1:バリの治安について
外務省海外安全ホームページを見てみよう
バリに限らず海外旅行に行く前に確認しておいたほうがいいおすすめのサイトがあります。それは外務省が公開している海外安全ホームページです。これは国が正式にそれぞれの国や地区の危険度や治安が悪いかどうかを更新しています。2018年8月現在のバリの危険度をみてみると黄色がかっていてレベル1になっています。レベルは4段階までありレベル1は十分注意してくださいとなっております。レベル的には一番低いので危険度が低い地区と言えますが海外旅行なので、最低限の注意はしてくださいというレベルです。詳しくは右記URLをチェックしてみてください。https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcareahazardinfo_11.html
2:バリでテロが起きた場所の治安について(2002年)
テロが起きたクタ地区について
最初にバリは危険度が低いとお伝えしましたが、過去に遡ると2度大きなテロがバリでありました。1つは2002年にクタ地区で起きたテロです。クタ地区はバリの中心的な繁華街でたくさんの人が集まっていることから危険度は低く、治安が悪い地区という認識はありませんでした。しかし、人が集まったところを狙いテロがおきました。このテロを起こしたのはイスラム過激派とされており、21カ国202名の尊い命が犠牲になりました。その後写真の慰霊碑が作られ多くの観光客が手をあわせにくる場所となっています。2002年以来クタ地区で大きなテロは起きていません。
3:バリでテロが起きた場所の治安について(2005年)
テロが起きたジンバラン地区について
2005年にはジンバラン地区とクタ地区の飲食店3店で爆発事件がありました。同じく容疑者はイスラム過激組織の3人で犠牲者は日本人1名を含む20名が無くなりました。ジンバラン地区は海沿いやビーチ上にレストランがあり美味しいシーフードを食べることができる人気のエリアだけに当時は一時かんこうきゃくが減りました。2005年以来ジンバラン地区でも大きなテロは起きていませんが、クタ地区もあわせて、危なそうな場所には近づかない、不審者みたいな人がいたら距離を取るなど最低限の自己防衛は必要です。
4:バリで起きた噴火について(治安はだいじょうぶか？）
アグン山に近いウブドエリアは大丈夫？
テロとは関係ないですが、最近バリ島にあるアグン山の噴火のニュースを度々目にすることがあります。噴火によって飛行機が飛ばないために旅行自体がキャンセルになってしまったり、帰国できなくてやむなく延泊を強いられているケースもあります。噴火が起きた時はバリ全土に影響がありますが、一番危険度が高い地区は山岳エリアにあるウブド地区になります。ただし2018年8月現在は噴火も収まり安全と言われています。山の状況については右記URLからさいしん情報が分かるので参考にしてみてください。https://www.kisinter.com/feature?ID=INFO07 治安についても噴火がおきたあとに暴動がおこったり、テロが起きたというニュースはありませんので大丈夫といえます。
最後に
ここまでバリの治安や危険度についてご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか？大きな観点から観ると、外務省はレベル1の警戒をして下さいと言っているので特別危険度が高いわけでもなく治安が悪い地区とも言えません。現にたくさんの日本人観光客がバリに旅行に訪れていることがその証拠ですね。ただし、過去には紹介したような全世界が注目した大きなテロが起きたという事実もあります。それ以降テロが起きていないからと言って、これからずっとテロが起きないという保証はどこにもありません。被害に合わないために、完全な回避は無理かもしれませんが、最低限の自己防衛は常に意識し、治安の悪そうな場所には近づかないようにしましょう。ついつい南国なのでハメを外したくなりますが、今回ご紹介させていただいた情報を参考にしていただき有意義なバリ旅行にして頂ければ幸いです。
