メンズのパーマヘアは、スタイリッシュでカッコいいですよね。トレンドにのってパーマヘアにしたいと思っても、美容室では意外にコストがかかります。ショートでもロングでも、パーマの費用は変わりませんし、メンテナンスも考えると、パーマは高くついてしまいます。

そこで、パーマ液を購入して、自分でセルフパーマをかけるメンズが増えています。SNSでも、セルフパーマに挑戦しているメンズがたくさんいます。今回は、美容院にも劣らないパーマのやり方やコツをたっぷり紹介します。

セルフパーマで欠かせないものは、何と言っても市販のパーマ液です。パーマ液がなければ、セルフパーマをかけることができません。市販のパーマ液には、しっかりウェーブがつくタイプや、やわらかいウェーブがつくものなど、種類があるので、セルフパーマの仕上がりに応じたものを選びましょう。

セルフでパーマをかけるときも、髪を巻くためのロッドが必要です。ロッドの太さも色々あるので、セルフパーマの仕上がりを強めにしたいのか、弱めにしたいのかに応じてロッドの太さを選びましょう。

ロッドを巻いたあとに固定する際、ゴムが必要になります。ロングなら、巻く量も多いですから、多めに輪ゴムを用意しておくほうがいいでしょう。また、巻いたロッドを輪ゴムでとめたあと、ゴムの間に挟むピンが必要です。メンズの中には普段ヘアピンを使わない人もいるので、セルフパーマのときには用意する必要があります。

パーマ液は薬品なので、直接顔などにパーマ液が垂れて付着しないように、タオルでしっかりガードします。セルフパーマをするときは、汚れてもいいタオルを3～4枚ほど用意しておくと便利です。

セルフパーマをかけるときは、市販のパーマ液を使用するので注意しなければならないこともあります。美容室で行うパーマとは違い、セルフでは薬液が頭皮に付着する可能性が高く、中には皮膚に異常が出てしまう場合もあります。

皮膚がもともと弱いメンズもいると思うので、万が一異常が出たときは、すぐに使用を中止しましょう。また、症状がひどいときは自己判断しないで、すぐに医師に相談するべきです。

セルフパーマを初めて挑戦するメンズは、ロッドの巻き方がわからない人もいるでしょう。基本的なセルフパーマのやり方は、髪にロッドを巻き付けて固定して、パーマ液の1液と2液をかけて放置します。動画では、巻く前に薬剤を使用していますが、どちらでも大丈夫です。

1液を塗ったあとに一度洗い流すこともありますが、その場合はロッドが外れやすくなるので、ゆるめのシャワーで流すようにしましょう。時間を置くことができたら、あとはロッドを外して洗い流せばセルフパーマの完成です。ショートでもロングでもやり方は同じですが、ロングは長いので巻くときに髪が外れてしまわないように注意が必要です。

スパイラスパーマをセルフでできたら、カッコいいですよね。まず、ロッドを使って内巻きになるように髪を巻いていきます。次に薬剤を塗って、放置します。最後に洗い流して、ワックスでセットすれば完成です。動画はショートなので5分程度で巻き終わっていますが、ロングだともう少し時間がかかりそうですね。

トップやサイドにある程度長さがあるなら、このパーマヘアがセルフでもできます。大き目のロッドで巻くと、ふんわりと大きなカールになり、トップにボリュームを出すヘアスタイルになります。ロングヘアにも、応用ができるヘアスタイルです。

ストレートの七三分けツーブロックも、パーマをかけることでイメチェンができます。このヘアスタイルでは、もともとトップに長さがあるので、パーマをかけるとふんわりスタイリッシュなヘアスタイルになります。

マッシュヘアは、トップにボリュームがあるので、パーマをかけるとより一層カッコいいヘアスタイルになります。トップさかサイドにかけて、ややしっかり目にセルフパーマをかけます。場合によっては、縦巻きのパーマもおしゃになるかもしれません。

こちらも、強めのパーマをかけています。ツーブロックで、サイドを襟足を刈り上げているので、よりパーマが際立つヘアスタイルになっています。普通のマッシュヘアに飽きたら、セルフパーマで変化をつけてみてはいかがでしょうか。スタイリッシュな仕上がりになりますよ。

セルフパーマでは美容院よりコストが抑えられるとはいえ、置き時間もあり、忙しいメンズには大変なこともあります。また、パーマ薬剤が合わないメンズもいるでしょう。それでもパーマをかけたいときは、裏ワザのような方法でパーマをかけることができます。

メンズには馴染みがないですが、髪を三つ編みにしてしばらく放置するというやり方です。三つ編みは髪を交互に編んでいくので、その状態で放置すると、ほどよいウェーブがかかるのです。やり方は、ロングでもショートでも、髪を幾つかの束にして三つ編みを作ります。水で髪を濡らしておくと、型がつきやすいです。また、乾いた状態で三つ編みをして、上からヘアアイロンで押さえていくというやり方もあります。

ただ、ある程度の長さがなく、慣れていないと自分で三つ編みすることは、難しいので、家族や彼女・友達にやってもらった方が早いかもしれません。

パーマ液は基本的に男性でも女性でも同じなので、特にメンズ用にこだわる必要はないかと思います。注意する点としては、部分用なのか全体用なのかということろです。メンズでもロングの場合は、パーマの途中で薬剤が足りないということにならないように、全体用を選んでおくほうがいいでしょう。

こちらのパーマ液は、パーマ液での髪へのダメージを考慮して、アロエエキスなどの3つのトリートメント成分を配合しています。また、グリチルリチン酸塩という頭皮を保護する成分も配合しているため、安心して使用することができます。

資生堂から発売されている、プロ用のパーマ液です。他のパーマ液よりしっかりカールするなど、口コミでも評価が高いパーマ液です。髪質は人によって違いますが、健康な髪であってもダメージのある髪であっても、様々なタイプの髪に対応できる設計になっています。

また、パーマによる髪へのダメージにも考慮されていて、保湿成分やパサつきを抑えるツバキ油なども配合されています。短時間でもゆるやかでもちの良いウェーブが形成できるので、しっかりとパーマをかけたい人におすすめのパーマ液です。

セルフでパーマをかけるやり方・コツについて、解説しました。セルフでパーマは難しく感じますが、時間的に余裕があれば、パーマ液をかけてロッドで巻いて置くだけなので、それほど難しくはありません。美容院でお金をかけて長時間座ったままであることを考えれば、自宅で手軽にできるセルフパーマはおすすめです。是非、セルフパーマのやり方を参考に、自分の目指すパーマヘアにしてみましょう。