カナダのウィスラー 基本情報
ウィスラーは、バンクーバーから北へ約120kmの場所にあります。バンクーバーまでは、日本から直行便で約8時間半。そこから、バスで2時間ほどで、ウィスラーに到着です。
ウィスラーは、2010年の冬季オリンピックのスキー会場としても有名で、現在はカナダのリゾートタウンと呼ばれています。スキー場やマウンテンバイクのパークが有名で、毎年世界各国から大勢の観光客が集まっています。
引用: https://www.photo-ac.com/main/detail/1111552?title=%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84
広大な面積のカナダは、国内でタイムゾーンが6つに分かれています。ウィスラーと日本との時差は17時間で、日本の方が17時間進んでいます。ただし、サマータイムの時期は(3月~11月頃)は16時間差となります。
カナディアンロッキーの景観が美しいアルバータ州との時差は1時間で、ウィスラーが1時間早く、東の中心トロントとは時差が3時間で、ウィスラーの方が3時間早くなっています。国内でも時差があるので、もしカナダ国内で移動する予定があるなら、注意しましょう。
寒いというイメージのカナダですが、ウィスラーはカナダ国内の中では比較的温暖な気候です。とは言っても、冬は-10℃前後になります。スキー場として有名なウィスラーですが、しょっちゅう雪が降るわけではなく、一度降るとその雪がずっと残っています。8月まで雪が残っていることもあります。
4~5月は、日中の平均気温が15度前後と過ごしやすく、6月~9月の気温はは20℃前後になります。7月、8月には30度を超えるときもあります。冬の時期は気温が0℃前後になるので、寒さ対策は必よです。なお、1年を通して、日中の夜の気温の差が大きいので、上着が必要です。
引用: https://www.photo-ac.com/main/detail/375195?title=%E5%86%AC%E3%81%AE%E9%9B%AA%E5%B1%B1-%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%83%80%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E6%B5%B7%E5%A4%96%E6%97%85%E8%A1%8C
バンクーバーは雨が多いことで有名ですが、ウィスラーはそれほどの雨も降りません。また、時折オーロラや流星群を見ることができるそうです。運が良ければ、夜空を飾るオーロラに出会えるかもしれません。
引用: https://www.photo-ac.com/main/detail/458961?title=%E3%81%8D%E3%82%8C%E3%81%84%E3%81%AA%E7%A9%BA%E3%81%A8%E9%9B%AA%E5%B1%B1
カナダのウィスラー おすすめ観光スポット① ウィスラー・ビレッジ(Whistler Village)
ウィスラー・ビレッジは、レストランやホテル、ショップなどが集まるウィスラーの中心エリアです。ウィスラー・ビレッジ、アッパービレッジ、ビレッジノースの3つのエリアに分かれています。
ビレッジ内には、100以上のショップや200軒以上のレストランやカフェがあり、散策するだけでも楽しいですよ。ビレッジ内はバリアフリーなので、車いすやベビーカーにもやさしい設計になっているので、ウィスラーに滞在するときには、この地区ホテルにお泊りになるのがおすすめです。
また、ビレッジ内は車の通行が禁止さえているので、小さいお子様からシニアまで、安心して滞在していただけます。さらに、普通のホテルだけでなくコンドミニアムや、ミニキッチンが付いているホテルなど、目的に応じたホテルを選ぶことができます。
うれしいことに、日本語や日本通貨が使えるお土産物屋さんもあるので、さらに便利です。スキー場へもすぐに行くことができるので、スキーなどのウィンタースポーツを楽しむにも、ビレッジ内のホテルを利用すると便利です。
カナダのウィスラー おすすめ観光スポット② ウィスラー・フォーマーズマーケット(Whistler Farmers Market)
期間限定で、ウィスラー近郊の農家やアーティストが、地元の自慢の野菜や果物、自家製のパイ、クラフトなどを販売している、青空マーケットです。毎回80以上の店舗が揃い、観光客だけでなく、地元の人たちにも人気の楽しいマーケットです。
ウィスラー・ファーマーズマーケットのルールは、「自分で育てたもの」「自分で調理したもの」「自分で創ったもの」のみ。地元で愛されるものに触れられるマーケットです。
開催期間は、6月中旬~10月初旬の毎日曜の11時から16時まで、 7月初旬~8月下旬の毎水曜日の15時から19時までです。期間中にウィスラーを訪れたときには、ぜひお立ち寄りください。
カナダのウィスラー おすすめ観光スポット③ ウィスラー・ゴンドラ(Whistler Gondola)
ウィスラー・ゴンドラは、ウィスラー・ビレッジとウィスラー山頂を結んでいます。ビレッジ内から直接スキー場へ行くこともできて、大変便利です。ビレッジから山頂までは、約20分です。
ウィスラー山頂の展望台からは、雪の残る山々や氷河、そして湖など美しい景色を楽しむことができます。また、山頂にあるデイロッジには、雄大な景色を楽しみながら食事を楽しむことができる、レストランもあります。
カナダのウィスラー おすすめ観光スポット④ ピーク・トゥ・ピーク(Peak 2 Peak)
ウィスラーにある二つの山、ウィスラー山とブラッコム山。ピーク・トゥ・ピークは、ウィスラー山頂とブラッコム山頂を繋ぐゴンドラです。このゴンドラは全長4.4kmを11分で結んでいます。
全長4.4kmの内3kmは支柱なしでつながれていて、これは世界最長だそうです。また、ゴンドラは地上436mを通っていて、これも世界最高です。世界で一番高い所を通るゴンドラから見る景色は、絶景です。
ゴンドラの中には、透明のガラスフロアー仕様のものもあり、足元から真下の景色を見るという、とてもスリリングな体験をすることもできます
スキーシーズンはもちろん、スキーシーズン以外でもおすすめですよ。
カナダのウィスラー おすすめ観光スポット⑤ スコーミッシュ・リリワット・カルチュラル ・センター(Squamish Lil’wat Cultural Centre)
スコーミッシュ・リリワット・カルチュラル ・センターは、アッパービレッジにあり、スコーミッシュ族とリルワット族の歴史やアート、言語、伝統など彼らの文化を学べる場所です。
建物は、先住民族の伝統的な家屋であるロングハウスをイメージして作られています。施設内のレストランでは、先住民の伝統的な料理、サーモンチャウダーや、シカ肉を使ったチリ・ビーンズ、伝統的な揚げパン、カリブー・ジャーキーなどをいただくことができます。
まとめ
ウィスラーは、スキーリゾートという印象が強い人もいると思います。もちろん、スキーを楽しむには最高の場所ですが、スキーシーズンだけでなく、夏場も楽しいこと合がたくさんあります。カナダのバンクーバーから少し足を延ばして、今度はウィスラーにお出かけしてみてください。また、新しいカナダの魅力に出会えると思います。