2018年2月にフルモデルチェンジした新型「Ninja250」
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250ccというライトウェイトでありながら、高い走行性能を誇るNinja250はハイパフォーマンスバイクとして世界中で人気があります。そんなNinja250は2018年2月に2度目となるモデルチェンジを行い、より性能を向上させた高次元の完成度に仕上がっています。Ninja250はNinja400と同じプラットフォームを共有していますが、マフラーのサイレンサーがNinja400の方が長くなっており、見た目での違いは「マフラーの長さ」ということのなります。
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新型「Ninja250」過去モデルからのパワーアップポイント
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今回のモデルチェンジにより、細部に至るブラッシュアップ化がなされ、エンジンのパワーアップや足回りの最適化、フレームの剛性を高めながらも軽量化などを実現しています。そんな新型Ninja250の旧モデル(2017年モデル)からパワーアップした主なポイントをまとめてみました。
・31psから37psに6psアップした最高出力の新設計エンジン。
・Ninja H2からインスパイアされたトレリスフレームを採用。
・旧モデルから8kg減の166㎏に軽量化。細部に至る軽量化で単気筒エンジンモデル並みの軽量な車体重量を実現。
・Ninja H2を踏襲した先進的なデザイン。
・軽量かつコンパクトな最新ABSユニット。
・ヘッドライトとテールランプにLEDを採用。光量が大幅にアップ。
・ホイールベースを旧モデルの1,410㎜から1,370㎜に短縮。
・スポーティーでモダンなメーターパネル。
・フロントフォークをφ37からφ41に、フロントディスクブレーキは290mmから310mmに大径化。
・シートに低反発ウレタンを使用し、50㎜から90㎜に肉厚化。
・WMTCモード値の燃費が若干ながら向上(0.5km/km)
・2017年モデルより跳ね上げられたマフラー
2018年2月にフルモデルチェンジした新型「Ninja250」のスペック
引用: http://img.bikebros.co.jp/vb_img/eimpre/img/577/kumi06.jpg?20180126
【車名】・・・・・・・Ninja250(KRT Edition)
【形式】・・・・・・・2BK-EX250P
【全長】・・・・・・・1,990㎜
【全幅】・・・・・・・710㎜
【全高】・・・・・・・1,125㎜
【最低地上高】・・・・145㎜
【シート高】・・・・・795mm
【車両重量】・・・・・166㎏
【エンジン種類】・・・水冷4ストローク並列2気筒
【総排気量】・・・・・248cc
【最高出力】・・・・・27kW(37PS)/12,500rpm
【最大トルク】・・・・23N・m(2.3kgf・m)/10,000rpm
【使用燃料】・・・・・無鉛レギュラーガソリン
【燃料タンク容量】・・・14L
【燃費】・・・・・・・37.0km/L(国土交通省届出値:60km/h・定地燃費値、2名乗車時)
【燃費】・・・・・・・26.2㎞/L(WMTCモード値 クラス3-2、1名乗車時)
【生産国】・・・・・・タイ大国
新型「Ninja250」の最高速は?
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新型Ninja250は旧モデルと比較して、パワーが26%、トルク14%も向上しています。当然ながらその恩恵は新型Ninja250の最高速に関わってきます。最高速は環境によってそのスピードに違いが生まれるので一概には言えませんが「140~160km/h」が目安になるようです。ライバル社であるホンダCBR250RRやヤマハYZF-R25などと比べると若干見劣りもしますが、Ninja250は普段使いでの快適性能にもこだわり作られていることを考えるとスポーツ性能と普段使いを高次元に両立していると言えます。
カスタムした新型「Ninja250」の最高速は200kmに肉薄?
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最高速を計測するのに適した環境とは、安全が確保された長い直線の道路です。タイにあるチャンインターナショナルサーキットの約1000mの直線があるコースにて新型Ninja250は「198.1km/h」という公式リザルトを記録しました。200km/hに肉薄するこちらの記録は、更なるカスタム、チューンアップで最高速200km/h越えはもちろん、ライバルのホンダCBR250RRやヤマハYZF-R25と同等クラスのポテンシャルがあることを証明しました。
新型「Ninja250」のカラーバリエーションと値段①:「キャンディプラズマブルー」
引用: https://www.kawasaki-motors.com/mc/img/ninja250/img_01-01.jpg
【値段】メーカー希望小売価格 629,640円(本体価格583,000円・消費税46,640円)
新型「Ninja250」のカラーバリエーションと値段②:「パッションレッド×メタリックフラットスパークブラック」
引用: https://www.kawasaki-motors.com/mc/img/ninja250/img_02-01.jpg
【値段】メーカー希望小売価格 640,440円(本体価格593,000円・消費税47,440円)
新型「Ninja250 KRT Edition」のカラーバリエーションと値段③:「ライムグリーン×エボニー」
引用: https://www.kawasaki-motors.com/mc/img/ninja250/img_03-01.jpg
【値段】メーカー希望小売価格 640,440円(本体価格593,000円・消費税47,440円)
引用: http://img.bikebros.co.jp/vb_img/eimpre/img/577/kumi08.jpg
Ninja250のカラーバリエーションは上記の3カラーです。その中の1つである「KRT Edition」とはグレードが違うわけではなく、スーパーバイク世界選手権シリーズで戦うNinja ZX-10RRをイメージしてカラーリングされたモデルで、搭載するエンジンやパーツなどには違いがなく、基本的にはカラーやペイントなどの外見的な違いがあるだけです。
新型「Ninja250」のおすすめカスタム情報①:「マフラー交換はバイクカスタムの基本」
引用: https://img.webike.net/catalogue/images/48762/4-1.jpg
バイクのカスタムの基本とも言えるのが「マフラー」です。マフラーを交換することによって迫力を出すことができたり、バイクサウンドも堪能できる上に、馬力やトルクなどの動力性能のアップも期待できます。新型Ninja250には迫力のあるバイクサウンドがよく合います。
新型「Ninja250」のおすすめカスタム情報②:「ホイールでバイクの印象は変わる」
引用: https://img.webike.net/catalogue/images/30569/TYPE-GP1S_mono_WH.jpg
マフラー同様、ホイールの交換で見た目の印象が大きく変わり、軽量化などによる走行性能の向上が期待できます。新型Ninja250は発売から日が浅いのでカスタムパーツはまだ豊富ではありませんが、人気車種なのでホイールを含めた多くのカスタムパーツが販売されるでしょう。
新型「Ninja250」のおすすめカスタム情報③:「カーボンパーツで軽量化」
引用: https://www.tandem-style.com/wp-content/uploads/2018/03/ninja250-exterior-kit_01.jpg
引用: https://www.tandem-style.com/wp-content/uploads/2018/03/ninja250-exterior-kit_02.jpg
モータースポーツにおける軽量化とは走行性能、動力性能に直結する大事なカスタムです。細部に至るところまで軽量化を図る場合は外装パーツをカーボン製のものと交換するのが良いでしょう。バイクの外装パーツは各メーカーが空力特性に基づく最適化がなされているものなので、純粋にパーツを減らして軽量化を図るのはおすすめできません。新型Ninja250の多くの部位に対応したカーボンパーツも販売しているので、そちらがおすすめです。
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【Ninja250の新型情報!最高速や値段、カスタム情報や最高速まで解説!】まとめ
引用: http://img.bikebros.co.jp/vb_img/eimpre/img/577/kumi02.jpg
カワサキを代表する人気バイク「Ninja250」。ホイール、マフラー、カーボンパーツの交換で150㎏を切る軽量化も期待できますし、動力性能の向上も期待できます。新型Ninja250は250ccという大きさでありながら、高いスポーツ性能を誇るハイパフォーマンスモデルです。乗り心地の良さなどにもこだわり作られたNinja250の完成度は非常に高いです。