中国・上海の物価【2018年】ホテルや観光、旅の費用はどれぐらい?
【中国・上海の物価】中国・上海の物価は?
上海は日本人にとって物価が高い国とされています。 一般的に中国は物価が安い国というイメージをお持ちかもしれませんが要注意! 上海は年々物価が高くなってきています。 2018年8月現在1円→16元のレートですが、日々変動して行ってますので参考までに。 実際どのくらいの物価なのか旅行に行くならいくら必要なのかを解説します。
マーサーの「2017年世界生計費調査(※)」によると、中国は物価の上昇は続くも、人民元の価値が下がったため、中国の都市の順位はおおむね下がる結果となりました。それでも上位10位に香港(2位/前年1位)、上海(8位/前年7位)の2都市がランクイン。 その他の都市も、首都・北京(11位/前年10位)、天津(12位/前年30位)、深セン(13位/前年12位)、広州(19位/前年18位)と続きます。特に天津は、前年の30位から12位へと一気に順位を上げました。
【中国・上海の物価】ホテルはどれくらいかかるの?
ホテルの宿泊費は本当にピンキリで、安ければ5000円を切りますし、世界でも有名なホテルになると5万円以上する場合も。 立地や予算、などから決めていく必要があります。
高級ホテルの価格
最近は上海でも高級ホテルの建設ラッシュ! 市内の5つ星ホテルのスタンダードルームだと1000~2000元くらいが相場です。 日本円に換算すると、16000円~32000円程度でしょう。 ホテルを高層階にしたり、スイートルームにすることで更に値段が上がるので4~50000円台の部屋もあるでしょう。
格安ホテル・モーテルの価格
ここ数年で上海内で1泊200元の格安ホテルやモーテルが続々とオープンしています。 チェーン展開しているホテルも多く、安心ですよね。 1泊5000円を切って本当に大丈夫なの?!と思う方も多いかもしれませんが、日本でいうところのビジネスホテルのようなかんじなので寝るだけの方や安く抑えたいという方には十分でしょう。 多少、壁が薄い・ベッドが固い、などはあるかもしれませんが、シャワールームもついてこの値段はかなりお手頃です。
【中国・上海の物価】観光にはどれくらいかかるの?
上海の観光地を回るにはいくらくらい必要なのかをおすすめの観光地スポットとともに紹介していくます! 入場料やかかる費用から逆算して計画を立てるとよりスムーズな旅行になりますよね!
東方明珠塔 (東方テレビタワー)
上海のシンボル的存在、そして、アジアで2番目の高さを誇る超高層タワー! タワーの頂上から見る夜景はとってもきれいです! 観光層という350mの展望台から見る景色は上海の絶景スポットとしても人気です。 入場料金は何階まで行くのかによって変わってきますが以下のようになっています。 ■上海歴史陳列館のみ 35元 ■上海歴史陳列館+263m展望台 100元 ■上海歴史陳列館+90m展望台+263m展望台 135元 ■上海歴史陳列館+90m展望台+263m展望台+350m展望台 150元 1番高い料金で2400円ほどします。
上海環球金融中心 (上海ワールドフィナンシャルセンター)
日本にある六本木ヒルズの森ビルグループが上海に2008年に建てた超高層ビル! こちらは世界2位!492mの高さを誇っています。 また、展望台だけでなく、ホテル(ハイアット)やオフィス、ショップ&レストランもあるので 展望台以外にも楽しむことができます。 料金は、こちらも階によって料金が変わります。 100階までは150元。97階までは110元。94階までは100元となっており、東方テレビタワーとそう変わりません。 ですがそれ以外の階(ショップ&レストラン)は入るだけであれば料金はかからないので、展望台に行かない場合は無料で楽しむことができます。 観光客にも人気のショッピングモールになっています。
上海雑技団を鑑賞
上海観光に来たなら、ぜひチェックしてもらいたい雑技団の圧巻のパフォーマンス! 本当に人間の技なの?と疑いたくなるようなパフォーマンスは鳥肌がとまりません! 席は、VIP席~C席までの4種類で、料金は公演の内容によってもかなり変わってきます。 1番安いと150元、高くて700元くらいの幅はあります。 基本は毎日公演が行われていますが、事前に予約していくことをおすすめします。 日本国内でも各旅行会社からツアーやチケット予約サービスがあり、通常よりも割引価格で販売しているところもありますので要チェック!
【中国・上海の物価】ランチにはどれくらいかかるの?
ランチの価格は日本より少し高いといった具合です。 市内のレストランでランチセットを頼むと日本円で約1500円くらいします。 また、ちょっといいランチをしようとなると3000円を優に超えてきます。 節約して旅行したい!という方には地元のローカルなお店がおすすめです。 さほど安いわけではありませんが、比較的リーズナブルで美味しいご飯がいただけますよ!
「南翔饅頭店」 小籠包(12個/1階テイクアウト価格) 22元(約363円) 「小楊生煎」 生煎(焼き小籠包/4個入り) 6元(約99円) 「阿娘麺」 黄魚麺(イシモチ入りラーメン) 25元(約413円) 「夜上海」「老洋房」「老吉士」「圓苑」など有名上海料理店で食事 150元〜(約2475円〜) 「成隆行蟹王府」で上海蟹料理のコース 388元(約6402円)
【中国・上海の物価】ディナーにはどれくらいかかるの?
ディナーも同様、日本と同じか少し高いです。 特にいいレストランとなると10000円を軽く超えてくるほど。 安く抑えたい場合におすすめするのは、中華料理屋に行くこと! 2人で数品食べて60元ほどでおさまるので、上海の物価から考えるとかなりお手頃。 イタリアンや日本食はもちろんのことかなり高いです。 また、現地にある屋台などで済ませた場合はだいぶ安く抑えることができます。
【中国・上海の物価】チップは必要?
基本的にチップは必要ないとされています。 というのも中国は社会主義国なので基本的にはチップの文化はありません。 レストランなのでも払う必要はないのが一般的です。 ですが、ホテルで多い荷物を運んでもらったり、部屋の掃除をしてもらった際に渡しているという人もいるようです。
【中国・上海の物価】お土産代はいくら必要?
上海のお土産は、お菓子やお茶が人気! 他にも中国らしい雑貨も人気です。 価格が渡す人や個数によってもかなり変わってきますが、お土産屋さんよりも価格を抑えていいものを買えるのが福佑門小商品市場! 文具やアクセサリー、雑貨が多く、一般的に観光客向けに売られているものと比べるとかなり安くで販売しています。 5元以下で販売しているものも沢山あるので、ようです また、中国では価格がついているものの値引きはできませんのでご注意ください。
【中国・上海の物価】結局いくらあれば大丈夫?
上海は中国の中でもかなり物価が高いということをご理解いただけたと思います。 予算に関しては本当にピンキリにはなりますが、格安ホテルに宿泊したり、ご飯代やお土産屋代を抑えるだけで比較的リーズナブルな旅行も可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか? もう中国=安いというイメージはどんどん薄れていき、むしろ物価がかなり高い上海ですが 格安ホテルなどの拡大により、工夫次第では高い上海を安く楽しめることができます! 是非、賢く楽しい上海旅行にしてくださいね!