アップリケとは?
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アップリケとは、「貼る・つける」と言った意味を持つ言葉です。その意味から、アップリケとは、土台布の上に、別の布やフェルト生地などを乗せ、刺繍やミシンで縫ったりする手芸方法。服やバッグなどの日常的に使用するものに、アップリケはよく使われています。
アップリケとは?ワッペンとの違いや付け方についてご紹介!
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では、アップリケとワッペンの違いというのは、何なのでしょうか。アップリケについては上記で話した通りですが、ワッペンは、「紋章」という意味のある言葉で、ブレザーの腕や胸、帽子などにつける模様のついた飾りのようなものです。アップリケとワッペンの違いは、フェルトのデザイン。アップリケは、無地のフェルトを使用し、自分で色を選んで、自分で縫いながらデザインを決めていくもの。ワッペンは、元々デザインされているものを使用するということ。これが、アップリケとワッペンの最大の違いではないでしょうか。
【アップリケとは?】ワッペンとの違いや付け方①手縫い
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アップリケとワッペンの違いは、フェルトその物のデザインにあるということが分かったところで、ここからは、アップリケの付け方についてご紹介していきます。まず初めにご紹介するのは、手縫い。アップリケは、手縫いで簡単に貼りつけることができます。手縫いでアップリケを付ける場合のやり方として、まず初めに、取り付けるアップリケの作成をしましょう。アップリケは無地のフェルトですので型紙を用意し、自分の作りたいデザインを書いていきます。型紙にデザインを書きこんだら、フェルトと重ね合わせ、形に添ってフェルトを切っていくだけ。フェルトと型紙が動かないように、待針等を使用して留めて作業をするというのもおすすめの方法です。これが手縫いを始める前の基本的な作業となります。
【アップリケとは?】ワッペンとの違いや付け方➁ミシン
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手縫いは時間がかかるし、苦手だという人には、サクッと縫うことができるミシンがおすすめ。作業を始める前の基本的なことは、上記で話した手縫いの方法と同じです。が、型紙を切り取るときは、書いたデザインよりも一回り大きめに切り取った方が、ミシンでは縫いやすくなります。失敗しないためにも、その点だけは注意しましょう。型紙を合わせて布を切り取ったら、後はミシンで縫っていくだけ。時間もかからないため、アップリケをキレイに貼り付けることができるため、出来上がりもおしゃれに仕上げることができます。。
【アップリケとは?】ワッペンとの違いや付け方➂縫い方:たてまつり縫い
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それでは、ここからは手縫いで行うアップリケの縫い方についてご紹介していきましょう。今回ご紹介するアップリケの手縫い方法は、3つです。まず初めは、「たてまつり縫い」という手縫い方法から。たてまつり縫いの縫い方は、最初に縫い付ける生地の上にアップリケを置きます。アップリケを付けた部分と、元の記事が動かないように待針で留めておきましょう。次に、刺繍糸を付けた針を裏側から通していきます。この時のコツは、刺繍糸が垂直に表に出てくるようにふちギリギリの部分に針を刺しながら縫うこと。縫い目の幅はあまり気にすることはありませんが、細かく縫っていく方が、きちっと生地とアップリケを貼り付けることができ、見た目もキレイになります。是非、コツに注意しながら縫い進めていってください。
【アップリケとは?】ワッペンとの違いや付け方④縫い方:ぐし縫い
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続いてご紹介するのは「ぐし縫い」という方法です。ぐし縫いは、波縫いとよく似ている縫い方で、手芸者初心者の方でも簡単に行うことができる縫い方の一つ。波縫いとの違いを挙げるとすれば、それは目の細かさです。グ氏縫いの方が、ミシンのように細かいタッチで縫うことができます。やり方は、まず初めに生地とアップリケを重ね合わせ、動かないように待針でセット。次に、2㎜間隔くらいに針で縫っていきます。コツとして、何針かまとめて刺した後、針を抜けば、縫う速度も速いでしょう。この縫い方を繰り返していけば、生地とアップリケをキレイに貼り付けることができます。ぐし縫いは基本的な手芸の手縫い方法。始めて手芸に挑戦する人でも、簡単にできる手縫い方法です。
【アップリケとは?】ワッペンとの違いや付け方➄縫い方:ブランケットステッチ
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続いてご紹介するアップリケの手縫い方法は、「ブランケットステッチ」という方法です。まず初めに、生地とアップリケを重ね合わせて準備します。この時も、生地とアップリケが動かないように待針を打っておく方が良いでしょう。次に、刺繍糸を取り付けた針を裏から通します。ここまでは、上記の「たてまつり縫い」と同じ。次に、アップリケの表から生地の裏側にそって針を通します。ここでコツ。針は全て裏側まで通さずにストップさせておいてください。そして、その状態のまま、糸を針の後ろに回し、針を抜いていきます。これを繰り返していくと、下の画像のような縫い目になるはずです。ちょっと難しい縫い方かもしれませんが、このブランケットステッチ方法は、見た目もおしゃれなうえ、アップリケも際立ちます。
【アップリケとは?】ワッペンとの違いや付け方⑥刺繍糸
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アップリケの手縫い寳保を学んだとこで、次は刺繍糸の選び方についてご紹介します。刺繍糸を選ぶ際のコツは、生地に合わせた色の刺繍糸を選ぶこと。黒い生地に白い刺繍糸を使ってしまっては、アップリケではなく刺繍糸の方が目立ってしまいます。刺繍糸は、フェルト同様、実に様々な色が販売されているため、同じ色、またはフェルトの色に近い色を探すことが、刺繍糸を選ぶコツと言えます。次に、刺繍糸の太さです。刺繍糸は、一本一本をよく見てみるとかなりの細さ。強度を上げるために何本か使用するのが基本です。刺繍糸の太さは、取り付けるフェルトの厚みに合わせて決めていきましょう。薄いフェルト生地であれば、3本くらい、ちょっと分厚いフェルト生地であれば、その倍の6本など、フェルト生地の厚さ、そして、刺繍糸の強度具合を確かめながら、何本の刺繍糸を使用するかを見極めるのが、コツとなります。刺繍糸の太さによって、見た目のおしゃれも変わってくるでしょう。
【アップリケとは?】ワッペンとの違いや付け方➆実例
アップリケの縫い方、刺繍糸の選び方について学んだところで、ここでは、実際に作られた作品をご紹介します。まず初めは、「アップリケと言えばジーンズ」と誰もが思うおしゃれなファッションから。特に子供が履いているジーンズは、膝を擦りむいていることが多いもの。膝を擦りむくほど元気に遊んでいるのは良いのですが、捨てるにはもったいない。という人には、アップリケで擦りむいて薄くなった箇所を隠しながらおしゃれにしてしまおうという作戦です。よりおしゃれなジーンズに生まれ変わらせるためには、違ったデザインのアップリケを取り付けるのがコツ。それぞれ違っていた方が、ちょっとした遊び心もあり、オリジナリティーもあります。
続いてご紹介する作品は、がま口の財布。がま口の財布は日常生活でも大活躍してくれるものです。ですが、布の色だけでは何だか物足りません。おしゃれながま口にしたいのであれば、アップリケでおしゃれさをアップさせましょう。
アップリケとは何かを知って、刺繍をもっと楽しもう!
アップリケについて色々とご紹介しました。是非、今回ご紹介した縫い方で、アップリケの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。