枯れる原因ともなってしまいます。そのためなるべくタイミングがわかるように底が抜けているものや、透明な質感の鉢植えを使うのがおすすめ。できれば根っこが充満する前に植え替えてあげるとより長持ちします。
5月から7月あたりの時期に植え替えをしよう
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ポトスは亜熱帯の植物であるため、なるべく暖かい時期に植え替えをしてあげるとその後の根付きや発育も良くなります。5月から7月にかけての時期がおすすめです。寒い冬などに植え替えをしてしまうと、万が一ポトスが傷ついた場合に回復が遅くなり、枯れる原因となる場合があります。
ポトスの植え替えのやり方:③意外と簡単なポトスの植え替え
少しだけ古い土を残してあげるのがポイント
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ポトスを植え替えるのは意外と簡単。まずは先ほど用意した鉢植えに、土を入れましょう。このとき底の部分には砂利などを敷いて水はけを良くしてあげるのがおすすめです。鉢植えに土が入ったら、ポトスをもとのプランターや鉢植えから優しく引き抜いてあげましょう。最初は周囲の土ごと取り出すと根っこが傷つきづらくなります。引き抜いたら完全に土をとり切るのではなく、3割ほど残した状態にしておきましょう。そうしたら後は新しい鉢植えに植えるだけとなります。ポイントは古い土をある程度残しておく点。古い土を残しておくことによって、ポトスがストレスを感じにくく枯れる心配が少なくなります。
水やりをお忘れなく
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植え替えが無事終了したら水やりをするのをお忘れなく。新しい土には水分が含まれていないので、いつもより多めに水やりをしてあげるようにしましょう。
ポトスの植え替えのやり方:④植え替えた後は枯れやすくなる?
植え替え直後の直射日光は枯れる原因に
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植え替えた後に注意することは日光に当てすぎないこと。植え替え直後のポトスはいわば手術が済んだばかりのような状態です。そんなときに直射日光を当てすぎてしまうと、葉が弱ってしまい枯れる原因となってしまいます。だいたい1週間ほどは風通しの良い日陰などで育てましょう。
最初以外は水やりは控えめに
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最初に多めに水を上げたらその後はなるべく水やりは控えめに行うのがおすすめです。ポトスが弱っているところに大量の水を上げてしまうとこれもまた枯れる原因となってしまうのです。水やりを控えめにする分、霧吹きなどで葉っぱのほうから水分を補給してあげましょう。
ポトスの植え替えのやり方:⑤ハイドロカルチャーや水栽培にチャレンジ
インテリアとしても美しいポトスの水栽培
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ポトスは土植えだけでなく水栽培もすることができる植物です。この時鉢植えから直接水栽培に移行すると環境の違いから枯れることも多いので、水栽培の苗を使用するようにしましょう。苗が準備できたら、好きな入れ物に水と苗を入れるだけです。水はなるべくこまめに取り換えてあげるようにすると枯れることなく育てることができます。
ハイドロカルチャーで清潔に保つ
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水栽培の方法として、ハイドロカルチャーを使用するものもあります。ハイドロカルチャーとは人工の土を使った栽培のことで、普通の土よりも清潔な環境を維持しやすい素材となっています。ハイドロカルチャーに挑戦するときには水栽培と違い少し準備が必要で、ハイドロボール本体、根腐れ防止剤やハイドロカルチャー用の肥料などが必要になります。準備ができたら容器に根腐れ防止剤を入れ、ハイドロボール、肥料の順番で入れていきます。このときハイドロボールは3割~半分程度にしておくのがコツです。入れ終わったらポトスを入れ、残りのハイドロボールを入れて水を容器の5分の1ほど注いだら完成です。
ポトスを上手に育てるポイントとは?
水やりの頻度や支柱立てがポイント
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ポトスは植え替えだけでなく日頃の育て方も重要です。そこで以下ではポトスを上手に育てるためのポイントをご紹介。これさえ見れば水をやりすぎてしまった…なんて失敗も防ぐことができますよ。
ポトスを上手に育てるポイント:①水やりの頻度やタイミングに注意
水やりの頻度は少し少なめ程度が目安
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ポトスに水を上げる時にはその頻度にも注意が必要です。一般的な観葉植物よりも乾燥に強い性質を持っているので、毎日水やりをするのは避けるのがベター。土が乾いたら適宜与えるようにすると枯れることなく育てることができます。
時期によってタイミングを変えよう
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水やりは季節や時期によってもタイミングを変えていきましょう。夏は水分が蒸発しやすいので、少し多めに、反対に冬はポトスも活発でなくなるので数日に一度程度が目安です。
ポトスを上手に育てるポイント:②水やりと同時に肥料も与えよう
1、2週間に1回ほどの頻度で肥料を使う
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葉を大きく茂らせたい時には、数週間に一度程度の頻度で液体の肥料を与えてあげましょう。あげる肥料は窒素系のものがおすすめ。窒素は葉を発育させる成分なので、より大きく成長させることができます。
ポトスを上手に育てるポイント:③支柱を立てて日にあたりやすくする
支柱を使って日照面積アップ
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つる性の植物であるポトスは支柱を立ててあげると絡みつくように成長します。そのため、限られた面積で育てなければいけない場合はこの支柱を使って日照面積を広くしてあげるのがおすすめです。葉にまんべんなく日光が当たり、ポトスがすくすくと成長するようになります。
まとめ
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以上、ポトスの植え替えのやり方や上手に育てるコツなどをご紹介いたしました。ポトスの植え替えで重要なのは時期とやり方。これさえマスターすれば、枯れることなく育てることができるでしょう。