オーストラリアの気候区分は大きく分けて3つ
引用: https://stworld.jp/feature/AU/roundtrip/images/mv_img_map.png
オーストラリアは日本の約20倍もの面積を誇る広い国ですので、地域ごとに気候も大きく変わります。それぞれのベストシーズンを紹介するにあたり、オーストラリアを「北部」「南部」「内陸部」に分けて説明していこうと思います。
オーストラリアのベストシーズン【北部】
引用: https://s.skygate.co.jp/pc/sa_city/oversea/images/cns/cns_img_k12_01.jpg
グレートバリアリーフで有名な「ケアンズ」・世界からサーファーが集まる街「ゴールドコースト」などが位置するオーストラリア北部は熱帯気候で、主に乾季・雨季の二つの季節に分けられています。それぞれ、乾季は4月下旬〜11月上旬・雨季は11月下旬〜4月上旬とされています。年間の降水量のほとんどが雨季に集中しており、乾季にはほとんど雨が降りません。気温は一年を通して温暖で平均気温は25度前後です。
引用: https://photo.gcsgp.com/images/6426_2b8394fc
ケアンズの観光には「乾季」がおすすめ
乾季は雨が降らず湿度も低いため、海の透明度が高く真っ青で綺麗な空と海を堪能できます。この時期のケアンズにはグレートバリアリーフへダイビングやシュノーケリングをしにくる海外旅行客で賑わっています。また、気温が高くても湿度が低いためカラッとした暑さなので意外にも過ごしやすいと感じるはずですよ。服装として、女性はTシャツにショートパンツやワンピースなどはいかがですか。男性は思い切ってTシャツに海パンというラフな服装でもOKですよ。
オーストラリアのベストシーズン【南部】
引用: http://www.knt.co.jp/cpn/report/kaigai/161024/img/topImg01.jpg
オーストラリアの大都市「シドニー」・世界一住みやすい街「メルボルン」などが位置するオーストラリア南部には、日本と同じように四季が存在します。それぞれ、春が9〜11月・夏が12〜2月・秋が3〜5月・冬は6〜8月とされています。とはいえ、日本の気候のように夏と冬での寒暖の差はそれほど激しくないため、日本の四季より比較的過ごしやすい気候といえるでしょう。
シドニーの観光には「春」がおすすめ
引用: https://torbit-img.s3.amazonaws.com/cate/image/21.jpg
シドニーやアデレードなど街中の観光をメインとする場合は、気温が快適な春にあたる10〜11月がベストシーズンといえます。しかし、主にビーチを楽しみたい場合は夏にあたる12〜2月に行くことをおすすめします。服装はいずれも昼間はTシャツなどの軽装で十分ですが、特に春は夜になると結構冷え込むので、上に一枚羽織れるパーカーやジャケットを持参しておくのが無難です。
オーストラリアのベストシーズン【内陸部】
「世界のへそ」と呼ばれるエアーズロック（ウルル）があるオーストラリア内陸部は砂漠地帯のため一年を通して温暖な砂漠気候となります。年間を通して雨はほとんど降らないので、雨具などの心配はしなくても大丈夫です。夏にあたる11〜2月の間は、40度前後まで気温が上がるため非常に暑く観光するのにおすすめ出来ない時期です。
エアーズロックを訪れるには「秋〜冬の間・春〜初夏の間」がおすすめ
引用: https://photo.gcsgp.com/images/18971_b7103c27
秋〜冬にあたる4〜5月と、春〜初夏にあたる8〜10月の来訪がおすすめで、比較的気温下がる時期なので過ごしやすくなります。しかし、この時期のオーストラリア内陸部は夜間の気温が最低でも5度前後まで下がり、かなり冷え込むので体調管理に気をつけるようにしましょう。服装は、昼間はTシャツなどの軽装で良いものの夜間は厚手の防寒着が必需品となります。
オーストラリアのベストシーズンまとめ
引用: https://card-professor.jp/wp/wp-content/uploads/2015/09/entry-64.jpg
本記事では、オーストラリアの主要都市別ベストシーズンを紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。広大な面積を誇るオーストラリアでは、地域によってそれぞれの気候がありベストシーズンも様々だということがわかりましたね。日本の気候でいうと、大まかに夏の旅行（GW・お盆）には北部や内陸部・冬の旅行（年末年始）には南部がちょうどベストシーズンに当たるかと思います。皆様の旅行時期に合わせて、目的地を選んでみてくださいね。
