ランボルギーニを持つにはいくらかかる?
憧れのスーパーカー、ランボルギーニ。オトコなら一度は乗り回してみたいクルマではないでしょうか。でも、クルマ本体も高いだろうし、燃費を考えるとガソリン代もかかるよなぁ、車検だって高そうだよね。そんな風に考えると、なかなか手が出せない、そう考えている人も多いのではありませんか。
そこで、あなたの不安を解消すべく、ランボルギーニを持つために必要な維持費を算出してみました。なお今回は、現行モデルである、アヴェンタドールやウラカンを所有したと仮定して、乗り続けるのにかかる費用を算定してみたいと思います。さあ、あなたの年収で、アヴェンタドールやウラカンを手にすることはできるでしょうか。
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ランボルギーニ所有に必要な維持費 ① ガソリン代
ランボルギーニに限らず、多くのスポーツカーでは、レギュラーガソリンではなく、ハイオクタイプのガソリンが必要です。レギュラーに比べると、リッター当り10円は高いので、この分が負担になりますね。
さらに問題なのが燃費です。現行モデルでは、ウラカンでリッター7キロ、アヴェンタドールでもリッター8キロがいいところ。市街地でのろのろ運転するような使い方では、さらに燃費も悪くなります。そう考えると、1か月のガソリン代だけでも、1万円から2万円は考えておいた方がよさそうです。
ランボルギーニ所有に必要な維持費 ② 駐車場代
クルマを所有する上で欠かせないのが駐車場ですよね。一戸建てで十分な土地も確保しやすい地方ならともかく、都会で乗るためには、必要な経費になるでしょう。もちろん地域差もありますが、毎月2万円から3万円くらいの駐車場代は考えておいても、決して少なくないでしょう。
ランボルギーニ所有に必要な維持費 ③ 自動車税
自動車税は、主に総排気量に応じて金額が決まっています。ウラカンの場合、総排気量の区分は「4.5リットル超~6.0リットル以下」となるので、年間の税額は8万8000円となります。これがアヴェンタドールになると、区分が1つ上がって「6.0リットル超」となり、年額11万1000円になります。
12か月で割ると、毎月1万円弱はかかる計算。馬鹿にはなりませんよ。
ランボルギーニ所有に必要な維持費 ④ 自動車重量税
もうひとつ、税金で忘れてはならないのが、自動車重量税です。こちらは新車の登録時と車検の時に払っている税金です。毎年払うものではありませんし、車検の時にまとめて払っている人も多いでしょうから、気付かない人も多いかもしれませんね。
ちなみに税額は、車両重量だけでなく、新車登録時からの経過年数によっても違うのですが、1.57トンあるアヴェンタドールで3万2800円、1.42トンのウラカンで2万4600円くらいかかります。この金額が、2年ごと(新車登録後は3年後)にかかります。1か月当りなら1000円~1500円程度といったところですね。
ランボルギーニ所有に必要な維持費 ⑤ 自賠責保険代
自賠責保険は、クルマを運転する人は必ず加入しないといけない保険です。2年間(24か月)で4万3000円、1か月当り2000円くらい必要になります。この費用は、アヴェンタドールもウラカンも同じです。
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ランボルギーニ所有に必要な維持費 ⑥ 任意保険代
気になる人が多いのが、この任意保険ではないでしょうか。加入する人の免許の色や等級、年齢などで保険料も変わりますし、保険会社によっても違いがあるので、一概にいくらかかるとは言い切れないところです。
しかし、一般的な保険料額としては、アヴェンタドールもウラカンも、年間20万円以上は考えておいた方がよさそうです。1か月にすると2万円前後。国産車に比べると、保険料も随分と高い気がしますよね。でも、いざというときのためにも、入っておきたいですね。
ランボルギーニ所有に必要な維持費 ⑦ 車検費用
車検の費用も、ランボルギーニを所有する上では考えておきたいですね。車検そのものの料金は、正規ディーラーの場合13万円程度のようです。しかし、実際には車検を通すための整備費用や消耗品や部品代、交換にかかる工賃などもかかるため、50万円はかかると考えておきたいですね。
もちろん、丁寧に乗っていれば費用を抑えられるかもしれませんが、豪快に乗りこなしたいランボルギーニ、車検費用が足りない、なんてことがないように、費用を考えておきたいですね。
2年毎に行うので、1か月当りに直すと2万円以上。国産車に比べると、高いなと感じる方も多いことでしょう。
ランボルギーニ所有に必要な維持費をまとめると
ここまでの7項目を足し合わせると、1か月当りに必要な維持費は10万円前後。これにランボルギーニそのもののローンが加わります。キャッシュ一括で買ったのでない限り、月々のローン返済があることを忘れずに。
現金一括購入でも、ウラカンで2000万円以上、アヴェンタドールで4000万円以上します。低金利の時代とはいえ、毎月のローンがいかほどになるか、一度ディーラーで計算してもらって、現実を知るのも良いかもしれませんね。
では、年収がいくらあれば、憧れのランボルギーニを持ち続けることが可能なのでしょうか。あなた自身の家賃や、生活のクラスもあるでしょう。実家暮らしで、食費すらかからない生活であれば、年収300万円でも十分かもしれません。でも、都会でそれなりのマンションに住んでいて…となると、年収500万円でも、厳しいかもしれません。
ランボルギーニを持つだけではなく、それに見合った生活をすることまで考えると、年収700万円~年収800万円は欲しいところですね。年収1000万円あれば、ステータスに見合ったクルマと周囲からも見てもらえますね。
ランボルギーニは維持費が高い!
ランボルギーニに限らず、スーパーカーは総じて燃費が良くないため、走れば走るほどガソリン代がどんどん上がっていきます。毎日のように乗る、なんていうヘビーユーザーであれば、ガソリン代はもちろん、車検を通すための費用もより高くなり、今回試算した以上のコストがかかることは間違いありません。
かといって、日頃の生活を切りつめてランボルギーニのオーナー、というのも、少し寂しいですよね。ゆとりある生活に潤いを与えてくれるクルマとしてのランボルギーニ、そんな持ち方で、憧れのスーパーカーを楽しんでみてはいかがでしょうか。