タイのソンクランとは
水掛け祭りとして世界的に有名なタイの「ソンクラン」は、タイ旧正月をお祝いする伝統行事です。仏像や年長者の手に水をかけて清めるという風習に由来していますが、現在は国のあちこちで激しく水を掛け合う楽しい祭りへと発展しています。地元民はもちろん、ソンクランに参加するために多くの観光客が訪れ、子供から大人までびしょ濡れに。では、ソンクランについて詳しくみていきましょう。
タイのソンクランはいつからいつまで？
ソンクランに参加したいと思ったとき、いつ飛行機を取れば良いか知っておく必要がありますね。ソンクランは毎年4月13日〜15日の3日間で行われており、この3日間はタイの祝日に定められています。ソンクランを楽しみたい方は4月10日〜11日頃にタイに到着し、数日観光した後にソンクランに参加するのがおすすめです。ソンクランの後は疲れてしまって観光する元気がないということもあるかもしれません。観光は先に済ませてしましょう。
タイのソンクランを楽しめるおすすめの場所①セントラルワールド
バンコクの流行の発信地であり、買い物も食事もなんでも楽しめるセントラルワールドも、ソンクランの期間にはお祭りモードに大変身。特設広場では、水だけでなく泡だらけのゾーンまであり大いに盛り上がります。泡ゾーンは大人気で人口密度が高いですが、全身泡だらけになって知らない人とも盛り上がるのは楽しいですよ。
タイのソンクランを楽しめるおすすめの場所②カオサン通り
バックパッカーの聖地として有名なカオサンロードも毎年大勢の人が集まり激しい水掛け合戦が行われます。前後左右から容赦なく水が掛けられるので、通りを歩くと一気にびしょ濡れに。暑い季節なので、涼しくなりますよ。カオサンロードは欧米人が多い印象です。大きな水鉄砲をもった人もたくさんいますので、掛けられるばかりでなく応戦できるよう水鉄砲を持参しましょう。
タイのソンクランを楽しめるおすすめの場所③アユタヤ
世界遺産の街アユタヤでは、象たちも水掛けに参加して祭りを盛り上げてくれます。象の鼻から放たれる水を浴びる機会なんてなかなかないと思いませんか？可愛い象たちを間近で見れるのもおすすめのポイントです。普段のゆったりとした雰囲気のアユタヤとは全く違った賑やかな雰囲気をお楽しみください。
タイのソンクランであると便利なもの・服装
ソンクラン期間は外にいるとどこでも濡れる可能性があると考えておいてください。外を歩くときは濡れても良い格好必須です。濡れても乾きやすい服、下着が透けない色のTシャツを着ておくことをおすすめします。下に水着を着ておくとより安心です。また、貴重品が濡れないようバッグも慎重に選びましょう。できるだけ荷物を減らし、少額のお金と携帯などを防水バッグなどに入れ、肌身離さず持ち歩いてください。
現地でも防水の小さなバッグなどが販売されていますが、安いものは中に水が入ることも。日本で完全防水できるものを買って持っていくことをおすすめします。コンタクトの方は目を守るサングラスやゴーグルもあると便利です。水鉄砲は現地で安く販売されているので必要であれば現地調達でいいでしょう。
タイのソンクランに参加する際の注意点
ソンクラン中は無礼講で相手を問わず水の掛け合いが行われます。突然水を掛けられてびっくりすることもあるかもしれませんが、怒ることのないようにしてください。期間中はいつどこで水を掛けられても、掛けてくれてありがとう！くらいの気持ちでいましょう。どうしても濡れたくない場合は、ホテルなど安全な場所でゆっくり過ごすようにしてください。トゥクトゥクで移動中も容赦なく水を掛けられるので要注意。
ソンクランでは水だけでなく、泡や白い粉を水で溶いたものも使われることもあります。目に入ると痛いので気をつけましょう。ソンクランでびしょ濡れになったあと、冷房が効きすぎているところに入ると風邪を引いてしまいます。参加したい場所を決めて、その近くのホテルをとっておくと温かいシャワーを浴びてすっきりできますよ。
タイのソンクラン情報まとめ
タイ最大の祭りソンクランについてご紹介してきましたが、イメージはつきましたか？これだけ広範囲で多くの人が参加する水掛け祭りは世界規模でもなかなかないです。せっかくなら準備万端にして思いっきり楽しんじゃいましょう！
