ボツワナの治安は良い？悪い？
ボツワナは、他のアフリカ諸国に比べ、治安は比較的良い国として知られています。ただし、治安が良いとはいえ日本とは全く違うことも多く、観光でボツワナに行く際は注意が必要です。ここでは、ボツワナの治安や観光でできる防犯対策、おすすめの観光スポットをご紹介します。
ボツワナの治安「観光で気をつける犯罪」1:強盗
ボツワナでは、近年強盗が頻発しています。特に気をつけたいのは、首都ハボロネ市内の人気登山スポットであるカーリーヒルです。カーリーヒルは貧困層の住むオールドナレディ地区に近いため、治安が悪いエリアとなっています。カーリーヒルは高台から市内を眺望できる場所なので観光客にとても人気がある場所ですが、観光客を狙う強盗事件がよく起きています。
犯人は複数で犯行におよび、銃やナイフを持っていることが多いため注意が必要です。多数の登山客がいる早朝を除いた他の時間帯で犯行が行われていることが多いため、どうしても行きたい場合は登山客が多くいそうな週末の早朝が外務省のホームページでもおすすめされています。
ボツワナの治安「観光で気をつける犯罪」2:スリ・ひったくり
スリやひったくりも多く発生していて、車の減速中や、信号停止時に車を襲うスマッシュアンドグラブという手口も増えています。強引に車を開ける場合や、ガソリンが漏れているなどと声をかけて運転手を外におびき寄せる手口などさまざまな手口があるため、信号停止時などは特に注意が必要です。
運転中は、内側から必ずロックをかけ窓も開けずに運転しましょう。貴重品やバッグなどの荷物も、車の外から見えない場所に置いておくほうが安全です。外から人が話しかけようとしてきても応じない方が安全です。ボツワナは
ボツワナの治安「観光で気をつける犯罪」3:スキミング
ボツワナでは、首都ハボロネを中心にスキミングの被害も多発しています。クレジットカードは信頼できるお店でのみ使用するようにしたり、カードを店員に預けたら店員から目を離さないことが大切です。
ボツワナの治安「観光でできる防犯対策」
ボツワナ観光では、外出時に現金をたくさんもち歩くことは避け、日中でも複数で行動するようにしましょう。スマホを見ながら歩くこともとても危険で、話しかけてくる人には警戒する必要があります。首都ハボロネのカーリーヒルなど治安が悪いとされているエリアには近づかないようにしてください。
ボツワナのおすすめ観光スポット
ボツワナ観光の見どころといえば何といっても動物です。ボツワナの前大統領であるイアン・カーマは動物好きとして知られており、動物の乱獲もふせがれていることが他のアフリカ諸国とも違う部分です。
中央カラハリ動物保護区
中央カラハリ動物保護区は、ボツワナ最大の動物保護区で、黒いたてがみのカラハリライオンを見ることができます。他にもハイエナやシマウマなど迫力満点の動物を見ることができます。
マカディカディパン国立公園
マカディカディパン国立公園は、真っ白な大地が広がる場所で世界最大の塩湖です。ここにはツアーに参加して行くことができ、満点の星空の下で、寝ることができます。なかなか日本では見ることのない景色は感動です。
さらにミーアキャットの巣があるため、ミーアキャットを間近で見ることができます。ボツワナに行ったらぜひ行ってほしい場所です。
まとめ
ボツワナは、他のアフリカ諸国に比べると、治安は比較的良い国です。ただし、近年では首都ハボロネを中心に強盗やスリ、ひったくりなどの犯罪がとても増えてきています。さらにスキミングなどの犯罪もあるため、クレジットカードの使用には特に注意が必要です。
