水樹奈々さんは1980年1月21日生まれの歌手、声優、女優です。出身は愛媛県、年齢は2018年現在38歳。血液型はO型で、「奈々ちゃん」「奈々さん」「奈々様」などの愛称でファンから親しまれています。
元々歌手志望だったため、そのために幼少のころから特訓を受けていました。中学卒業後は上京し、堀越高等学校芸能活動コース(現・総合TRAITコース)に入学します。高校2年生からは代々木アニメーション学院声優タレント科にも通い、学業と両立させています。ちなみに高校での成績はトップクラス、学業優秀・品行方正だった10人に贈られる「堀越賞」を受賞するなど、大変優等生だった様子がうかがえます。
水樹奈々さんは5歳のころからカラオケ教室で毎日特訓の日々を送っていました。彼女のお父さんが歌手志望だったので、その夢を託された形でしたがいつしかそれが本人の夢にもなっていくわけですね。地元では「のど自慢大会あらし」と呼ばれるほどの存在だったようです。彼女が中学2年のときに「せとうちのど自慢10周年記念全国大会」にて優勝、東京の芸能プロダクションに所属が決まりました。
全てが順風満帆とはいきませんでしたし苦労も多かったようですが、2000年には歌手デビューを果たします。2005年には声優として2人となる武道館公演を行なうなどし、それをきっかけに大きな会場でファンを集めてコンサートを開催するようになっていきました。
元々演歌歌手志望だったので、「新宿コマ劇場での歌謡ショー開催」という夢を持っていましたがコマ劇が2008年12月31日をもって閉館が決定、10月にシングル発売記念として「座長公演」を開催して見事その夢を叶えています。「歌手になりたい」という夢に一途に突き進む、そして見事叶えてきた水樹奈々さんの姿勢にはすがすがしさすら覚えますね!
水樹奈々さんは、尊敬する・好きな歌手として美空ひばりさんを挙げています。やはりルーツには演歌があるようですね、好きな楽曲として『天城越え』などを挙げています。また、自身の番組「Mの世界」内でも、坂本冬美さんの『夜桜お七』を使ったり、ツアーのアンコールで実際に歌ったりと、演歌には思い入れが相当あるんですね。
その他、もちろんアニソンもお好きで、思い出のアニソンとして『幽☆遊☆白書』の『アンバランスなKissをして』と、『ふしぎの海のナディア』の『ブルーウォーター』を挙げています。
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水樹奈々さんは洋楽にも精通していて、声優としてデビューした際にスタッフからすすめられたオアシスにはとてもハマったそうです。絆を感じる楽曲として『Don't look back in anger』を挙げており、また、お気に入りのPVとして『Do you know what I mean?』を紹介しています。
オアシスのメンバーであるノエル・ギャラガーのプロジェクトによる武道館公演を見にいったり、リアム・ギャラガーのソロデビューについて自身の番組で特集を組むなど、かなりのオアシスファンであることがうかがえますね!
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水樹奈々さんの音楽性からオアシスはちょっと意外な気もしました。水樹奈々さんの音楽性はこのような幅広いジャンルから得たものから成り立っていたんですね。
水樹奈々さんが歌手としてデビューしたのは、2000年のことで、シングル『想い』という曲でした。この楽曲は2000年12月6日にキングレコードから発売され、当時はオリコンチャートのランキングには入ってこなかったものの、2011年12月にオリコンチャートのランキング184位にランクインしました。
プロデューサーの三嶋章夫さんは、「我々スタッフが彼女に抱いたイメージの全てが詰まった1枚になった」と語っており、言い換えればこの曲こそが水樹奈々さんそのものを表しているのだとも言えますよね。
『想い』という楽曲は、水樹奈々さんのデビュー曲という大変印象深い楽曲であると同時に、今でも人気のある曲でもあります。それを証明するかのように、2014年にも「NANA WINTER FESTA 2014」の物販の影響を受けて、オリコンチャートランキング48位にランクインしています。ファンにとってもやはり有名な曲であり、思い入れもあるのでしょうね。
水樹奈々さんの、初めてのアニメタイアップ曲は、2000年に放送された『まみむめ★もがちょ』のOPテーマ楽曲、『アノネ〜まみむめ☆もがちょ〜』でした。このアニメでは水樹奈々さん自身もマコちゃん役で出演しています。キャラソンというわけではなく、水樹奈々さんの名義での曲で、こちらの楽曲は上記しましたデビュー曲『想い』のカップリング曲として収録されています。
水樹奈々さんはその後もたくさん、アニメとタイアップした楽曲を発表しています。アニメだけでなく、ドラマやTV番組とのタイアップも多く、水樹奈々さんの、歌手としての確かさを物語っていますよね。水樹奈々さんがタイアップした曲一覧を見るだけでも、これだけ活躍されたんだなあと圧倒されます。その中には有名な曲、人気曲も数多くあって、水樹奈々さんの、歌手としての偉大さを改めて感じますね。
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それではここからは、水樹奈々さんの人気曲・有名な曲一覧をランキング形式でご紹介します。ランキングは、レコチョクサイトの水樹奈々さんの曲一覧より人気曲のトップ10の楽曲を掲載いたします(2018年6月3日のものです)。楽曲紹介部分には歌詞も一部引用してご紹介しますので見てみてくださいね。みなさんのお気に入りの楽曲はありますか?
『深愛』は水樹奈々さんの19枚目のシングル楽曲で、2009年1月21日に発売されています。オリコンチャートランキングでは2位にランクインしており、人気を物語っていますね。1月21日は水樹奈々さんの誕生日でもあり、大変印象深いとして有名な曲です。
どんな時もどこにいる時でも
強く強く抱きしめていて
情熱が日常に染まるとしても
あなたへのこの想いはすべて
終わりなどないと信じている
あなただけずっと見つめているの
アニメ『WHITE ALBUM』1期のOPテーマ曲で、アニメの内容に合わせた書き下ろしの曲となります。歌詞は一途に相手を想う気持ちを歌ったものであり、水樹奈々さんがそれを朗々と美しく歌い上げています。
『ETERNAL BLAZE』は水樹奈々さんの12枚目のシングルとなります。2005年10月19日に発売され、オリコンチャートランキング2位にランクイン。水樹奈々さんの発表している楽曲一覧を見ても分かりますが、彼女はこれまでたくさんの楽曲を発表していますが、2005年発表の楽曲が未だに人気曲であるというのも驚きですよね。
ETERNAL BLAZE
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時空(とき)を越え刻まれた悲しみの記憶
まっすぐに受け止める君は光の女神(てんし)
あの日胸に灯った永遠の炎
深い闇解き放って 自由の扉開いてく
強く果てない未来へ
この楽曲は彼女自身も出演しているアニメ『魔法少女リリカルなのはA's』のOPテーマ曲として起用されました。映像を見てもわかりますがとてもライブ映えする有名な曲でもあり、水樹奈々さんの歌唱力も光りますね!
『Exterminate』は水樹奈々さんの33枚目のシングルにあたる楽曲。2015年7月22日に発売され、オリコンチャートランキング3位を記録しています。この楽曲は水樹奈々さんが作詞をしており、力の入れようがうかがえますね。また、この楽曲は彼女が「ミュージックステーション」に初出演したとして有名な曲でもあり、ファンにとっても印象深いかと思います。
Exterminate
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解き放てすべてを
信じる未来(ゆめ)があるなら
響き合う鼓動は止められないよ
行こう 一緒に 手をとって どこまでも
その微笑みは離さない
こちらの曲は水樹奈々さんご自身も出演されているアニメ『戦姫絶唱シンフォギアGX』のOPテーマ曲に起用されています。アニメの世界観とマッチした重厚なシンフォニック調のメタル風に仕上がっていてかっこいいですよね!彼女の声もとても映えます。
『TESTAMENT』は水樹奈々さんの36枚目のシングルにあたり、2017年7月19日に発売されました。この楽曲は水樹奈々さんが作詞をし、オリコンチャートランキング2位を記録しました。
TESTAMENT TVアニメ「戦姫絶唱シンフォギアAXZ」オープニングテーマ
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命燃え尽きて倒れても 終わることのない歌が
嘆きで霞む未来照らし出す
例え、世界から見放され、寂寥の矢射られても
胸に灯る情熱-炎-は消せないから
君に響け何度でも Love of all energy
こちらの楽曲はアニメ『戦姫絶唱シンフォギアAXZ』のOPテーマ曲として起用されています。シンフォニックメタル調の曲調がとっても合っていますよね。このランキング曲一覧を見てもお分かりかと思いますが、「シンフォギア」に関わる曲が人気が高いようです。
『ヒメムラサキ』は水樹奈々さんの11枚目のシングル『WILD EYES』のカップリング曲として収録されています。発売は2005年5月18日で、オリコンチャートランキング13位を記録しました。
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春の風にはらはらと舞い散る思いの露は
運命(ほし)の巡り 狂おしくかき乱して
壊れゆく胡蝶の夢
こちらの曲はアニメ『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』のEDテーマとして起用されました。曲調はゆったりと哀愁を帯びたバラードになっています。後述しますが、このEDテーマには『WILD EYES』も起用されており、アニメの内容によって、使い分けられていたことで有名な曲です。『ヒメムラサキ』は「静」のイメージとして使われていました。
『HOT BLOOD』は水樹奈々さんの3枚目のベストアルバム『THE MUSEUM III』に収録されています。こちらのベストアルバムの発売は2018年1月10日で、オリコンチャートランキング2位を記録しています。
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永劫に咲き誇れ 舞い踊れ
散りゆく瞬息まで 鮮やかに刻め
愛(まこと)を貫いて
天が沸き立つ妙音に
無情の刃向けられても
薄紅染まる夢を
朽ちぬ絆 啓明(あかぼし)に掲げ参らん
『HOT BLOOD』は2018年1月から放送のアニメ『バジリスク 〜桜花忍法帖〜』のEDテーマとして起用されました。「甲賀忍法帖」の時と同様、アニメの内容に合わせた曲を使う方式で、『HOT BLOOD』は「動」のイメージのverとして起用されました。ちなみに「静」の方も同じく水樹奈々さんが歌う『粋恋』が起用されています。
『WILD EYES』は水樹奈々さんの11枚目のシングルで2005年5月18日に発売されました。『ヒメムラサキ』のところで記述しましたが、オリコンチャートでは13位を記録しています。
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瑠璃色に輝く綺羅の瞳
闇よりの使いに閉ざされても
繋いだ夢の橋誰も奪えないから
無限の明日映して
こちらはアニメ『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』の「動」をイメージしたverとして使用されたことで有名な曲です。こちらの人気曲一覧を見ても分かりますが、同じアニメからの曲が「人気」「水樹奈々の歌として有名な曲」としてファンから認識されているのはなかなか興味深いですよね。
『Vitalization』は水樹奈々さんの29枚目のシングルで、2013年7月31日に発売されました。オリコンチャートランキングで3位を記録するヒットとなり、ファンの間でももちろん、人気・有名な曲として現在でも支持の高い曲ですね。
Vitalization
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君だけに捧ぐ 愛(いのち)の旋律
美しい虹を描く 永久への序章
この胸の誓いは誰にも奪えない
飛び立とう 声を重ねて
空が待っているから
こちらはアニメ『戦姫絶唱シンフォギアG』のOPテーマに起用されています。改めて人気曲一覧を見るとシンフォギアに使われた曲は今でも根強い人気を誇っているのですね。水樹奈々さんはこのときのコメントで「視聴者のバイタルを躍動させたい」と語っていました。その通り、魂が揺さぶられるようなそんな曲だと思います。
『Synchrogazer』は水樹奈々さんの26枚目のシングルとして2012年1月11日に発売され、オリコンチャートランキング2位を記録した曲です。あまりアニソンに詳しくない人でも、水樹奈々さんといえばこの曲、タイトルは知ってる、と言えるほどには有名な曲かと思います。
Synchrogazer
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誰よりも熱く 誰よりも強く 抱き締めるよ
震える心 揺さぶればいい何かが動き出す
僕等きっと、生まれた日から出会える日をずっと探してたんだ
風の鳴く夜は思い出して
共に奏でた軌跡 天に舞うよ
こちらもアニメ『戦姫絶唱シンフォギア』のOPテーマとして起用されています。曲一覧の中にこれだけ「シンフォギア」関連の曲が入ってくるとは水樹奈々さんといえばシンフォギア、というイメージが強いのでしょうね。水樹奈々さんが作詞に携わっていることもあり、曲全ての世界観が一致しているのも理由の一つかもしれません。
水樹奈々さんの人気曲のランキング1位に輝いたのは『BLUE ROSE』でした。こちらは人気アプリ『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』の「メアレス特別プロジェクト」のイベント「MARELESS 夢現の蝶」のテーマソングとなり、水樹奈々さんにとって2018年の新曲となります。
新曲がいきなり1位というのもさすがですね。こちらは2018年6月現在ダウンロードのみの発売ですが、どこまで記録を伸ばすのか楽しみでもあります。
水樹奈々さんは元々演歌歌手志望だったことは上記しました。色々あってアニソン歌手として成功を収めましたが、演歌での紅白出場というのは幼いころから持っていたようです。そんな水樹奈々さんは2009年の『第60回NHK紅白歌合戦』に初出場しました。声優が紅白に出場したのは水樹奈々さんが初めての快挙です。演歌ではなくアニソン歌手としての紅白出場ですが、「今はそれでよかった」と水樹奈々さんはコメントしています。
では水樹奈々さんは紅白でどの曲を披露したのでしょうか。まず『第60回NHK紅白歌合戦』では『深愛』を披露しています。曲は上のランキング曲一覧からご覧ください。続いて『第61回NHK紅白歌合戦』では『PHANTOM MINDS』を、『第62回NHK紅白歌合戦』では『POP MASTER』を歌っています。
『第63回NHK紅白歌合戦』では『BRIGHTSTREAM』を、『第64回NHK紅白歌合戦』では『Preserved Roses』を、『第65回NHK紅白歌合戦』では『禁断のレジスタンス』をそれぞれ披露しました。61回以降は上の曲一覧にはない曲ですが、トップ10に入っていないだけでどれも人気曲・有名な曲には違いありませんね。
水樹奈々さんは第65回紅白まで連続で出場するという快挙を成し遂げました。彼女は「声優として初めて」という快挙をさまざまな事柄で成し遂げてきましたが、彼女によって「声優」というもののある意味特殊なジャンルを一般のものに広められてきた、そうも言えますよね。また紅白で彼女の歌声を聴きたいですね!
最後になりましたが、2018年の水樹奈々さんの新曲をご紹介します。この新曲『BLUE ROSE』は上記、曲一覧にもありますが、『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』の「メアレス特別プロジェクト」のイベント「MARELESS 夢現の蝶」のテーマソングです。現在のところこの新曲は配信での販売のみですが、アルバムなどに今後収録されるといいですね。
新曲『BLUE ROSE』について水樹奈々さんご本人のコメントも動画で見ることができます。人気曲一覧を見てもお分かりの通り、新曲ながらすでに人気曲1位を獲得していますが、曲調は「黒猫のウィズ」の世界観にもマッチして美しく荘厳、さらには御年38歳とは思えない水樹奈々さんの衰え知らずのハイトーンが映える曲ですね。ファンの方からすれば待ちに待った新曲、でしょう。応援したいですね。
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ここまで、アニソンの女王と言われる水樹奈々さんの、人気曲や有名な曲一覧のご紹介、合わせて新曲や紅白歌合戦で披露した曲などをまとめました。新曲がここまで健闘するというのも水樹奈々さんのファンがどれだけ新曲を待っていたか楽しみにしていたかということの表れなのでしょうね。今回は人気曲や新曲にスポットを当ててまとめましたが、水樹奈々さんには今後も素敵な歌声をたくさん聴かせてほしいですね!