その舞台は「椚ヶ丘中学校」という進学校で、成績・素行の悪い生徒が集められた3年E組にある日突然担任としてやってきた正体不明の謎の生物(殺せんせー)と生徒たちの卒業までの学校生活が描かれています。
E組の生徒は28名おり、主人公の潮田渚・ヒロインの茅野カエデ・赤羽業などの主要キャラ以外は脇役となりがちですが、脇役ながらそれぞれ個性的なキャラクターが多く、「元天才小学生と呼ばれた金髪ギャル」や「狙撃の才能を持つツンデレ女子」などがいます。不破も例外ではなく、個性的なキャラクターの一人です。
今回は不破優月に関して徹底分析していきます!
誕生日:2月9日
身長:160cm
体重:45kg
得意科目:歴史
苦手科目:数学
趣味:少年誌鑑賞
クラスメイトの杉野友人からは「このマンガがすごい!」というあだ名を付けられています。
眉毛に掛かるぱっつん前髪のボブカットでタレ目が特徴的な可愛い女子生徒です。原作では黒髪ですがアニメでは少し赤茶がかったような髪色になっています。その可愛らしい見た目から背が小さいイメージがありますが160cmと中学生女子にしては身長が高いですね。
二次元に入り込みすぎてしまう傾向があるせいか、思い込みが激しいという一面があります。
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また、ステルスマーケティング(マーケティングの手法の一つで消費者に対し宣伝であることを悟られないように宣伝を行うこと。)を取り入れた言動をさりげなくしたり、メタフィクション(フィクションが、ノンフィクションをフィクションに見立てるという表現技法)な言動を見せたりもします。
日々の妄想によって鍛えられた鋭い観察力と推理力を持ち、また適応力も兼ね備えているためそれらを活かして暗殺においてサポートに回ることが多いです。
普久間殿上ホテルではスモッグの変装を瞬時に見破ったり、偽物の殺せんせーの出現場所を推理によって導き出したり、また殺せんせーを連想させる連続下着盗難事件が起こった際には真犯人がいることを予想していたりと、観察力・推理力を活かしE組をトラブル解決に導くなど人並み外れた活躍を見せました。
また、政府が送りこんだ特殊暗殺者、「自律思考固定砲台」に「律」という愛称を付けた名付け親でもあります。
先ほど「日々の妄想」「二次元に入り込みすぎてしまう」という言葉が出てきましたが、それには少年漫画好きという一面が関係しています。
父・兄と三代に渡る『週刊少年ジャンプ』愛読者であり、発売日である毎週月曜日にはジャンプを買ってから登校するのがお決まりで、ジャンプを探していて遅刻するなんてこともあるほどの熱の注ぎようです。
好きな言葉は「友情」「特殊能力」「勝利」とのこと。読むだけでなく漫画を描く技術もあるようです。そして『ジャンプ』だけでなく少年漫画全てを愛している不破は、『サンデー』や『マガジン』も読んでいるようです。E組になる前までは学内で漫画研究会に入っていたようです。
漫画ジャンルの中では特にミステリーが好きということもあり、そのおかげで観察眼が鍛えられた結果推理力の向上に繋がったそうです。そのおかげでE組の危機を救ったこともあるのでただの漫画好きといっても決して侮れませんね。
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ジャンプに限らずあらゆるジャンル、媒体の漫画を好み読んでいますが唯一、性描写が苦手で青年誌や少女漫画の過激なシーンを見ると羞恥で赤面してしまうという中学生の女の子らしい可愛い一面があります。
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一学期の中間テストで総合90位だった不破ですが、二学期の期末テストではなんと17位まで成績を上げ、努力家な一面も見せました。
暗殺においても情報分析2位、速射4位と得意分野を伸ばしています。
読者からの投票で行われた人気投票で、不破は14位という結果を残しています。その可愛さと少年漫画好きというギャップからでしょうか。
コミックスの12巻で発表されたキャラクターの人気投票結果で、不破と岡野ひなたの絵が入れ替わってしまっており、読者の誤解を招くということがありました。
在学中は「編集者」を将来の夢と語っていた不破はどうなっているのでしょうか?
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大学卒業後は見事大好きなジャンプの出版元である集英社に就職しました!担当は少年誌ではなく少女誌だそうです。
殺せんせーやE組の仲間たちと共に過ごした日々の思い出を人一倍大切に思っており、卒業から7年経過しても定期的にかつての3年E組のあった旧校舎を清掃しています。たった1年間のことではありましたが不破にとってそれだけ大きな1年間だったということでしょう。
映画・暗殺教室の不破優月役に選ばれたのは、グラビアアイドル・ファッションモデル・女優と多方面で活躍中の武田玲奈さんです。とても可愛い方ですね。
2013年に「第2のくみっきー!発掘オーディション」にてグランプリを受賞し、翌年にファッション雑誌「Popteen」にてレギュラーモデルとしてデビューを果たします。更に翌年の2015年には「週刊ヤングジャンプ」にて初水着で初表紙を飾り、グラビアデビューとなりました。その同年に公開された「暗殺教室」が武田さんの女優デビュー作品となったのです。偶然とはいえ「ジャンプ」という不破との共通点もあったんですね。
同じく2015年にWOWOWにてスペインサッカーキャンペーンキャラクターとして「WOWOWリーガール」に就任しました。
2016年には専属モデルであった雑誌「Popteen」を卒業し、その後すぐ雑誌「non-no」の専属モデルとなったことが発表されました。
暗殺教室で女優デビューを果たした武田さんは以降数々の映像作品に参加しています。デビュー間もない頃から早くも主演も務めます。映画作品、「ハロウィンナイトメア2」「パパのお弁当は世界一」「ポエトリーエンジェル」「人狼ゲーム インフェルノ」では全て主演を飾り、演技力の高さを見せています。
テレビドラマでも「好きな人がいること」「傘をもたない蟻たちは」などに出演しています。またアニメ映画「ONE PIECE FILM GOLD」ではなんと声優も務めました。
これからも活躍の場を更に増やしていくであろう注目の女優さんですね。
アニメ暗殺教室の不破優月役に選ばれたのは、声優・植田佳奈さんです。
小学生の頃からコスプレが大好きで、大阪や京都で行われた同人即売会に参加したり、コミックマーケットではコスプレイヤーとして度々参加したそうです。
一方で児童劇団にも所属しており、舞台やミュージカルなどで演技にも取り組んでいました。タカラジェンヌに憧れを持ち、宝塚音楽学校予備校に通っていたこともあり、声楽・バレエ・ダンスを習っていたようです。高校生ではなんと音楽番組の司会も担当したりと多方面でその才能を発揮。
2001年に、トーキョーN◎VAのドラマCD「ナイフエッジ」にてジェム役に選ばれ声優デビューを果たします。以降数々の作品に声優として参加し、代表作には「サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER」「マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ」「魔人探偵脳噛ネウロ」「Fate/EXTRA Last Encore」「BLAZBLUE ALTER MEMORY」など多数の人気作品が挙げられます。
今回はE組の生徒の一人である不破優月をピックアップしてまとめてみましたがいかがでしたか?
ジャンプで連載されている漫画のキャラクターで「ジャンプ」好きという設定というのもまた面白いですよね。しかしやはり現実でもクラスに一人は少年漫画好きの女の子っていそうですよね。暗殺教室では珍しく、個性的というだけでなくリアルな設定がまた魅力的なキャラクターですね。