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ランボルギーニの燃費が悪い?モデル別で値段と一緒にご紹介します。

2024.02.22

憧れのスーパーカーといえば、やはりランボルギーニですよね。スピードも価格も気になるけど、一番気になるのは燃費ですよね。現行モデルのウラカンやアヴェンタドールから、レアモデルのヴェネーノやランボルギーニの未来を握るアステリオンまで、その燃費をまとめて紹介します。

  1. ランボルギーニの燃費が悪いって本当?
  2. ランボルギーニ8車種の燃費を暴く!
  3. ランボルギーニの燃費が悪い? モデル① ガヤルド
  4. ランボルギーニの燃費が悪い? モデル② ウラカン
  5. ランボルギーニの燃費が悪い? モデル③ ムルシエラゴ
  6. ランボルギーニの燃費が悪い? モデル④ アヴェンタドール
  7. ランボルギーニの燃費が悪い? モデル⑤ ヴェネーノ
  8. ランボルギーニの燃費が悪い? モデル⑥ カウンタック
  9. ランボルギーニの燃費が悪い? モデル⑦ LM002
  10. ランボルギーニの燃費が悪い? モデル⑧ アステリオン
  11. ランボルギーニの燃費はやっぱり・・・
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スーパーカーは燃費が悪い、とよく言われます。中でも燃費の悪さで聞くのが、ランボルギーニです。では、どうしてそこまで燃費が悪いといわれているのでしょうか。いくつか理由があるようです。

理由① 高馬力のエンジン

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スポーツカーといえば、なんといってもその速さが注目ですよね。時速300kmを超えるスピードを出すには、エンジン性能がとても重要です。現在発売されているモデルの場合、例えばフラッグシップの「アヴェンタドール」モデルでは、時速350kmを出すために740馬力のエンジンを搭載しています。また、ミドルシップ「ウラカン」では、540馬力のエンジンを積んでいます。
740とか540といわれてもピンときませんよね。日本で売れているコンパクトカー、トヨタのアクアの場合、馬力はおよそ100馬力。アクアだって高速道路で十分飛ばせるクルマですから、いかにランボルギーニの馬力が高いか、お分かりいただけるでしょう。これだけの馬力が必要なエンジンですから、ガソリンもより必要です。こうして、燃費が悪くなってしまうのです。

理由② 市街地走行に向かない機能

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ランボルギーニの車種の多くは、現代のクルマでは常識とも言えるアイドリングストップ機能が搭載されていません。旧車はともかく、現行モデルでも非搭載。数千万円クラスのスポーツカーを持つ人は、燃費なんて気にしない、との考えかもしれませんが、おかげで市街地での燃費は下がる一方です。

理由③ 重い車体

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スポーツカーというと、軽量車体でスピードが出るイメージがありますが、先程の高出力エンジンが大きくなるため、ボディフレームこそ軽量化されていますが、総重量で見ると重くなってしまいます。「アヴェンタドール」の重量は1.6トン。先程も引き合いに出したアクアが1.1トンなので、それだけ燃費を悪くしてしまうのです。

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これから紹介するのは、すでに生産終了している「カウンタック」、「LM002」、「ガヤルド」、「ムルシエラゴ」、そして現行モデルである「ウラカン」と「アヴェンタドール」、記念モデルとして発売された「ヴェネーノ」に、コンセプトカーとして今後発売される予定の「アステリオン」の8車種。本当に燃費が悪いのか、思っているよりは燃費がいいのか。あなたの目で確かめてみてください。
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「ガヤルド」は、2003年に発売されて、ランボルギーニの中でももっとも多く生産されたモデルです。10気筒エンジンで500馬力を超す力強さが持ち味です。2013年に生産を終了しましたが、なお中古車市場では人気のモデル、それがガヤルドです。
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そんなガヤルドの市場価格は1000万円から1800万円と、中古とはいえ、ランボルギーニとしてはリーズナブルに手に入るモデルです。しかし、肝心の燃費は6km/L程度。浮いたお金はガソリン代に消えると考えた方がいいかもしれませんね。
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「ウラカン」は、2014年に発表されたモデルで、さきほど紹介した「ガヤルド」の後継モデルです。ランボルギーニの中ではミドルシップクラスの位置づけであるウラカンは、10気筒エンジン、580馬力のパワーを持ちます。市街地でも走りやすいように、低速走行の性能にも力を入れているモデルが、ウラカンなのです。
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ウラカンの新車価格はおよそ2500万円から3000万円。燃費はおよそ7km/Lと、ガヤルドよりは改善されたのはうれしいところです。
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「ムルシエラゴ」は、2001年から10年間、ランボルギーニのフラッグシップモデルとして発売されていたモデルです。12気筒エンジンで640馬力と、まさにモンスターなスペックですが、燃費は高速道路走行で4.5km/L、市街地では2km/L程度とのデータも。おかげで、アメリカの環境保護局とエネルギー省が発表する燃費ワーストランキングの「ワースト1位(2010年版)」に輝いてしまった経歴を持ちます。
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ムルシエラゴの中古車市場での価格は、およそ2000万円前後。国産車とはケタ違いですが、そんなところも、ムルシエラゴの魅力といえるのではないでしょうか。
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「アヴェンタドール」は、2011年から発売されているモデルで、「ムルシエラゴ」の後継機種です。つまり、いま、ランボルギーニのフラッグシップといえば、このアヴェンタドールなのです。ムルシエラゴと同じく12気筒エンジンを搭載し、出力に至っては先代を超える700馬力!
しかし、燃料の消費を抑えるべく、エンジンを再設計した結果、アイドリング時にエンジンを一部休止させるようにするなど、最近はやりのエコドライブができるようになるモードが追加されています。
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気になるアヴェンタドールの燃費は、高速道路走行なら8km/L、市街地では6.3km/Lまで向上しました。新車価格は4300万円と破格ですが、かつてのランボルギーニを知る人には、驚きの燃費ではないでしょうか。

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引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/0/07/Geneva_MotorShow_2013_-_Lamborghini_Veneno_1.jpg/1200px-Geneva_MotorShow_2013_-_Lamborghini_Veneno_1.jpg
「ヴェネーノ」は、ランボルギーニの創業50周年を記念して、フラッグシップの「アヴェンタドール」をベースに製造されたモデルです。量産モデルではないので、価格はけた違いの4億円を超えました。さすがはヴェネーノ、といったところですよね。
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そんなヴェネーノについて、燃費に関する詳細データはありませんが、車体を100キロ以上も軽量化して作られたそう。ヴェネーノのベースとなったアヴェンタドールと同程度の燃費と思ってよさそうです。
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「カウンタック」は、1974年から1990年にかけて製造された、ランボルギーニを、いや、スーパーカーを代表する名車です。12気筒エンジンで400馬力と当時では異彩を放つモデルで、日本でもスーパーカーブームの火付け役としておなじみですよね。あのガルウイング、憧れませんでしたか?
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そんなカウンタックの燃費は、2km/L程度。好条件下でも6km/Lがせいぜいといったところ。スーパーカーは、燃費ではなく、かっこよさで乗っていた時代の象徴ともいえるデータではないでしょうか。
カウンタックは生産が終了しているとはいえ、中古車市場でも大人気です。最近では初期型モデルが1億円以上の高値でオークション取引されたとのニュースも。そこまででなくても、やはり3000万円はくだらないまさに名車、それがカウンタックです。
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「LM002」は、1986年から1993年にかけて発売されていた、オフロードタイプの4WDです。スーパーカーのイメージが強いランボルギーニの中では異色のモデルで、短い販売期間で製造されたLM002は、わずかに300台ほどとなっています。LM002は市場になかなか出てくる車種ではないのですが、オークションなどで落札されると、ネットニュースなどに情報が出てきます。最近では、オークションで5000万円の値が付いた、なんてニュースもありました。
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そんなLM002の気になる燃費は0.9km/L。ガソリンタンクは290Lも入るのですが、満タンでも300km走ることができないとは、驚きの性能ですね。
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「アステリオン」は、ランボルギーニで初めてのプラグインハイブリッドで開発される、コンセプトカーです。2025年以降に発売されるといわれており、市場の期待も大きいスポーツカーです。
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アステリオンに想定されている燃費は24.3km/L。これまで見てきた数字とはケタが違うので、驚く人も多いかもしれませんね。スポーツカーでこの燃費なら、普段乗りに使いたくなりますよね。でも、実際にアステリオンが発売されたら、びっくりするような価格になるんでしょうね…。
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今回紹介した8車種を、燃費順に並べると、「LM002(0.9km/L)」→「ムルシエラゴ(4.5km/L)」→「カウンタック(6km/L)」→「ガヤルド(6km/L)」→「ウラカン(7km/L)」→「アヴェンタドール(8km/L)」→「ヴェネーノ(8km/L)」→「アステリオン(24.3km/L)」となりました。やはり、現行モデルであるアヴェンタドールやウラカンの燃費の良さが目を見張りますね。
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LM002は別格ですが、カウンタックやガヤルド、ムルシエラゴっといった旧モデルが発売されていた時代は、燃費よりも馬力やスピードを追い求めていた時代だったといえるでしょう。そして、現行のアヴェンタドールやウラカンの開発では、エコが叫ばれる時代となり、燃費についても研究が進んだ結果、これらのモデルの燃費向上につながったといえます。
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そして未来、ハイブリッドカーであるアステリオンの時代には、スポーツカーにこそ、燃費の良さが求められているということが、ランボルギーニが出した答えなのかもしれません。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://s.blogcdn.com/jp.autoblog.com/media/2010/09/11gallardoblancpain.jpg