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ドラえもん

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【ドラえもん名言集】勉強・恋愛・戦争に関する感動の名言【格言】

2021.06.18

ドラえもんに出てくる名言の数々。勉強に苦しむ時、恋愛に悩む時、戦争を考えるときあなたの心にどれほど響くでしょう。「ドラえもん」作品中の数々の名言・格言をご紹介しましょう。しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫も結構いい事言ってますよ。

  1. 「ぼく、ひとりでおきるよ。これからも、何度も何度もころぶだろうけど…」おばあちゃんのエピソードでは感動的な名言・格言が多いですね。
  2. 「できの悪いのはしかたがないとして、不正だけはするなと教えてきたはずだぞ!」この名言でドラえもんを読んで道徳を知った少年少女も多いのでは。
  3. 「人にできて、きみだけにできないなんてことあるもんか。」ドラえもんは厳しいです。
  4. 「いいんだ、あの子がしあわせになるならば。」損な役回りでも甘んじて受け入れるドラえもんは漢ですね。
  5. 「ぼくのせいでしずかちゃんが不幸になるのはもっと辛いんだ」映 STAND BY ME ドラえもん」より
  6. 「君には世話になっているから」ドラえもんは恋愛に関しては奥手で恥ずかしがり屋です。
  7. 「どっちも自分が正しいと思ってるよ。戦争なんてそんなもんだよ。」 ドラえもん屈指の名言です。
  8. 「戦争は金ばかりかかって空しいものだなぁ」ドラえもん連載当時から名言が生まれています。
  9. 「ゆめでもうれしかったなあ」戦争の悲しさとSF要素を詰め込んだドラえもん作品ならではの名作です。
  10. ドラえもんの名言・格言 まとめ

なくし物とりよせ機

のび太はドラえもんの「なくし物とりよせ機」という道具を使い、失くしてしまった思い出の品物をどんどん出します。赤ちゃんの時に使っていた哺乳瓶も出てきました。牛乳を入れて飲んでみるのび太は「赤ん坊のころはよかったなあ、学校行かなくてよかったし。」と昔を懐かしみます。

過去を懐かしむだけじゃあ・・・

その様子を見たドラえもんは「過去を懐かしむだけじゃなくて未来に向かって頑張ったらどうだい。」と励ましますがのび太は「落ちこぼれの自分に未来なんてないよ」とその言葉を聞き入れようとしません。

おばあちゃん

思い出の品の中に起き上がりこぼしがありました。のび太のおばあちゃんがくれたものです。病床のおばあちゃんは泣き虫ののび太少年に「起き上がりこぼしのように転んでも泣かずに立ち上がる人になってほしい。」と言い、その後しばらくして亡くなりました。
次のコマ、おばあちゃんとの約束を誓いのび太が机に向かって勉強します。 「何度だって転ぶけど立ち上がればいい」ことを教えてくれた名言です。 藤子・F・不二雄先生もマンガ家としてデビューするまで何度も転んだのでしょうか。おばあちゃんの言葉を思い出し泣きながら立ち上がるのび太の姿に感動しました。

コンピュータペンシル

仕事が忙しいしずかちゃんのパパにドラえもんは「コンピュータペンシル」を 貸してあげます。するとあっという間に難しい仕事が片付きました。のび太はコンピュータペンシルを使えば勉強も出来るようになりテストで100点が取れるはず、と考えますがドラえもんに「それじゃカンニングだ」と戒められます。

偉いぞのび太

ドラえもんの言葉が心に残ったのび太は結局コンピュータペンシルを使いませんでした、ちょっと感動的です。しかし今度はジャイアンがコンピュータペンシルをこっそりと手に入れテストで100点を取りました。

昭和のお父ちゃん

ジャイアンが100点の答案を家に持ち帰り父親に見せるとジャイアンパパはオイオイ泣きます。息子の頭がよくなって勉強ができるようになったことを嬉し泣きしているかと思いきや「普段バカなお前が急に100点取れるわけがない。」と言い「不正をしたな。」と激怒しジャイアンをボカボカに折檻します。
子供の浅知恵では大人の目は誤魔化せないよ、という格言ですね。 読者が成長して親になるとジャイアンパパの生きざまに感動するのではないでしょうか。
引用: https://pbs.twimg.com/media/DCRNv1zXgAAjeRo.jpg

空き地でジャイアンやスネ夫達が竹馬で遊んでいます。

竹馬に乗られないのび太は「あんなもの乗られなくったって人間の値打ちは・・・」と言い訳します。勉強はできないくせにこういう時は都合のいい言葉が出てきます。自分には出来ないという事実を受け止めようとせず、実に卑怯な顔をします。藤子・F・不二雄先生は人間の持つダークな部分を描くのがうまいですね。

ウマタケ登場

そんなのび太のためにドラえもんは未来から「ウマタケ」という合成動物を連れてきます。竹馬に似た形状の生き物で手懐けるのが難しいのですがのび太はなんとかウマタケを乗りこなし家の屋根をもピュンピュンと疾走します。

ウマタケが逃げちゃった

喜んだのもつかの間ウマタケは逃げてしまいました。仕方なく竹馬を乗りこなすしかなく、ドラえもんとの猛特訓が始まります。「傷だらけあざだらけになって練習しよう。」のび太はついに竹馬をマスターします。
ボロボロになったのび太が「なんだ案外簡単じゃないか」と言うシーンは感動的で泣けてしまいます。まずはやってみろ、という格言ですね。

恋煩いするドラえもん

元気がないドラえもん、のび太が心配すると好きなペルシャ猫がいるという。 何かプレゼントを持参して好きだと告白しろ、とのび太はドラえもんを後押しします。 ドラえもんの言葉はペルシャ猫に届くのでしょうか。

ライバル登場

ペルシャ猫と初めて言葉を交わして喜ぶもつかの間ペルシャ猫が恋している野良猫が2匹(?)の前に現れます。ドラえもんそっちのけで語り合う2匹、こうなったら世界を破滅させてやると爆弾を取り出しますが、ペルシャ猫は駆け落ちしたいから助けてほしい、とドラえもんに頼みます。ドラえもんは「猫と犬だけの国」に2匹を連れて行きのび太の家に帰るのでした。
のび太が「何しに行ったんだい。」と半ばあきれていると「いいのさ」と涙を一粒こぼすドラえもんでした。 浪花節を見せるドラえもんは感動的です。 男は引き際が肝心という格言で藤子・F・不二雄先生は大人のやり取りを教えてくれました。別れられず、ストーカー被害が増えている現実をドラえもんはどう思うのでしょうか。

しずかちゃんに好かれたい一心で

ドラえもんの「刷り込み卵」を使い、しずかちゃんが自分を好きになるようにと 計画するのび太、しかし間違ってしずかちゃんは出木杉君を好きになる。出木杉君は「道具に頼って心を動かすのは嫌だ」としずかちゃんを拒否します。それを見たのび太は出木杉を見習い「刷り込み卵」を使うのを中止します。 藤子・F・不二雄先生はステレオタイプの優等生出木杉君を巧みに使い物語を展開させますね。

自分自身を変えてみせる!

のび太はまずは勉強を開始しますが、テストの結果は努力実らず0点でした。自分の不甲斐無さに嫌気がさすのび太は将来するであろうしずかちゃんとの結婚を諦めようとします。「自分と結婚すると彼女は一生苦労する。」恋愛についてはちょっとマイナス思考なのび太です。

来てくれたしずかちゃん

のび太は「ムシスカン」で誰からも嫌われるようになります。こうすればしずかちゃんも自分に近づきません。ところがのび太は体調がおかしくなりました、でも誰も助けてくれません。そんな中しずかちゃんは来てくれました。砂嵐のようなムシスカンに抗ってのび太に近づこうとするその姿は感動的です。
のび太は悲観的な考えを捨てしずかちゃんを幸せにできるよう少しずつ前へ前へと歩きます。 去りゆくものの美学とも言える名言ですが、本編では「そんなに卑屈になるなよ」という前向きなメッセージの伏線となります。藤子・F・不二雄先生の恋愛論はストレートなものが多いですね。

好きな猫が現れる

ドラえもんが近所の雌猫を好きになりました。しかし恥ずかしくて話しかけることもできずのび太に相談します。のび太は自信ありげに恋愛の達人のごとくアプローチの方法を伝授します。

女の子にはプレゼント

のび太はプレゼントに鰹節がいいだろうとドラえもんに渡します。ドラえもんが「いいの?」と尋ねると「いいさ、君には世話になっているから。」とのび太。その言葉にドラえもんは大泣きします。まあパパのお金で買った鰹節なんだですけどね。

女子の扱いに手馴れている?のび太

のび太はドラえもんを連れてしずかちゃん宅へ行きデートの方法を実践します。しずかちゃんは事情が分からずのび太の行動が理解できません。読者は恋愛達人ののび太が実は空回りしていることに気づきます。 ドラえもんが勇気を出して雌猫に話しかけると難なく友達になることが出来ました。恋愛が成就して歓喜の歌を歌うドラえもん、「うるさい」と迷惑がるのび太、素直なドラえもんはハッピーエンドで恋愛の先輩ぶってみたのび太がパッとしないのが対照的ですね。

スネ夫は銘家だった。

スネ夫に「祖先は偉い侍だった」と自慢され悔しく思ったのび太はタイムマシンで先祖に戦で活躍させて出世させようとします。

野比家のご先祖はやっぱり

のび太の祖先は臆病な狩人でした。戦が始まると怖がって逃げ出す始末、代わりにのび太がドラえもんの道具を使って戦に出ます。どっちの陣に加勢すればいいのか分からないのび太にドラえもんはさらりと「どっちも自分が正しいと思っている。」と言います。
戦中世代の藤子・F・不二雄先生ならではの鋭い言葉です。宮崎駿氏も「人間が二人以上集まると必ず諍いが起きる。」と言っていました。 人間がもうすこし利口であったならば、戦争から生まれる悲劇を免れたはずである。という格言がありますね。

その後の野比家

現代に戻ったのび太達、しかし状況は変わっていません。タイムテレビでその後のご先祖様の様子を見るとドラえもんの道具を使って「初めてイノシシを捕まえた」と大喜びしており「だめな先祖だなあ」と呆れる二人でおしまいです。

のび太のラジコン

のび太がお小遣いを貯めてやっと買ったラジコンボートが池の上でスネ夫の大型ラジコンボート戦艦大和にぶつかり壊されました。怒ったドラえもんとのび太はスモールライトで小さくなりスネ夫の大和を乗っ取ります。スネ夫はいとこのお兄さんに相談するとお兄さんはラジコンのゼロ戦で大和へ海戦を挑みます。藤子・F・不二雄先生の軍事マニア部分がさく裂します。

撃沈、復讐

大和は沈められるとドラえもんは潜水艦ラジコンを出してスネ夫達に復讐戦を挑みます。潜水艦から発射された魚雷はスネ夫達の乗ったボートに命中、スネ夫達は池に落ちてずぶぬれになり、さらに貸しボート屋から壊したボートの修理代を請求されました。シルエット姿の二人が寂しそうに「戦争とはむなしいものだ」とつぶやきます。戦争を考えさせられる名言です。
因みにアニメ版は「スネ夫を殺して僕も死ぬ」と怒りに錯乱したのび太や大和とゼロ戦の勝負という空想スペクタクル、そして最後の教訓、と実に中身の濃い作品となりました。

のび太のおじさんとゾウ

のび太のおじさんのび郎さんがのび太宅を訪れた時、のび郎おじさんが少年の時動物園の動物が戦争を理由に殺処分された事を聞きのび太とドラえもんは過去へ行き動物を助けようとします。「もうすぐ日本の負けで戦争は終わる」と笑いながら軍人に発言して軍人を怒らせるのび太。未来から来て当時の大人たちの事情を知らずこれから起こることを能天気に話してしまう少年、というタイムトラベルの物語が入っています。
のび郎少年が好きなゾウのハナ夫をスモールライトで小さくしてインドへ郵送しますが果たして無事インドへたどり着いたのかは分かりません。

現代へ戻ったのび太とドラえもん

のび郎おじさんの話は続きます。インドのジャングルで遭難して意識がなくなりかけた時ゾウが助けてくれた。そのゾウは子供の時動物園で観たハナ夫にそっくりだった、というのです。のび太のパパは戦争のためハナ夫は殺されたのだし(記録上はそうなっているようです)それは夢だろう、と答えますがのび郎おじさんは「ハナ夫と会えたような気がして、ゆめでもうれしかった」と言います。
のび郎おじさんを助けたのは現代まで生き続けたハナ夫なのか、それとも似た別のゾウなのか。のび太とドラえもんはきっとハナ夫だと確信します。 二つのうちどちらなのかは読者の判断に任せつつも少年漫画らしいハッピーエンドを持ってくるのは辛い戦争時代を経験した藤子・F・不二雄先生は少しでも救いがある話を描きたかったのでしょうか。
いかがでしょうか、勉強、恋愛、戦争と様々な場面にてドラえもんの名言を集めてみました。映画に地上波アニメにドラえもんたちの活躍はまだまだ続きます。これからも多くの名言が生まれることでしょう。