スペインセビリアの概要紹介
セビリアはメリル作「カルメン」や戯曲「セビリアの理髪師」の舞台で知られているアンダルシア州の州都です。コロンブスが活躍した大航海時代にとても繁栄しました。フラメンコや闘牛も盛んで、観光やスペイン料理、お土産など旅行を楽しむ要素がつまった街です。
スペインセビリア観光おすすめ1カテドラル
イスラム時代に建てられたモスクを基礎にして15世紀から1世紀もの年月をかけ建築された大聖堂です。完成までにファン・ノルマンやペドロ・デ・トレドといった建築家がかかわりました。ゴシック様式とルネッサンス様式が混合された大型の建物で、ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂、ロンドンのセント・ポール寺院に次ぐ大きさです。内部の見所は1、コロンブスのお墓があります。各地を流転した後、遺骸は1898年キューバのハバナからセビリアに運ばれてきました。2、聖杯の礼拝堂でセビリア派の画家による宗教画が並んでいます。3、主聖具納室とは聖職者が着替えをするための部屋です。4、参事会室はスペインのルネッサンスを代表する楕円形の空間です。5、主祭壇と聖歌隊席では、聖書のエピソードを1000体以上の彫像と45のレリーフで再現した飾り壁は必見です。6、ヒラルダの塔は高さが94メートルの鐘塔です。
大聖堂内は広く、ヒラルダの塔はエレベーターは無く、歩いて登ることになりますので歩きやすい靴で訪れましょう。オレンジの中庭に面したところにショップがあります。カテドラルオリジナルグッズなど、お土産にのぞいてみてはいかがですか。
スペインセビリア観光おすすめ2アルカサル
11世紀までのイスラム時代に建てられたカリフの王宮敷地に、キリスト教の王宮殿が建築され、歴代の王達によって増改築が繰り返されました。その中の見所1、ペドロ1世宮殿です。壁の腰板を飾るモザイクタイルや精巧な漆喰細工、アラベスク模様は必見です。空間は乙女の中庭、人形の中庭、大使の間から構成されています。見所2、庭園はイタリア人建築家ベルモント・レスタニによって西洋風にデザインされた7つの庭から構成されています。見所3、ゴシック宮殿でゴシック様式によってイスラム色が排除されています。
このアルカサルにもショップが入口付近と出口近くにあります。モザイクタイルをあしらったグッズが人気です。お土産に向いています・
スペインセビリア観光おすすめ3フラメンコ舞踏博物館
映像や音声を駆使した展示でフラメンコの魅力を紹介しています。体験レッスンやフラメンコショーも開催されています。また、ロス・ガリョスというタブラオが老舗です。タブラオとはフラメンコ舞踏が見れるバールと理解してください。魂を震わせる歌声と美しい踊り、繊細なギターの音色を本場で体感できます。
スペインセビリア観光おすすめ4マエストランサ闘牛場
18世紀に建てられた格式ある闘牛場です。闘牛博物館やグッズの販売ショップもあります。
スペインセビリア観光おすすめ5サンタ・クルス地区
白い家が並ぶ迷路のような街です。15世紀まではユダヤ人が居住していたエリアです。白壁の家には美しい花やセビリア焼きが飾られ、美しい街並みをつくっています。路地や広場にはお土産屋やレストラン、バルがあり、散歩中にぜひ立ち寄りたいです。
スペインセビリア観光おすすめ6スペイン広場
マリア・ルイサ公園の中にあるセビリアを象徴する近代的な広場で、多数の陶器が彩る美しい空間です。タイルアートは必見です。
スペインセビリアお土産おすすめ
セビリアでは華やかさやモダンな伝統工芸品がお土産におすすめです。お土産屋はカテドラル周辺やサンタ・クルス地区に多いです。セビリア焼きの陶器と、皮製品も定評があります。
スペインセビリアおすすめ観光スポットまとめ
街はコンパクトでほとんど歩いて観光スポットは回れます。一日で回るプランはカテドラル→アルカサル→サンタ・クルス地区→スペイン広場→ロス・ガリョスでフラメンコではいかがでしょうか。しかし、もう少しゆっくりしてもスペインらしくて良いかもしれません・