一眼レフの撮り方のコツやテクニックを解説!おすすめの種類もご紹介!
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一眼レフの撮り方のコツやテクニックをご紹介します。初心者の方は、右も左も分からない状態だと思いますが、徐々に回数をこなしていけば誰でも綺麗に撮影できますので諦めずに挑戦していきましょう。以下、一眼レフの基本となる撮り方のコツをご紹介しますので是非、最後までご覧ください。
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一眼レフの撮り方のコツやテクニック①:カメラの構え方
まずは、カメラの構え方について解説します。
1.肩の力を抜いて脇を閉じる
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両手で一眼レフを持ちながら、肩の力を抜き、脇を閉じることが大切です。脇が開いた状態だと写真がぶれてしまうので、しっかりと脇を閉め、一眼レフの位置を安定させましょう。
2.一眼レフはおでこにつける
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撮影する際は、一眼レフカメラをおでこにつけることが大切です。一眼レフの場合は、ファインダーを覗きながら撮影することになりますから、おでこにつけた方カメラが安定しますし、キレイな写真が撮れるようになります。
3.足は肩幅より少し広めに
上半身だけでなく、下半身の構えも大切です。肩幅より少し広めに足を開き、膝を軽く曲げることで、一眼レフの位置が安定します。低い位置で写真を撮る場合は、片膝の上に肘を乗せて、カメラの位置を安定させると綺麗に撮影できます。
カメラの構え方を動画で確認!
一眼レフの撮り方のコツやテクニック②:カメラのモード
続いて、カメラのモード設定について解説します。
初心者は全自動モードがおすすめ!
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全自動モードは、シャッターを押すだけで、色味や露出などの調整を自動で行ってくれるモードです。自分で調整せずとも、自動で設定を行ってくれるのでカメラ初心者の方におすすめです。慣れない内は、全自動モードで撮影してみると良い練習になるでしょう。
慣れてきたら絞り優先モードで!
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全自動モードである程度練習を積んだら、絞り優先モードがおすすめです。シャッター速度を最適な形で調整してくれます。ISO感度や絞り値は、ご自身で調整できるのでぼかした写真も撮影可能です。因みに、nikonやPanasonicなどは絞り優先モードを「A」と表記されており、canonやペンタックスなどは「AV」と表記されています。メーカーによって異なりますのでよく確認しておきましょう。
最終的にはマニュアル露出モードで!
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本格的に撮影をするのであれば、マニュアル露出モードが最適です。設定を全て自分で調整でき、自分好みに撮影ができます。他のモードに比べると自由度が高い分、細かな設定をする必要がありますが、自分だけの写真に仕上がります。慣れてきたらマニュアル露出モードで撮影してみましょう。
一眼レフの撮り方のコツやテクニック③:ピント合わせ
続いて、一眼レフカメラのピント合わせについて解説します。
慣れない内はオートフォーカスで撮影を!
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オートフォーカス(AF)は、自動でピントを合わせてくれる機能のこと。通常であれば、露出を調整したり、構図を考えたりする必要があるのですが、慣れない内はAFがおすすめです。また、シャッターボタンには「半押し」と「前押し」があり、半押しをする(軽く押す)ことで自動でピントが調整され、全押しで撮影を行います。
手動で行うならマニュアルフォーカスで!
マニュアルフォーカス(MF)は、手動でピントを合わせる機能のこと。細かな設定をしたい場合やオートフォーカスに慣れてきた場合にはこちらをおすすめします。露出やピント調整などを全て自分で行う必要がありますが、是非、挑戦してみましょう。
主役にピントを合わせること!
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また、ピントを調整する際ですが、写真の主人公にピントを合わせることが大切です。子供を撮影するのであれば、目に焦点を当てる必要がありますし、花を撮影する際は、花びらに焦点を当ててください。あくまでも周りの風景は主人公を引き立たせるようにし、主役を主張させることが大切です。
一眼レフの撮り方のコツやテクニック④:写真の構図
続いて、写真の仕上がりに関わる重要な構図について解説します。
基本は日の丸と三分割!
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基本は「日の丸」と「三分割」です。日の丸は、主役となるものを真ん中に置いて撮影する手法のこと。三分割は、3つに均等に分けてスッキリと見せる構図のこと。テクニックを駆使しなくとも、おしゃれに決まります。まずは、この2つをマスターしていきましょう。
より詳しく写真の構図を知るなら!
【シーン別】一眼レフの撮り方のコツやテクニック①:風景
風景は絞り値優先モードがおすすめ!
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風景写真を撮影する場合は、絞り値優先モードをおすすめします。全自動モードだと、質素な仕上がりになりますので手動で絞り値を設定しましょう。また、風景の場合は、F値(絞り値)を12前後にするのがコツです。F値を小さくすると、光の度合いが大きくなり(ぼやける)F値が大きくなるほど光の度合いが小さく(くっきりとする)なります。
風景に明暗差がある場合は露出調整を!
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露出を調整せずとも、風景を綺麗に撮影できますが、明暗差が大きい時やある一定部分を強調したい場合は、露出を調整してみましょう。露出は、-1.0や+1.0のように表記され、+1.0の場合は基準値よりも1段階明るいという意味です。もし、強調させたい部分があるのであれば、+側に設定してみましょう。
ホワイトバランスも忘れずに!
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ホワイトバランスも忘れずに調整してください。通常であれば、調整せずとも自動で色味は調整してくれますが、必ずしも綺麗な風景になる訳ではありません。少し色味に工夫を加えることでより綺麗に風景写真が撮れますので是非、風景にあった色味調整をしてみましょう。
【シーン別】一眼レフの撮り方のコツやテクニック②:人物
絞り値優先モードで撮影を
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人物を撮影する際は、主役を引き立たせるためにF値を低めに設定し、背景をぼかしましょう。あくまでも、人物を撮影する際は背景を脇役と捉え、人物を主張させることが大切です。
焦点距離は50~70㎜で
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人物を撮影する際は、肉眼で見た状態に近いと言われる50~70㎜の焦点距離に合わせましょう。全身を撮影する場合には、35㎜が妥当です。
ホワイトバランスで色味調整を
引用: http://gahag.net/img/201509/01s/gahag-0000349946-1.jpg
慣れない内は、オート設定でも構いませんが、自分で色味を調整することで人物の表情が活きてくるのでなるべくホワイトバランスにも気を使うようにしましょう。
人物によって光の使い方を変える
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子供を撮影する場合には、可愛らしさを表現するために逆光+露出補正で撮影することがポイントです。白飛びしないように注意しつつ、ふんわりと明るく仕上げましょう。男性の場合は、露出を控えめにし、やや暗めに撮影することで男らしさがアップし、プロが撮影したような雰囲気に仕上がります。女性の場合は、やや露出を高めにし、明るく柔らかい印象に仕上げることがポイントです。人物によって光の使い方を工夫してみましょう。
【シーン別】一眼レフの撮り方のコツやテクニック③:料理
余計なものは撮影しないこと
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料理を撮影する場合は、メインのものを画面の7割ぐらい入れる気持ちで撮影することが大切です。画面の中に、色々なものが入り過ぎてしまうと、料理の美味しさを表現できないので撮影前に必ずメインを決め、余計なものは撮影しないようにしましょう。
斜め上から撮影を
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斜め上から撮影すると、料理に臨場感やリアリティーが生まれるため、プロっぽい仕上がりになります。また、立体感を出すために、具材を箸で持ち上げたシーンを撮影するのもおすすめです。
逆行を上手く利用する
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料理を撮影する際は、フラッシュを使用せず、自然光で撮影すると綺麗に仕上がります。自然な色合いになりますし、料理の美味しさを表現できるからです。逆光で撮影するのが最適ですが、無理な場合は、露出補正で+で撮影すると料理に照りやみずみずしさが生まれ、おしゃれに仕上がります。
【シーン別】一眼レフの撮り方のコツやテクニック④:動物(ペット)
絞り値優先モードで撮影を
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動物のような動きのあるものを撮影する場合には、絞り値優先モードが最適です。シャッタースピードは自動で行ってくれますから、ボタンを半押しにし、ピントを合わせながら決定的瞬間を待ちましょう。
露出は明るめに設定を
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人物とは違い、動物の場合は顔認識が効かず、表情が暗くなってしまう傾向にあるため明るめの露出に設定しましょう。明るめの露出で撮影することで、表情が明るくなり、動物の可愛らしさがアップします。
自然光を上手く活用する
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動物を撮影する際は、自然光がおすすめです。動物の毛並みや表情をリアルに表現できますし、可愛らしさが増すからです。後は、撮影時は背景をぼかし、動物を主張させることを忘れずに。ただ、風景と動物を一緒に撮影したいのであれば、順光がおすすめです。力強いくっきりとした写真に仕上がります。
【シーン別】一眼レフの撮り方のコツやテクニック⑤:スポーツ
慣れない内はスポーツモードで撮影を
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スポーツシーンのように常に動きがある撮影の場合は、スポーツモードが最適です。シャッタースピードの速い状態で撮影をしてくれ、ブレのない綺麗な写真に仕上がります。
写し止めするならシャッターを1/500秒以上に
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止めのスポーツシーンを撮影するのであればシャッタースピードを1/500秒以上に設定することがポイントです。高速でシャッターを切ることで速い動きのシーンでもブレのない写真に仕上がります。ただ、シャッタースピードを1/500秒以上に設定できない場合は、ISO感度を上げて撮影してみましょう。
躍動感を出すなら流し撮りを
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わざと動きをずらして撮影する方法を流し撮りというのですが、躍動感を出したい時に最適です。人物にピントを合わせながら、1/30~1/60秒の低速のシャッタースピードで撮影すれば、人物や背景の一部分がずれて躍動感のあるスポーツシーンを撮影できます。
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【撮り方のコツやテクニックを活かそう!】一眼レフのおすすめの種類①:ペンタックス
ペンタックスの魅力
ペンタックスの一眼レフカメラは、使いやすさに特化したコンパクトサイズです。全アイテムに防滴・防塵機能が完備されているのも魅力的。また、ペンタックスは、他のメーカーに劣らない機能性が備わっていながらも、誰でも手に届きやすい価格で展開されています。一眼レフを購入したことのない方の最初の1台におすすめです。
おすすめの種類:ペンタックス KP
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81j69zX9DmL._SL1500_.jpg
日常使いで選ぶならKPがおすすめです。アウトドアに最適な機能も去ることながら、軽量でコンパクトサイズなので使い勝手の良い仕上がりです。また、グリップやレンズも自由に交換でき、気軽に写真撮影を楽しめる優れものです。
ペンタックス デジタル一眼レフ KP ボディ
価格
¥ 95,161
おすすめの種類:ペンタックス K-70
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71pgqL%2BQnIL._SL1000_.jpg
ペンタックスの弱点であるオートフォーカスの遅さを改善したニューモデル。ペンタックスの強みである画質の良さに加え、動体補正の調整もできるようになりました。被写体の動きを的確に判断し、ブレずに写真を撮影してくれます。幅広いシーンに対応する万能モデルです。
ペンタックス デジタル一眼レフ K-70
価格
¥ 62,470
【撮り方のコツやテクニックを活かそう!】一眼レフのおすすめの種類②:nikon
nikonの魅力
nikonの魅力は何と言っても機能性に優れている点です。有効画素数、ISO感度、測距点などにおいて他のメーカーに追随を許さず、機能性を求める方に圧倒的な支持を得ているんですね。また、色味調整が上手いため、風景写真を得意としています。色味が深く、星空などの撮影をする際は重宝しますよ!
おすすめの種類:nikon D5600
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コンパクトながらも、高い機能性を兼ね備えたnikonのD5600。1台だけでどんなシーンでもおしゃれに撮影できる優れものです。風景、人物など、決定的瞬間を逃しません!初心者向けではありますが、しっかりとした作り込みの大満足の1台です。
Nikon デジタル一眼レフカメラ D5600
価格
¥ 74,645
おすすめの種類:nikon D7500
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81Qep7cWdgL._SL1500_.jpg
nikonを代表する中級者向けカメラのD7500。高画素でありながら、高速撮影もできるハイスペックモデルです。スポーツや動物などの動きのあるシーンに強く、本格的な撮影を楽しみたい方におすすめです。
Nikon デジタル一眼レフカメラ D7500
価格
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【撮り方のコツやテクニックを活かそう!】一眼レフのおすすめの種類③:canon
canonの魅力
canonの魅力は、色味の調整が上手く、鮮やかな写真を撮影できる点です。canonはプリンター製造メーカーということもあり、出力した写真に特化しているので鮮やかな写真に仕上がります。また、人物撮影を得意としているのもcanonです。カメラ初心者の方でも、人物の表情を上手く撮影できますので、子供や家族の撮影をメインに考えている方はcanonがおすすめです。
おすすめの種類:canon EOS Kiss X9i ダブルズームキット
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2017年に誕生したばかりのエントリーモデル。人肌をしっかりと感知し、人物を上手く撮影できるのが特徴です。また、昼間の明るい時間帯でも、日の光に遮られることなく撮影できるのも魅力的。更に、タッチパネルで対象のエリアを自由自在に拡大や縮小ができ、使いやすさにも特化しています。
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X9i ダブルズームキット
価格
¥ 91,300
おすすめの種類:canon EOS 6Dボディ EOS6D
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91BO98H%2BIDL._SL1500_.jpg
canon初のWi-Fi機能・GPS機能を完備した人気モデル。撮影した写真をスマホに転送し、各種SNSに投稿できることから、女性にも好評です。綺麗な写真が撮れた時は、たくさんの人に見てもらいたいですからね。多くの人に写真をシェアしたいというのであれば、使い勝手の良いEOS6Dをおすすめします。
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 6Dボディ EOS6D
価格
¥ 107,600
一眼レフの撮り方のコツやテクニックは?おすすめの一眼レフの紹介!まとめ
一眼レフの撮り方のコツやテクニックをご紹介しました。初めは慣れないことが多いと思うのでオート設定にし、慣れてきたらご自身でモードや色味調整などを行っていきましょう。また、スポーツや人物などによって撮影方法に工夫を凝らすことでよりプロっぽい仕上がりになりますので是非、挑戦してみましょう!