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鋼の錬金術師

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鋼の錬金術師【スロウス】の声優情報や能力について一挙大公開!

2021.06.27

この記事では、大人気漫画&アニメ「鋼の錬金術師」,「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」の登場人物であるスロウスのプロフィールやその魅力、またアニメ第1期と第2期におけるスロウスの違いやそれぞれの声優情報をご紹介したいと思います。

  1. 【鋼の錬金術師】スロウスの登場する「鋼の錬金術師」ってどんな作品?
  2. 【鋼の錬金術師】スロウスのプロフィール
  3. 【鋼の錬金術師】スロウスの人物像
  4. 【鋼の錬金術師】スロウスの能力と強さ
  5. 【鋼の錬金術師】スロウスの最期
  6. 【鋼の錬金術師】アニメ「鋼の錬金術師」(第1期(2003年版))におけるスロウス
  7. 【鋼の錬金術師】アニメ「鋼の錬金術師」(第1期(2003年版))のスロウスの能力
  8. 【鋼の錬金術師】スロウスの声優
  9. 【鋼の錬金術師】アニメ「鋼の錬金術師」(第1期(2003年版))スロウスの声優
  10. 【鋼の錬金術師】スロウスまとめ
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「鋼の錬金術師」は、原作:荒川弘による少年向けファンタジー漫画です。漫画本編が連載されていたのは、スクウェア・エニックスより出版されている「月刊少年ガンガン」で、2001年8月から2010年7月の9年間という長期連載でした。
また、現在の世界累計売上部数は7000万部の突破を記録しており、これは日本の歴代漫画タイトルの中でもトップ20に入るほどで、出版社であるスクウェア・エニックス発行のコミックスの中では最高記録の売上部数となっております。
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スロウスは、「怠惰」の名前が与えられたホムンクルスです。スロウスは、物語の後半戦でようやく登場するのキャラで、出番自体は多くありません。それもそのはずで、作中の前半では人知れず、アメストリスの地下で国家錬成陣を作るために、トンネルを堀りつづけていたたからです。
他のホムンクルスが表で活躍している最中、その大きな巨体と怪力を用いて、ずっと地下で作業をもくもくと行うという、いささか「怠惰」という言葉が似合わないようにも感じます。 スロウスが本格的に活躍するのはブリッグズ編からになります。
スロウスは、ホムンクルスの兄弟の中では、5番目に創られた存在です。 ウロボロスの紋章は、右肩の後ろ方の位置に刻まれています。髪は切るのが面倒なのか、伸びたままの不衛生な見た目になっています。そして体は、筋肉が異常に発達しており、作中では最もごつい体をしています。また、ホムンクルスの兄弟たち全員にある幾何学模様は、顔の右半分にまであり、他のホムンクルスに比べ、人間離れした異質な雰囲気があります。
実はスロウスの体は4mほどという設定になっており、真の姿になったエンヴィー以外では、ホムンクルスの兄弟の中で、最大の体を持っています。
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スロウスの性格は、「怠惰」の名の通りとても面倒臭がりです。「めんどくせぇ」と作中何度も口にし、ほとんどの会話で、「めんどくせぇ」と言っています。普段のスロウスは、動きや思考さえもとてものろく、感情がほとんど起伏しません。また、考えることすら面倒だと言っています。
しかし、怠け者ではありますが、ホムンクルスの長男であるプライドには逆らえません。また作中、国家練成陣を作るためアメストリスの地下トンネルを一人で作成するという、ホムンクルスの中でも、とびきりキツそうな仕事を黙々と実行し、完遂させました。
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スロウスは、見た目通り怪力と強靭な肉体を武器とします。その肉体は、戦車の砲弾をものともしないほどです。しかし、この驚異的な怪力と強靭な肉体は、スロウスの本当の能力ではありません。
スロウスの本当の能力は、その「速さ」です。スロウスの速さは、人の目では捉えることができないほどのもので、原作漫画「鋼の錬金術師」コミックス第23巻でアームストロング姉弟と戦闘を行った際は、スロウスの巨体から繰り出される弾丸のような体当たりを間一髪で避けるので精一杯で、アームストロング姉弟を追い詰めました。
スロウスの持ち前の体とその体重をのせた超高速の突進は、スロウス最大の攻撃技ですが、その速さ故に、スロウス自身も何かにぶつかって止まるまで、どう仕様もないみたいでです。早すぎるのも少し考えものかもしれません。また、スロウス腕についている鎖は自らの速さの抑制の為に「お父様」が与えたものをつけています。
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スロウスの最期は、怠惰な彼らしい最期といえます。スロウスは、最終決戦のとき中央司令部内で反乱を起こしたオリヴィエ・ミラ・アームストロング少将を殺すという命令を遂行するため、彼女と戦います。途中、増援に駆けつけた弟のアレックス・ルイ・アームストロングや少将に感化された兵士たちとも戦います。
さすがのスロウスも、これには苦戦しますが、自分の最大の武器である「速さ」を使うことで、アームストロング姉弟および司令部の兵士を圧倒します。しかし、助太刀に入ったエルリック兄弟の師匠であるイズミ・カーティスとその夫のシグ・カーティスの登場で一気に劣勢に立たされます。
そして最期は、アレックス・ルイ・アームストロングが床に錬成した棘に腹を貫かれ、そこで賢者の石による再生の限界が来ていまい消滅します。消滅の間際、スロウスの言った「死ぬのもめんどくせぇ ああ・・生きるのも めん ど くせぇ・・・。」という言葉は最期まで彼の「怠惰」としての性格を「鋼の錬金術師」ファンに印象づけました。
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アニメ「鋼の錬金術師」(第1期(2003年版))は、原作漫画とは違う設定で物語が進行します。そのためスロウスは、全く違う人物として登場しました。
見た目は、エルリック姉弟の母であるトリシャ・エルリックによく似ており、身長が高く、ラスト以上のモデル体型をしています。 衣装のドレスは、ウエディングドレスがモチーフになっています。
こちらのスロウスがトリシャ・エルリックによく似ているのには理由があります。それはスロウスが創られる際にベースとなったものが、他ならぬ、エルリック兄弟が人体錬成によりトリシャを蘇らせようとした結果、生み出されてしまったモノだからです。(錬成のされたモノは「人の形をしていなかった」とエドワードは、言っていました)
原作漫画とは違い、生きている頃のトリシャは夫のヴァン・ホーエンハイムに依存しています。そのあまり、ホーエンハイムが失踪した後、エルリック兄弟を育てることにとても消極的でした。また自身がかかった病気の治療をせず、そのまま死を迎えるなど、「怠惰」を彷彿させる行動をとっていました。
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アニメ「鋼の錬金術師」(第1期(2003年版))のスロウスの能力は、原作の漫画とはもちろん違います。その能力は、体の液体のように変化させることです。液体になることで、彼女は物理攻撃のほとんどを受け流すことができます。また、性格は生前の優しかったトリシャ・エルリックとは真逆のもので、冷酷な性格をしており、悪賢い計画を企てるなど、まさに悪役といった性格です。
狡猾な性格をしているスロウスは、自分がトリシャと似ている事を最大限に利用します。エルリック姉弟は、自分たちの母親に似たスロウスに終始惑わされ、ホムンクルスの中でも最も相手にしづらい敵としていました。そんなスロウスの最期は、弱点をつかれてしまい、迎えることになります。
スロウスは、ベースとなったトリシャの遺骨(を取り込んだラース)と融合し、その結果、ホムンクルスとして活動できなくなります。そして、その結果エドワードの錬金術によりに再構築され、蒸発しました。
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スロウスの声優は、立木文彦(たちき ふみひこ)さんです。立木文彦さんは、1961年4月29日生まれの長崎県出身です。声優業以外では、ナレーターで活躍しています。声優としてのデビュー作品は、1983年のテレビアニメ「聖戦士ダンバイン」と本人は答えていますが、実際にはその前番組「戦闘メカ ザブングル」に脇役として既に出演しているようです。
これらの作品以降、日本のアニメやゲームで声を当てる以外にも、海外の映画やアニメの吹き替えや、CMやテレビ番組のナレーションなどでも活躍されています。
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アニメ「鋼の錬金術師」(第1期(2003年版))では、鷹森淑乃(たかもりよしの)さんがスロウスの声を担当しました。鷹森淑乃さんは、1984年秋に「超力ロボ ガラット」(パティ・パンプキン)でデビューしました。その後も「炎のアルペンローゼ」(ジュディ)、「超音戦士ボーグマン」(アニス・ファーム)、1990年に「ふしぎの海のナディア」(ナディア)など幅広く演じています。
また、アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」(第2期(2009年版))では、トリシャ・エルリックの声優も、もちろん務めています。
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「鋼の錬金術師」の登場人物であるスロウスのプロフィールやその魅力、声優情報などをご紹介してきました。
スロウスは、本編での登場回数こそ少ないものの、とても強烈な個性をもったキャラクターで、一度見たら忘れられないような人物です。
スロウスを含め、とても魅力的なキャラクターたちが多く登場する「鋼の錬金術師」をぜひ見てみてはいかがでしょうか。
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サムネイル画像は下記より引用しました。
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