リスボン空港に到着
憧れのポルトガルリスボン空港に到着しました。リスボン空港は２０１６年５月より、リスボン・ウンベルト・デルガード空港に改称されました。最近では成田からの直行便もありますが、多くの方は乗り継ぎで場合によっては20時間近くかかる場合もあります。ターミナルは１と２がありますが、ターミナル1に到着する便が多いです。入国審査を受け、バゲージクレームで荷物を受け取り、税関を通過していよいよ市内に向かいます。
リスボン空港から市内へのアクセス
リスボン空港から市内へのアクセスは地下鉄、バス、タクシーの3種類の移動方法があります。多くの方はまず、ホテルにチェックインしたり、荷物を預けると想定されますので、地下鉄駅やバスターミナルからホテルが近いまたは歩きなれている方以外は タクシーで直接ホテルにアクセスすることをおすすめします。
タクシー
深夜や早朝に疲れた状態でリスボン空港に到着した場合や、ターミナル駅からホテルまで遠く、地下鉄やバスを利用後タクシーを利用する場合は、最初からタクシーを利用することをおすすめします。ドライバーにホテルの名称を告げたり、通りの名称を付け加えたりしましょう。場合によってはホテルの名称と住所を書いたメモを渡して「ポル ファボール」（Ｐｏｒ ｆａｖｏｒポルトガル語でＰｌｅａｓｅの意味です。スペイン語も同じです）。料金を払って「オブリガード」でＯＫです。市内主要箇所まで料金は約１０ユーロです。
地下鉄
旅慣れている方は料金も１．４ユーロと安い地下鉄がおすすめです。日本のPASMOのようなヴィヴァ・ヴィアジェンカードを購入すると便利です。市電などにも乗れます。注意点は、主要地下鉄駅のロシオ駅などに向かう場合はSao Sebastiao駅で乗り換えが必要です。路線は空港からは赤ライン、街中主要駅は青ラインですので、多くの場合は青ラインに乗り換えが必要となります。間違えないように注意しましょう。地下鉄に慣れておくと便利ですのてチャレンジ精神旺盛の方は、最初からトライするのも良いでしょう。
バス
乗り換えのない空港バスも便利です。ロシオ駅やカイス・ド・ソドレ駅、マイケル・デ・ポンバル広場駅までは３０分から４０分で到着します。料金は３．５ユーロです。ルートはLinha1 CITYCENTRと、Lihna２FIINALCIAL CENTRの２系列があり、リスボン中心街に行くにはLinha1です。乗り場はターミナル１の正面口にあります。運航は２０分間隔です。
リスボン空港へ市内からのアクセス
リスボンも十分楽しめ、いよいよ帰国や他の街への移動でリスボン空港に向かいます。アクセス方法としては、例えば荷物が多いとか早朝のフライトいはタクシーをおすすめします。もう一度風景を楽しみたい場合はバスを、特別ストレスもない移動、購入したICカードにチャージした料金が残っている場合などは地下鉄で良いでしょう。前述しましたように市内の主要駅は青ラインですので、空港行きの赤ラインに乗り換えが必要です。到着はターミナル１です。ターミナル２には徒歩でも行けますので、安心してください。
リスボン空港チェックインカウンター
リスボン空港は市内からアクセスしやすい便利な国際空港ですが、空港ターミナルはツギハギだらけでチェックインカウンターが見つからず、初めての乗客は迷うケースが多いようです。ターミナルに入って中央のエスカレーターで出発階に到着しますが、多くの主要空港や成田や関空のようなアイランド型のチェックインカウンターはありません。あっちこっちにカウンターが散らばっていますので、電光掲示板でカウンター番号をチェックして、落ち着いてチェックインカウンターを探しましょう。建て増しでツギハギだらけと表現したのはフロアーが違っていたり、マップがなかったりすることです。時間に余裕をもって空港に着いておきましょう。また、見つかったカウンターでは、いろんな情報例えばレストランや免税店、ラウンジの場所を聴いて教えてもらいましょう。わからない時は聴くのが一番です。想定質問も準備しておくと良いかもしれません。
リスボン空港早朝の出発、到着対策
例えば早朝５時３０分のフライトの場合、空港には４時前に到着必要です。移動にはタクシーを前日ホテルで予約しておくのが良いでしょう。しかし、ホテルには泊まらず、空港で夜を過ごし一泊の宿泊代を節約する方もいるようです。または荷物はホテルに預け、一晩リスボン市内で時間をつぶしホテルで荷物を受け取り、深夜または早朝リスボン空港に向かう方もいます。疲れますので、私はおすすめしません。空港で寝過ごすこともあり得ます。免税店などの店は開いていません。ただし少ないですが、早朝営業のカフェテリアもあります。日程や予算の都合で早朝フライト、空港宿泊を選択する場合もあるかもしれません。そんな場合空港の免税店を当てにせず前もってお土産対策をする、前日や次の日の睡眠時間など上手に調整してみる早朝対策もありかも知れません。なお、6時前に開いている免税店はあるようです。
リスボン空港レストラン、カフェ
簡単な料理をフライト前にとるのも良いかもしれません。機内食は出るでしょうが、空港のフードコートＰａｓｔｅｌａｒｉａ Ｖｅｒｓａｉｌｌｅｓは美味しいと思います。チキンのグリルは、口コミも良いようです。但しちょっと高いようです。一方スターバックス、マクドナルド、ケンタッキーフライドチキンなどファーストフードもあります。席も結構あり、雰囲気はラウンジで食べるより美味しそうに皆さん食べています。
リスボン空港お土産や免税店
リスボン空港の免税店は充実しています。ブランド品からポルトガルの名産品など。お酒はポルトワインやチェリー酒が名産品です。そのほか、石鹸や食器、コルク商品なども面白い物を扱っている免税店もあります。金や銀細工のアクセサリーも魅力的です。中でも「portfolio」という免税店は一番目立つ場所にあり、広く、商品も充実しています。ポルトガル産のチーズやお菓子もたくさんあります。いろんな人へのお土産に困らない店ですが欲張りすぎないようにしましょう。
リスボン空港ラウンジ
ここで述べるラウンジは航空会社や空港によって提供される特別待合室で、許可を得た乗客のみが利用できるスペースを空港ラウンジと定義します。ビジネスクラスやファーストクラスを利用するケースやカード会社のプレミアムカードの特権として利用できるケースもあります。しかし、リスボン空港のラウンジにはあまり期待しない方がよさそうです。ラウンジ人気ランキングも低調です。ＡＮＡラウンジがトップに出てきますが、全日空のＡＮＡではありません。最近はＡＮＡの直行便もあるようですが、期待すると違っています。ワインやビール、エッグタルトやフルーツなどを出発前に楽しめますが、日本のラウンジのイメージとは異なります。他の空港のラウンジよりも評価も低いです。また注意したいのは、ラウンジはシェンゲル協定内のターミナルにだけあります。シェンゲル協定とはヨーロッパの国家間の協定で協定外の国際線ターミナル例えばトルコイスタンブールに向かうターミナルにはラウンジがありません。
リスボン空港発着便の遅れは想定内に
リスボン空港発の便が遅れるケースは時々あります。出発が遅れるとは到着も遅れていると言うことです。例えば日本への帰国で乗り継ぎがある場合、経由地で乗り継ぎがギリギリとなるケースもあります。ラスト5ｍｉｎｕｔｅとフランクフルト空港乗り継ぎカウンターで告げられ走ったこともあります。荷物は間に合わずお土産は後日日本着でした。場合によっては乗り継ぎ空港から一便遅れで、お詫びのアップグレードでエコノミーからビジネスへ。良く遅れた経験を聴きます。最近は少ないのかもしれませんが、飛行機は遅れることや天候の影響で到着空港を変更するケースは多々あります。日本の電車とは違いますので、遅れることもある程度想定した余裕のある計画にしましょう。
ポルトガルに出かけましょう
リスボン空港のポイントを整理しましたが、注意すべき事が印象に残ったかもしれません。しかしポルトガルの魅力はとても強いので、リスボンへのリピーターは多いです。ポルトガルにはリスボンに入りポルトから帰国といったツアーもあります。トラブルはあるものだと想定してポルトガルを楽しんで下さい。
