睡眠時間や外出は?生後一ヶ月の赤ちゃんの生活とは
新生児の時期をこえて、成長が著しくなる生後一ヶ月の赤ちゃんは、体重も増えてますます大きくなり始める頃ですね。最初は大変だった赤ちゃんも、1ヶ月ころから落ち着きはじめて、生活のリズムも整ってきたのではないでしょうか。新生児の頃とは違って言葉や感覚など、あらゆる行動が出始める時期。睡眠時間や外出時はどのようにすればいいか気になりますね。
また、便秘などの健康面での変化にはどのように対応すれば良いのかも知っておきたいところです。はたして、1ヶ月の母ちゃんの生活はどんなものになるのでしょうか。
またどんなことに気をつければ良いのでしょうか。1ヶ月の赤ちゃんの状態なども含めて、その生活しかたをご紹介します。1ヶ月の赤ちゃんと過ごす参考にしてくださいね。
気になる体重など!1ヶ月の赤ちゃんはどんな状態?
新生児の頃と比べて、1ヶ月の赤ちゃんは言葉や反応が変化してきます。そして、体重も増えており、身長も少しづつですが伸び始めます。1ヶ月の赤ちゃんの状態は、一般的にはどんなものになるのでしょうか。ミルクを飲む回数や量なども含めて、1ヶ月の赤ちゃんの状態をご紹介します。現在の赤ちゃんの状態と見比べてみてくださいね。
生活にメリハリが出始める1ヶ月の赤ちゃんの状態①:身長と体重
1ヶ月目の赤ちゃんは、身長も体重も順調に増えてきます。まず身長については、新生児の頃に比べて6cm前後伸び、以前よりも少し大きくなった印象があるのではないでしょうか。また、体重については1000~2000グラムほど増え、少し重くなります。身体にも動きが出てきて、以前より活発になったと感じるでしょう。
生活にメリハリが出始める1ヶ月の赤ちゃんの状態②:身体の反応
増える身長や体重に伴って、動きのでる1ヶ月の赤ちゃん。手足をランダムにばたばたと動かす、また首を左右に振るなどの動作が増えてきます。また、赤ちゃんによっては首を横に曲げたりできる子も居ます。その他、目に映るものに対しても反応を示し、動くものに反応したり、また笑ったり泣いたりと感情的な反応が見られ始めるのもこの頃からです。
生活にメリハリが出始める1ヶ月の赤ちゃんの状態③:ミルクの適正量
新生児の頃に比べて、1度にミルクを飲む量が増えてくる1ヶ月ころですが、どれくらいのミルクをあげれば良いのでしょうか。1日にあげるミルクの量としては、体重を目安にしましょう。体重1000gに対して150mlを目安にしてみて下さい。赤ちゃんが嘔吐するような状況の場合は、ミルクをあげすぎていることが考えられます。医師に相談するなどして、量を調整しましょう。
例えば、3000gの体重の赤ちゃんに対しては、1日あたり450mlとして回数を分けてミルクをあげてください。ミルクをあげる間隔としては、赤ちゃんの身体を考えて3時間ごとが適切です。最大5時間ほど間隔が空いても良いので、定期的にミルクをあげるのが良いでしょう。1日の授乳量を合わせられるようにして調整しましょう。
生活にメリハリが出始める1ヶ月の赤ちゃんの状態④:時間感覚
1ヶ月目の赤ちゃんは、時間感覚がまだはっきりしておらず、お昼と夜の区別がつきにくい状態にあります。そういった点から、夜間の授乳なども行うときがあるかもしれません。夜中に起きて世話をするのは大変ですが、この時期を超えれば時間感覚が現れていき、夜にぐっすりと寝付くようになるでしょう。
外出や睡眠時間など!1ヶ月目の赤ちゃんの生活のポイントをチェック!
1ヶ月目の赤ちゃんのとの生活は、新しいものとなるので戸惑うママも居るのではないでしょうか。1ヶ月目の赤ちゃんと生活する上でチェックしておきたいポイントをご紹介します。
赤ちゃんとの外出や、睡眠時間、便秘のときの対処などを詳しく解説します。1ヶ月目の赤ちゃんとの生活のポイントを押さえて、楽しい生活を送りましょう。
1ヶ月目の赤ちゃんとの生活のポイント①:1ヶ月検診へ行く
1ヶ月検診は、赤ちゃんの成長の経過と、ママの出産後の健康をチェックするために行います。検診の内容としては、ママは問診を、赤ちゃんは身長や体重の計測、頭頂部の骨の具合や反射神経のチェックなどを行います。1ヶ月検診に行く際は、疑問に思うことなどをまとめて医師に相談できるように準備しておきましょう。
関連記事
1ヶ月目の赤ちゃんとの生活のポイント②:赤ちゃんと触れ合う
さまざまな反応が見えてくる1ヶ月目の赤ちゃんですが、目でママやパパを追ってみたり、手足をばたばた動かしてみたりと、新生児の頃とは違ってきます。そんな赤ちゃんとはどんどん触れ合って接して行きましょう。「あー」「うー」などと発声する赤ちゃんに対して優しく声を掛けたり、授乳時に抱きしめてあげたりと、スキンシップを楽しみましょう。
1ヶ月目の赤ちゃんとの生活のポイント③:必要な睡眠時間
1ヶ月目の赤ちゃんの睡眠時間をチェックしましょう。昼夜の区別がつかない赤ちゃんの睡眠時間は不規則になってしまいがちです。必要睡眠時間としては13時間から15時間ほどになりますが、赤ちゃんの個性によって抱っこしてあげるとよく眠る子なども居ます。赤ちゃんの個性に合わせて、泣く赤ちゃんには背中を叩く、抱いてあげるなど惜しみなく接してあげるのもポイントと言えるでしょう。
1ヶ月目の赤ちゃんとの生活のポイント④:赤ちゃんの生活ペースに合わせる
新生児の時に比べて、起きている時間が更に長くなってくる1ヶ月目の赤ちゃんですが、お昼と夜の感覚が身に付いていないことから、赤ちゃんの生活のペースに合わせて生活することがポイントになります。
夜でも起きて泣く赤ちゃんに合わせるのはママには負担になる場合もあります。家族や周囲の人に協力してもらいながら、成長を見守りましょう。
1ヶ月目の赤ちゃんとの生活のポイント⑤:赤ちゃんの便秘
気になる赤ちゃんの便秘ですが、個人差があり毎日便をする赤ちゃんもいれば、数日の間隔をあけて便をする赤ちゃんも居ます。便秘を疑うのも無理はないでしょう。毎日便をする必要はなく、正常に授乳もできていれば問題はありません。ただし、便をする時に苦しそうな場合などは便秘の可能性もあります。ベビーオイルと綿棒による浣腸で、便を出すきっかけを作ってあげましょう。
1ヶ月目の赤ちゃんとの生活のポイント⑥:赤ちゃんのお風呂
1ヶ月検診でとくに問題のなかった赤ちゃんなら、ママやパパと同じお風呂に入ることが出来るようになります。赤ちゃんの湯冷めなどに気をつけて、準備を整えてお風呂に入れてあげましょう。授乳後すぐを避けて、できれば夜、赤ちゃんのご機嫌の良い時間帯に入れるのが適切です。一番最初に湯船に浸けてあげることと、お湯の温度は38度から40度ほどで設定しましょう。
関連記事
1ヶ月目の赤ちゃんとの生活のポイント⑦:赤ちゃんの外出
1ヶ月目頃からはじめたい赤ちゃんの外出。長時間の外出にはまだ早い時期なので、15分程度のお散歩などを行いましょう。赤ちゃんには動きやすい服装をさせてあげて、外気に触れやすいようにしてあげましょう。また、直射日光に当たるのを避けるようにします。夏は涼しくなる夕方、冬は温かい日中の外出が良いでしょう。
関連記事
1ヶ月目の赤ちゃんと楽しい生活をおくろう!
1ヶ月目のあかちゃんは、動きや反応が増えてくる時期です。元気で何よりですが、昼夜の区別がつかないので生活ペースを合わせて上げる必要があります。夜にぐっすり眠れる時期も近いので、赤ちゃんに寄り添ってあげましょう。また、スキンシップを忘れず、便秘が気になる場合は医師への相談も有効です。1ヶ月目の赤ちゃんと楽しい生活を送りましょう!