エクストレイルの3列シートとは
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ここ最近のSUVの多くは、3列シートを導入している車が多くなっています。それまで3列シートというものはミニバンに多く採用されているものでしたが、最近ではアウディのQ7が3列シート化したことをきっかけに、日本のSUVにも3列シート化が広まりました。とはいえ、ミニバンと比べてもボディサイズが小さめである最近のSUVに3列シートを入れて大丈夫なのではと心配するという方も多いはずです。これについては車の大きさにもよりますが、一部からはエクストレイルの3列シート化はあまりよくないという声も出ています。今回はそんなエクストレイルの3列シートについて書いていきます。
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内装やサイズ、燃費や価格は?エクストレイルの3列と2列の比較:狭い?
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スポーツカーなどの後部座席というのは狭いものだということは多くの人が知っていますが、最近のSUVの3列目はどういうものかということになります。ミニバンの場合、多少狭いとしても底まで窮屈に感じることはありません。しかしSUVになるとどうしても3列目が狭くなってしまいます。特にエクストレイルの場合、他のSUVと比べて車内が狭いため、どうしても3列目が狭くなってしまいます。7人のりでちょっとした旅行や買い物であれば問題ありませんが、7人乗りでキャンプやアウトドアなどのアクティビティになると荷物を積むことが少々厳しくなってしまいます。
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内装やサイズ、燃費や価格は?エクストレイルの3列と2列の比較:ラゲッジスペース
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3列シートを使用している場合の影響というのは、荷物を積み込むとき以外にも影響を及ぼしています。3列目を出していると、トランクのラゲッジスペースがかなり狭くなってしまいます。実際に積み込むと意外にも積み込めるということはあるのかもしれませんが、やはり人間というのは、どうしても見た目から入ってしまいます。写真などでリアゲートを空けている状態を見ると、ラゲッジスペースの面積が非常に狭く見えてしまいます。近所への買い物であれば何とかなるサイズですが、やはりアウトドアとなると心細いものです。せっかくアウトドアでの仕様に丁度良いことをうたっているので、この部分はしっかりすべきところです。
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内装やサイズ、燃費や価格は?エクストレイルの3列と2列の比較:独立
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ここまで3列目のシートのデメリットしか書いていませんでしたが、決して悪いところしかないというわけではありません。3列シート目の部分に関しては、左右独立して倒すことが可能となっています。実際に倒してみた写真を見る限りだと、片方倒しただけでかなり印象が違います。これなら冬場にスキーやスノーボードなどに行くときにも安心して積み込めます。また、やり方によってはリアゲートから3列シートに座るということも可能となるため、片方だけ倒すということは非常に有効です。しかしその分定員が一人減ってしまいますが、よほどの大家族や集団で無い限りそこまで人が乗り込むことはありません。
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内装やサイズ、燃費や価格は?エクストレイルの3列と2列の比較:収納方法
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エクストレイルの3列目の収納方法ですが、意外にも簡単です。方法としては、3列目のシートの背もたれの上部にあるレバーを引っ張ると簡単に倒すことができます。また、倒した後もかなりフラットになるため、ラゲッジスペースとしては申し分ないです。3列シートを倒して2列化させることで、ラゲッジスペースはかなり広くなり、ようやくSUVらしくなります。エクストレイルの場合は車内が比較的狭いため、むしろ普段は3列目を倒しておくほうが、実用性がかなり高くなります。こうしてみると、SUVの3列化はかなり無理があるのではないのかと考えてしまう人も多いですが、エクストレイルが小さいためということも考えられます。
内装やサイズ、燃費や価格は?エクストレイルの3列と2列の比較:2列目をスライド
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現行型のエクストレイルの特徴のひとつとして、2列目をスライドさせることが可能となっています。もし3列目に人を乗せる場合は、この機能を使用することをおすすめします。また、3列目を倒している状態で2列目をスライドさせると、ほんの少しだけですがラゲッジスペースが広がります。これだけ聞くと非常に良いかもしれませんが、ここでまた新たな問題が出てきます。2列目を前方にスライドさせると、今度は2列目と3列目の間に隙間が生じてしまいます。長いものを入れる場合は問題ないですが、場合によってはその隙間に荷物が入り込む恐れがあります。後部座席でそのようなことがあると取り出すのに一苦労です。
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内装やサイズ、燃費や価格は?エクストレイルの3列と2列の比較:2列目
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アウトドアやキャンプにおいて多くの人が車中泊をするはずです。少しでも車中泊で足を伸ばして快適に眠りたいという場合は、どうしても2列目を倒す必要があります。しかしここでもまた問題が出てきます。まず倒す際の方法が、3列目の倒し方よりも手間がかかるということです。最初の時点でそのまま倒してしまうと、必ず前の座席に引っかかってしまいます。そうなったときは背もたれについている紐で舌に下げますが、最終的に倒してもまったくフラットになりません。ちなみに、前後をスライドさせたとしてもまったくフラットになりません。とはいえ、あまりひどいわけではないため、マットを使用するとフラットになります。
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内装やサイズ、燃費や価格は?エクストレイルの3列と2列の比較:床下収納
エクストレイルは他の車と比べると小さめですが、その分を補うかのように、床下収納が設けられています。そのため、細かい工具や小物などをここに収納しておくことが出来ます。とはいえ、この床下収納があるとはいえ、容量はあまりありません。右側に仕切りがあるため整理整頓することが容易であることが唯一の救いではありますが、それでも全体的な容量としては少々物足りないところです。また、スバルのフォレスターのように電源ソケットなどの電源を確保するところも無いため、どうしても簡易電源などが必要となってきます。それらを収納する場所を作るだけでもかなり消費してしまいます。
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内装やサイズ、燃費や価格は?エクストレイルの3列と2列の比較:ミニバンには勝てない?
ここまでエクストレイルの3列シートなどについて書いてきましたが、この時点でやはり3列シートはSUVには向かないのではと考える人が多いはずです。エクストレイルが小さめのボディサイズということもありますが、他のSUVも同様に3列シートを導入していますがかなり狭くなっているという声も出ています。日本のメーカーのSUVというのは、どうしても世界の車と比べても比較的小さめに出来ているため、そのような状態で3列シートを導入するとどうしても狭くなってしまいます。そのように見ると、ボディサイズが海外のSUVと同じようなサイズである日本のミニバンがおすすめであるといえます。
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エクストレイルの3列は使い勝手が少し悪い
いかがでしたか。エクストレイルの3列シートは少し使い勝手の悪いものであることがわかったと思います。実際に内装を見る限りでもかなり狭そうでありましたが、そもそもエクステリアを見るだけで3列シートがあるとは思えないという方も中に入るはずです。確かに大人数で出かける際は、エクストレイルのようなSUVよりは、ステップワゴンなどのミニバンがきたほうが安心して乗ることが出来そうだと感じます。
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