// FourM
L01ln6qvzgxls9vmynbb

家電(F)

CATEGORY | 家電(F)

SSDの価格推移まとめ(~2018)高騰はいつまで続く?グラフ付きで解説!

2024.02.22

いまやパソコンの記憶媒体はHDDからSSDに移っていっています。そこで気になってくるのが、SSDの価格推移。できれば価格が安く推移したときに買いたいですよね。今回ここではSSDの価格推移をまとめてご紹介。高騰しているのが下落しているのかも調べました。

  1. そもそもSSDって何?
  2. SSDとHDDの違いとは?価格以外も違う?
  3. SSDの価格推移についてご紹介!
  4. 【SSDの価格推移】2016~2018年初めごろまでは高騰していた
  5. 【SSDの価格推移】SSDの価格が高騰していた理由とは?
  6. 【SSDの価格推移】だんだんと値下がり始める2018年中ごろ
  7. 【SSDの価格推移】SSDの価格が下がった原因とは?
  8. 【SSDの価格推移】現在は高騰とは無縁の下落傾向
  9. 【SSDの価格推移】SSDの価格が下がると期待できること
  10. SSDの価格推移まとめ(~2018)高騰はいつまで続く?グラフ付きで解説!:まとめ

ソリッドステートドライブの略

そもそもSSDとはどのようなものなのか皆様はご存知でしょうか。SSDは、ソリッドステートドライブの略称で、半導体を使った記憶媒体装置です。HDDが磁気ディスクを回転させてデータを読み込むのに対して、SSDはUSBなどと同様に電子アクセスによってデータを読み込むため、静音性に優れているのが特徴となっています。

SSDにより高速通信が可能になった

引用: https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/gorisanIMGL9690_TP_V.jpg
また、SSDは電気信号によってデータにアクセスするため、処理速度が速いのも特徴の一つ。データを読み込むスピードはパソコンの快適さに直結するため、近年採用しているメーカーが増えています。特にOSをSSDにインストールしておけば、パソコンが電源をつけてすぐに立ち上がるようになります。

SSDの方が高速、容量はHDDの方が大きめ

SSDとHDDとの違いですが、速度面ではSSDの方に軍配が上がります。というのも、前述したようにSSDは電気によってデータにアクセスする構造になっています。わざわざHDDのように磁気ディスクを回すという手間がないため、高速でデータにアクセスすることができるのです。一方、容量の大きさに対しての価格はHDDの方が低め。そのため、OSはSSDにして高速立ち上げを実現し、データの保存はHDDに、という方が増えています。

SSDはHDDよりも壊れづらい

価格以外の違いとして、耐久性の面でもSSDの方が優秀だと言われています。HDDは磁気ディスクという物理的なシステムを採用しているためどうしてもディスクが回転するたびに少しずつ劣化していってしまいます。また、ちょっとした衝撃にもHDDは弱いのが特徴です。一方SSDはすべて電気信号で通信を行っているため、少々の衝撃にも強いのが特徴。そのため、モバイルデバイスなどは記憶媒体にSSDを採用しているものが増えるという推移をしています。

価格はSSDの方が高め

価格面からみると圧倒的にHDDの方が安くなっています。1TBでの価格を比較すると、HDDは平均して5000円程度なのに対し、SSDは23000円ほどと4倍近い値段がつけられています。

関連記事

SSDについての基礎知識が分かったところで、ここからは気になるSSDの価格推移をグラフを交えながらご紹介していきます。SSDなどパソコンのパーツは、時期によって大きく値段が変わることも多いため、買い時を見極めるのが重要です。以下の項目やグラフを見れば、お得にSSDを買える時期がわかるはず!

2016年末からSSDの価格が高騰していっていた

引用: https://i.gyazo.com/57f2cc2360ef1be90a7470ff764d2d53.png
SSDの価格推移ですが、上記のグラフを見ていただくとわかるように、2018年初めごろまでは高騰していっている傾向がありました。この傾向は2016年ごろからあり、いつまでも高騰が続いているような状態となっていました。

一時期には20パーセント以上高騰したときも

引用: https://i.gyazo.com/2b565339099b7924ab76108193b0c7fe.png
こちらはサムスンの「T5 MU-PA250B」というSSDの2017~2018年初頭の価格推移グラフ。グラフによると、はじめは21000円からスタートした値段が最高で23000円ほどになるなど、少なくとも10パーセント程度は値上がりして推移しているのがわかります。製品によっては20~50パーセント値上がりした例があり、この推移がいつまで続くのかと疑問に思った方も多い時期です。

SSD価格高騰の原因:①為替によるもの

引用: https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/CC176164336_TP_V.jpg
SSDの価格が右肩上がりに推移した原因ですが、その一つに為替によるものがあります。SSDに使われる半導体は輸入に頼っているため、為替の変化に左右されやすいのです。2016年末ごろからドル円が10パーセント程度円安になったことがこの時期のSSDの価格高騰を引き起こし、高水準で推移したと言われています。

SSD価格高騰の原因:②モバイルデバイスへのSSDの採用

引用: https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/kazukihiro08030I9A6973_TP_V.jpg
近年のモバイルデバイスの普及もSSDの価格が高騰した原因です。モバイルデバイス、特にiPhoneにはSSDが使用されているため、新製品が出たりすると一気に需要が高まりSSDの価格が高い水準で推移していきます。2016年~2017年にかけてはiPhone8の生産がスタートしたことがこの時期のSSD価格高騰を招いていたと考えられ、これからも新機種が出るたびに価格は上昇推移していくことが予想されます。

SSD価格高騰の原因:③ノートパソコンへの採用

引用: https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/goriIMGL9703_TP_V.jpg
SSDの価格高騰は、ノートパソコンへの採用率も大きく関係しています。持ち運んで使用することも多いノートパソコンへは、メーカー側はできればSSDを採用したいというのが本音。特に最近のノートパソコンは、スペックを重視しデスクトップに引けを取らない性能をアピールしているため、SSDの採用率が昔に比べて増えています。そのためSSDの需要が増えて価格が高い水準で推移していったのです。

2018年中ごろから高騰から一転下落傾向へ

引用: https://i.gyazo.com/1ee4ef9ed60e6328c752524e22fed81c.png
いつまで高い水準で推移するように思われたSSDの価格ですが、2018年中ごろから一転して下落していっています。詳しい原因は後程ご紹介しますが、ある程度SSDの需要が収まったというのが一番の要因でしょう。

SSD価格下落の原因:①ビットコインバブルの落ち着き

引用: https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/bitcoinIMGL1750_TP_V.jpg
SSDの価格下落の原因としては、ビットコインバブルの落ち着きも要因の一つです。ビットコインは「マイニング」と呼ばれるPCを使った作業をすることによって増やすことができますが、そのマイニングにはSSDを使った高性能PCが必要。バブルが収まったことで、高性能PCの需要が低下しその反動がSSDの価格の下方推移に影響したと考えられます。

SSD価格下落の原因:②NANDの供給量が増えた

引用: http://www.gdm.or.jp/wp-content/uploads/2017/11/29/b825fe4d07ac7832a81c4b245acd38da-620x466.jpg
SSD価格の下方推移の原因には、SSDに使用されるNANDチップが十分な供給量となったこともあります。いつまでも高い水準で推移していたSSD価格を解消しようとメーカーが大量生産に乗り切ったため、2018年中ごろに少し供給量が過多になったという背景があります。

現在も価格はどんどんと下落していっている

引用: https://i.gyazo.com/a3a584f65cca2d3f8f2cfb08e36151a7.png
いつまでも続くように思えたSSDの価格高騰もおさまり、現在でもSSDの価格は低い数字を推移しています。上記のグラフでも右肩下がりで推移しているのが確認できますね。

SSDは今が買い時かも

SSDを買おうと思っている方は今がチャンス。SSD価格はスマホの新機種発売など、またどんな要因で上がるかわからないので、低い価格を推移してい今のうちに買っておきましょう。

パソコン価格の低下

引用: https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/macbookproIMGL4508_TP_V.jpg
SSDの価格が下がるとそれに伴ってパソコン本体の値段も下方推移するが予想されます。特にハイスペックなPCではSSDの採用率が高いため、大幅な値段低下が期待できるでしょう。

低価格ノートパソコンにもSSDが採用されるかも

引用: https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/goriIMGL9693_TP_V.jpg
SSDの価格が下がると、今まで価格の面でSSDの採用を見送っていた低価格ノートパソコンにもSSDが採用されることが期待できます。

モバイルデバイスも価格が低下すると予想される

引用: https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/smartphoneIMGL4224_TP_V.jpg
SSDの値段が下がると、モバイルデバイスの値段もパソコンと同様に低下することが予想されます。特に低価格の中国産スマホなどは、大きく値幅を下げるのではないかと言われています。インターネット市場そのものは上向きに推移していますが、供給料増加で単価は下方推移しています。

関連記事

以上、SSDの価格推移や、いつまで高騰が続く?などの疑問にお答えいたしました。SSD価格は、現在下落していっているので今がお買い時。また高騰してしまわないうちに早めに買うことをおすすめします。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BnTuyCch92z/?hl=ja&tagged=ssd