オランダの物価は高い?
オランダの通貨はユーロです。オランダの経済状況は比較的安定していますが、世界情勢やEU情勢によって通貨価値、物価は変化していきます。旅行の際には、為替レートやニュースのチェックもしておくとよいでしょう。
オランダの物価は日本と同等か、少し高いと言われることが多いようです。隣国のドイツやベルギーと比較しても全体的に少し高いです。特に外食が割高になっていますが、ファーストフードなどの軽食は安くなっています。
オランダの物価①食べ物
オランダでは外食が比較的高い料金に設定されていますので、オランダ人は自炊をして食費を抑える人が多いようです。野菜やお肉などの食材の値段は日本よりは少し安くなっていますが、よりお得に食材を手に入れたい場合は毎週開催されるマーケットで買うのが一番です。オランダ人は非常によくお肉を食べます。そのため、スーパーでもお肉が多く売られていますが、お魚の値段が高く種類も少ないようです。
オランダの食材価格は、たとえばパンは1ユーロ(110円前後)から、牛乳1リットルが1.5ユーロ(170円前後)となっています。また、オランダの大手スーパーマーケットでは醤油やのりなどの日本食も販売されていますが、こちらはインスタントみそ汁が2.35ユーロ(260円前後)など、やや高い値段設定になっています。
オランダの物価②飲み物
オランダはビール大国です。日本でもよく知られている「ハイネケン」や「アムステル」など、美味しいビールが非常に安く飲めます。これはドイツ、ベルギーといったビール大国が近いためです。
オランダでは「ハイネケン」が1本75セント(85円前後)で買え、ワインも安いものなら3ユーロからありますので、お酒が好きな人には非常に楽しみやすい国です。ジュースの値段もほぼ変わりませんし、日本の「アサヒ」や「サッポロ」といったビールも売られています。
オランダの物価③お土産・日用品
オランダでお土産や日用品を買う際におすすめなのは町にあるスーパーマーケットです。オランダでは毎週スーパーや薬局でセールが行われており、そのときに買い物をするとお得に買い物することができます。
また、スーパーマーケットでは日用品や食材だけでなくお土産にぴったりな品物が安く売られています。オランダの名物であるチーズやチョコレート、紅茶なども専門店やお土産ショップで買うよりも安価に設定されています。
オランダの物価④観光
有名な画家の多いオランダ。美術館や博物館を巡りたい方も多いですよね。オランダの美術館や博物館の入館料は10ユーロ前後のところが多くなっています。複数の美術館や博物館を回るなら、まとめて安いチケットが売られていることもありますので要チェックです。
なるべく安く観光をしたい方は、オランダ名物チューリップや、教会などは無料で入場できるようになっています。教会に入場する際は、参拝者の邪魔をしないように気を付けましょう。また、飾り窓地区のように町そのものが観光地にされている場所もありますので、治安には十分注意しつつ町を散策すると旅費は安く抑えることができますね。
オランダの物価⑤安いものと高いもの
オランダで買うとお得なものはチーズとアルコール類です。オランダは酪農大国なので、乳製品、特にチーズの生産大国です。オランダのスーパーマーケットでは日本では高価なチーズが非常にお手頃な値段で買えます。隣国であるベルギーやドイツのお菓子も安く売られており、ビールやワインも非常に安いです。
オランダで買うと高いものは、日用品や衣類です。オランダ人は体格の大きな人が非常に多いため、日本人の体格に合う服は見つかりにくいです。そのうえ、価格も高いので衣類を買うと損をすることが多いようです。また、紙製品などの日用品も高いので、出来るだけ日本から持っていくのがおすすめです。
まとめ
オランダの物価は日本と比較して少し高かったですね。しかし、乳製品やアルコール類は日本よりも安く買えますし、外食やお土産ショップでの購入を控えてスーパーマーケットを費用すれば、比較的安い買い物ができることがわかりました。オランダで買い物をする際には、ぜひ参考にしてください。