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落ち着いた色味が素朴で風情のある萩焼。温かみを感じさせる土の風合いが使うたびに変化して、アジのある一品へ姿を変えることで人気。今回はそんな萩焼を体験できるおすすめの場所を、口コミを交えてコースや料金もご紹介します。萩焼の体験が思い出、お土産の一品へ繋がるといいですね。
萩焼体験をする前にその特徴について少し知識を入れておくと、より楽しめると思いますので、しっかり目を通しておいてくださいね。
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山口県の伝統工芸品として知られる萩焼は、400年以上の歴史を持つ陶器です。はじめは茶の湯に用いられるなど、芸術品として見られていましたが、次第に湯飲みやお皿など、日常生活でも使われる器が作られるようになりました。
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特に、注目したいのが「萩の七化け」といわれる経年変化。陶土に釉薬(うわぐすり)を加えることで、使うたびに貫入(かんにゅう)と呼ばれるヒビや器の風合いが変化し、風情の出た見た目に導いてくれます。これが愛着の沸く一品へつながる理由でしょう。
次は萩焼の体験ができる種類について、3つまとめましたのでその特徴を順にご説明します。
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陶芸といえば、ろくろを回転させて湯飲みをつくるイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。こちらは電動ろくろと呼ばれる回転式の機械を用いた作り方になります。回転する器に手を添えながら作業するので、綺麗な見た目に導くことができるといわれています。
先ほどのろくろとは違い、こちらは手びねりと呼ばれ土を自由にこねることができる作り方になります。好みの形にできることから、湯呑はもちろん、お皿や箸置きなど、オリジナリティの出た作品が作れます。
簡単にオリジナリティの出た器にできるのが絵付けです。器には自分が描きたい絵や文字を入れることで完成します。スタイリッシュなデザインやチャーミングなものなど、萩焼の雰囲気を活かした一品に仕上げたいですね。
それでは、次から萩焼の体験ができるおすすめの場所を紹介していきますね。
泉流山は、窯元と吉賀大眉の作品が多数納められている美術館が一体となった場所。足の力を利用した「蹴り轆轤(ろくろ)」で作られた器は、通常の電動轆轤でするときよりも「味わい深さ」が出た仕上がりとなり、伝統にこだわったスタイルが特徴です。
初心者には難しいとされる電動ろくろでの作業も、先生のサポートがあるため満足のいくできにつながっているという口コミが多いです。また、美術館と同じ敷地にあるため、萩焼の陶芸美術も楽しめる声もありました。
はじめての経験でしたが、先生が側についてくれる安心感から最終的にいい作品ができました。
伝統的な萩焼を見ることができました。敷地内に吉賀大眉記念館があって、萩焼の陶芸美術を楽しめます。すばらしかった。
Aコース料金:2,200円(お1人様1点) 所要時間:約60分
Bコース料金:3,000円(お1人様2点まで制作可) 所要時間:約120分
Aコース料金:3,500円(お1人様1点) 所要時間:約60分
Bコース料金:5,000円(お1人様2点まで制作可) 所要時間:約90分
料金:1,200円(お1人様1点) 所要時間:約30分
萩焼陶芸体験【萩焼窯元泉流山】
[萩焼陶芸体験教室のご案内] 山口県萩市・萩焼窯元泉流山(せんりゅうざん)は文政9年創窯の老舗窯元で、登り窯や蹴りロクロなど本格的な萩焼製造・販売の窯元です。隣接して吉賀大眉記念館では陶芸体験(萩焼体験)もできます。
マンツーマンでろくろ体験ができる天龍窯は、作品に対する所要時間が1人約20分程度で完成すると話題に。工場と店舗が併設した形のため、萩焼の体験後に茶器や湯呑などの器をお土産として買うことができます。
手先が器用でない方でも先生のサポートで上手く作ることができた、と満足の声が多数ありました。約20分ほどと短い時間ですが、その分集中して取り組めるので中身の濃い時間を過ごせそうですね!
夫婦で湯呑み造りコースを体験しました。スタッフの方々の対応が丁寧で、安心して出来ました。分かりやすい説明や温かい声掛けのおかげで、夫婦共々終始笑顔で思いっきり楽しむことが出来ました
思い通りの形に近づくにつれ先生の温かいフォローがあったので満足のいく作品が完成しました。
体験コースについては、じゃらんで予約する形になっていて、萩焼ろくろ体験 湯呑造りコース(料金は2,700円~)など複数用意されています。コースは以下のリンクから確認できます。
※希望するコースがない場合はお問い合わせで聞くことになります。
ろくろ体験 | 萩焼窯元 天龍窯
ろくろ体験 ~萩焼を造ってみませんか?~ ※以下内容をご確認の上、お申込みをお願いいたします。 ◆お申込み:お申し込みフォーム (予約優先) ※じゃらんを利用しております。 ◆休 日:毎週水曜日/年末年始 ◆体験時間:AM 9:00~PM 5:00/(受付 PM 4:00まで) ◆所要時間:1時間につき、最大4名様が限度です。 ※お一人ずつ【 交代 】で体験していただく形です。 ※1作
萩焼の体験ができるだけでなく、萩焼の展示直売や萩の名物などを取り入れたお食事処も立ち寄れる萩焼会館。料理に用いた萩焼も見られるので、体験すると同時に上品に魅せる使い方も学べ貴重な思い出になりそうですね。
先生が親切で丁寧に指導してくれるのはもちろん、お土産も一緒に買えるのが良いとの声が寄せられていました。ただ、予約制のため体験したい方は前もって予約することをおすすめします。
事前に予約は必要ですが、体験型で自分で焼き物もできるので、事前に予約しておけばよかったなと思いました。
お土産用の焼き物もあって、良かったです。
料金:4,000円(1作品) 所要時間の目安:約30分
料金:1,200~2,000円 所要時間の目安:約30分
陶芸体験 | 萩焼 陶芸体験 お土産 お食事 | 萩焼会館
山口県・萩市の萩焼総合施設「萩焼会館」公式サイト。萩焼会館では展示直売、窯元見学、陶芸体験などを通し400年の伝統を誇る萩焼を見て触れて楽しめます。併設のカフェ「橙里」や御食事処「竹庭萩野」(団体予約制)では萩焼の器を使用した喫茶・御昼食をどうぞ。
湯呑やポットなど、作られるものすべてが職人による手作りの緑栄窯。年間30,000個にも上る販売実績を残しています。仕上げに釉薬の色を選べるので、思い出の一品になるでしょう。
緑栄窯ホームページに寄せられた声には「自分主体となって作業できる」とあるように、他の窯元と比べて自分のペースで進められるのは嬉しいですね。ただ、すべての作業が個人できるわけではありません。
藍場川沿いにある元萩窯は、築100年以上の古民家を改築したレトロな雰囲気を醸し出す窯元。茶道具や日常で使う食器類など、温かで優しい風合いの作品が迎え入れてくれると好評。萩焼は少人数から体験できるのもポイントです。
懐かしく感じる場所で見られる萩焼の作品。そんな場所での萩焼体験、お土産は忘れられない思い出になりそうですね。
藍場川のすぐそばにたたずむ窯元「元萩窯」は懐かしい雰囲気を醸し出しています。萩焼のやわらかい味わいが存分にいかされ、あたたかみを感じました。
手びねりやろくろ体験は料金が2,000円からとなっており、所要時間は30分ほどのようです。制作時間は相談に応じるとのことなので、詳しい情報は一度確認しましょう。
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素朴で温かみを感じさせる風合いを持つ萩焼が体験できる場所を5選紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。萩焼体験で思い出の一品を作ると同時に、お土産として友人や家族の分も作って、萩焼の世界を心ゆくまで堪能してくださいね。