秋田空港のお土産店は3ヶ所
秋田空港のお土産店は2Fの出発ロビーに集中しています。
その中でほとんどを占めるのが、あ・えーるで、その一角に小さくANA FESTAがあります。
保安検査場を通過したあとに無限堂があって、ここではお土産と軽い食事が出来ます。
1Fにはファミリーマートが入っていますので、軽食などはこちらで、また2Fにはレストランも3ヶ所ありますので、出発前の腹ごしらえの場所としても最適です。
秋田空港のお土産屋その1「あ・えーる」
秋田空港の2Fに広がるお土産広場。秋田県内の特産品や地酒などが集まっています。秋田土産を買うなら一番のおすすめのお店です。産直コーナーなどもあり、空港を利用しないお客さんの来店も多いのだとか。
産地としては、空港に近い秋田市、大仙市、横手市、角館町といったところのものが多く揃っています。
営業時間 6:55~20:20 (営業時間は飛行機の運行状況によって多少異なります)
秋田空港のお土産屋その2「ANA FESTA」
手荷物検査前にあるお土産屋。秋田の様々な銘菓や特産品を販売しています。こちらはこじんまりした中にまとまっているので、一回で全部まとめて買いたい時にはおすすめです。
きりたんぽのセットが充実しており、特選品もありますので家族のお土産にと買っていく姿も見られます。
秋田空港のお土産屋その3「無限堂」
保安検査場の中のお土産兼食事処
秋田名物稲庭うどんの有名店。うどんをはじめとするお土産を販売しています。飲食コーナーがあるので出発前に稲庭うどんをいただけます。座って食べるスペースもあり、搭乗口からも近いので安心です。
比内地鶏の煮卵の取り扱いもあり、B級品特売はここにしかないので狙い目です。
秋田空港で特産品のお土産を買おう!
あきたこまち
秋は稲刈りの季節。9月上旬くらいから始まるお米の収穫に合わせて店頭に並ぶのが、その年の新米!冷めても美味しいあきたこまちはおにぎりにぴったり。作る農家によってこだわりがあり様々なあきたこまちを買うのもおすすめです。お米は重いからとお土産から敬遠されがちですが、中には300g程度のものもありますのでぜひ検討してみてください。この新米で秋田名物きりたんぽを作って食べるのもいいですよ。
特に秋田美人のイラストが描かれたものが大人気です。
稲庭うどん
つるつるとしていて細いのが特徴の稲庭うどん。「綯う(なう)」という工程が重要で、縄をなうようにあやがけしていくことで細くしていきます。そして熟成させていくことで美味しいうどんが出来上がります。見た目はそうめんのような細さで、一見柔らかそうに見えますが、コシが強く人気の特産品です。冷たくても温かくても、どんなつゆでも合ううどんなのでお好みの食べ方でいただけます。稲庭うどんはお土産店内だけで少なくとも4社以上あり、甲乙つけがたいのでより悩むかもしれません。2Fにあるレストランや先ほど紹介した「無限堂」で出発前に稲庭うどんを食べられますので、一度味を試してみたい方はぜひ食べてみてはいかがでしょうか。
いぶりがっこ
秋田の郷土料理いぶりがっこは、燻製にしたお漬物のこと。5日ほど燻した後、冬の期間の3か月ほど熟成させて作ります。時間や手間のかかったいぶりがっこの特徴は香りと味。パリパリとした食感とその独特な味にお土産として買って帰る方も多い逸品です。口に入れた時に広がる香りはたくあんの風味とは全く異なるので、たくあんが苦手な方でもこれなら食べられるという方もいらっしゃいます。商品の幅は広くカレー味やキムチ味なども登場していますし、会社によって漬け方もさまざまで、これまた多くの会社が商品を出しているので選ぶのが大変です。お酒のお供や、お茶漬けなどにぴったりな商品ですのでぜひ。
きりたんぽ
きりたんぽは、単品で売られるよりも、スープとのセットだったり、具入りのセットで売られるほうが多いです。
こちらも競合しているので、しょっつる味や味噌味といった味の違いや、具も比内鶏や肉団子までセットに入れたり、だまこ餅を加えるなどしてあとは煮込むだけとしたものもあります。ただ結構重さも大きさも取るので、そこも頭に入れて買いたいですね。
比内地鶏
日本の三大地鶏と言われる比内地鶏。名古屋コーチンや薩摩地鶏と並び、その中でも引きしまった肉質が有名です。食用の地鶏は放し飼いで育てられているので、筋肉が引き締まっています。
冷蔵品として売られているものが多いですが、そのままでも食べられるのでアルコール類と一緒に買ってみてはいかがでしょうか?
レトルトパックされた丼の素や、比内鶏のスープといった加工品も豊富に揃っていますので、簡単に味わう事も出来ます。
秋田犬のぬいぐるみ
平昌オリンピックの女子フィギュアスケートで金メダルを獲得したザギトワ選手に贈られた秋田犬「マサル」にちなんで作られたお土産。この取材をしている数日前にザギトワ選手の活動休止が発表されたので、こちらは急遽ピックアップしました。
秋田空港で人気のお菓子のお土産を買おう!
あつみのかりんとう(取材日は入荷無し)
秋田は旧金浦町、あつみさんのかりんとう。懐かしい。連休の目的達成 pic.twitter.com/P0yQmzgUJB
— るんほわいと (@runwhite463) October 14, 2016
渥美菓子店が製造・販売しているかりんとう。その美味しさに売り切れ続出の人気のお菓子です。普通のかりんとうとは違い、見た目はせんべいのように四角いのが特徴。サクサクとした食感がやみつきになると評判です。夏以外の季節に発売されるようで、限定商品なのがまた人気にさせている理由の一つ。空港のお土産屋でも入荷していることすら稀なので、あったらむしろラッキーくらいの気持ちで狙ってみてください。
金萬
秋田県民ならだれでも知っている有名なお菓子「金萬(きんまん)」。白あんをカステラ状の生地で包んだほんのり甘く食べやすい一品。賞味期限が3日と早いですが、それだけ作り立てが美味しいということ。真空パックでも売られていますが、「生」といわれる状態のものを買うのがおすすめです。家で食べるときは電子レンジで温めれば焼きたてのふわふわ感を楽しめます。60年以上前から子供からお年寄りまで魅了し続けてきたお菓子なので、お土産にすれば喜ばれること間違いなし。丸い形や色合いもきれいです。
キティとコラボした金萬もあるので、子供さん向けにはそちらも喜ばれますよ。
セキトのだまこ餅
いぶりがっこチーズ「け」
いぶりがっことチーズの相性の良さは結構有名で、いぶりがっこの上にクリームチーズをのせて食べると素敵なオードブルになります。
しかしこれは米粉を使ったお饅頭です。その中にいぶりがっことチーズが入っているというもの。ネーミングも「け」。秋田弁では「食べて」という意味で、見た目も耳から入るのもインパクトたっぷりですが、予想を超える美味しさです。これを機に秋田県へ「け」(来て)という意味もこめられているそうです。
充実度高い秋田空港のお土産店
秋田空港のお土産品は充実度が高いので、あれもこれもと見ていると搭乗時間を忘れてしまいそうになります。人気の高い金萬をはじめとする伝統的なお菓子や、最近は「なまはげ」を取り入れたものも増えています。ぜひ美味しいものが揃った秋田へ旅にきてもらえれば幸いです。