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ノルウェーの治安は?旅行前にチェック!【2018年度版】~外務省情報まで~

2024.02.25

ノルウェーは、比較的治安の良い国です。しかし、観光客を狙った犯罪も発生しています。今回は、外務省が発表しているノルウェーの治安情勢や、イギリスのエコノミスト紙が出している世界平和度指数ランキング、ノルウェー旅行で犯罪に巻き込まれないための対策をご紹介します。

  1. ノルウェーの治安①外務省・エコノミスト紙の調査
  2. ノルウェーの治安②国民性
  3. ノルウェーの治安③置き引き
  4. ノルウェーの治安④スリ
  5. ノルウェーの治安⑤テロ
  6. まとめ
外務省は、「国 ・地域別の海外安全情報」を発表しています。2018年現在、ノルウェーの危険レベルは「レベル0」です。「危険情報」「感染症危険情報」ともに出ていません。ちなみに、ロシアはモスクワなどでテロ事件が起きていることから「レベル1」、リビアは内戦が起きているため「レベル4」です。
イギリスのエコノミスト紙が出している「世界平和度指数ランキング」も参考になるでしょう。このランキングは「政治的不安定さ」「人権尊重のレベル」「殺人事件の発生数」など、24項目を分析した平和度ランキングです。2018年度の調査によると、ノルウェーは16位です。日本が9位であることを考えると、十分安全と言えるでしょう。なお、「世界で最も平和な国」とされているのは、アイスランドです。
ノルウェー人は一般的に親切で、英語も通じます。大らかな国民性の背景には、北海油田で経済が潤っており、社会保障が充実しているという社会情勢もあるのでしょう。ノルウェー人は大らかですが、「恥ずかしがり屋」「内向的」という面もあります。ただ、頼みごとをされると聞き入れてくれる人も多くいます。
人口が少なく日照時間も短いため、ノルウェー人は勤務時間が短いことでも知られています。男女問わず16時には退社します。もし残業していたら、「仕事が多すぎるのか?」と上司に心配されるとのこと。人口が少ないので男女共働きが当たり前ですが、勤務時間が短いので子育てに支障はないようです。
比較的安全なノルウェーですが、まったく犯罪が起こらないわけではありません。ノルウェーの首都「オスロ」では、たびたび日本人観光客が置き引きの被害に遭っています。置き引きに遭いやすい場所は、ホテルや空港です。物を落としたフリをして、足元に置いたバッグを盗むケースが見られます。
置き引きに遭う被害を防ぐためには、レストランでもバッグを手放さないことが大切です。バスや列車の中でも、バッグは手元に置いていたほうが良いでしょう。ATM周辺で強盗に遭ったケースも確認されているので、ATM周辺では特に注意が必要です。
置き引きと同様、ノルウェーで注意したいのがスリです。特に男性は、ズボンの後ろポケットに財布を入れないようにしましょう。女性はショルダーバッグから財布を抜き取られる危険性があるので、チャックつきのバッグがおすすめです。
複数人でスリをする場合もあります。にこやかに挨拶しているうちに別の人が財布を抜き取る、という被害も確認されています。どんなときも、バッグをしっかり管理しておく必要があります。ガイドブックを広げるなど、目立つ行動も控えたほうが良いでしょう。
ノルウェーは比較的治安が良い国ですが、かつてテロが起こったこともあります。日本では、「ノルウェー連続テロ事件」として知られています。事件が起こったのは2011年、「オスロ政府庁舎爆破事件」と「ウトヤ島銃乱射事件」が連続して起こりました。
ノルウェー連続テロ事件以降、テロ事件は起こっていません。しかし、ノルウェーは「シリア難民」「イスラム過激派から逃れるために亡命した難民」などの、避難先になっています。難民が増えることで、治安の悪化が懸念されます。
以上、ノルウェーの治安情勢についてご紹介しました。海外旅行をするときは、普段より注意深く行動する必要があります。ただ、ノルウェーは世界的に見ても平和な国です。バッグをしっかり持ち、夜出歩かないようにすれば、楽しい旅行になることでしょう。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BnJIVSmBmVs/?hl=ja&tagged=norway