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沖縄星の砂を見つけられるビーチ3選【2019度版】~お土産におすすめ~

2024.02.25

沖縄のお土産で有名な星の砂のキーホルダーやアクセサリーなどは誰でも一度は貰ったことがあるのではないでしょうか?今回は沖縄で星の砂を見つけられる美しい砂浜をご紹介したいと思います。本島からもアクセスできるビーチもありますよ!

この記事に登場する専門家

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南国に移住してしまった旅バカ

jovi

現在24歳にして47都道府県と51の離島に上陸。
新卒で入った東京の大手旅行会社を半年で退職し、貯めたお金で沖縄に移住してしまいました。

  1. 沖縄の星の砂ってなに?
  2. 星の砂が見つけられる沖縄のビーチはどこ?本島からどれくらい?1・竹富島
  3. 星の砂が見つけられる沖縄のビーチはどこ?本島からどれくらい?2・久高島・ウパーマ浜
  4. 星の砂が見つけられる沖縄のビーチはどこ?本島からどれくらい?3・渡嘉敷島・浦ビーチ
  5. まとめ
  6. 執筆者のブログ

「星の砂」は沖縄の定番お土産。小さなビンに入っていたり、キーホルダーなどのアクセサリーになっていたりして、空港やお土産屋さんで手に入れることが出来ます。皆さんも一度はお土産として貰ったことがあるのではないでしょうか。そんな星の砂ですが、もちろん天然の砂なので、自分で見つけることも出来ます。インターネットでは「見つけることが出来る」という都市伝説も流れていますが、実は星の砂を見つけやすいビーチというのがあります。

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沖縄のビーチが太陽に照らされて眩しいのは砂の色が白いから。そもそもビーチの砂には大きく分けて2種類あります。1つは川から流れてきた陸地の砂、もう1つは海で出来て打ち上げられた砂です。沖縄は複数の島々の集まりで、どの島にも大きな河川がなく、陸地の砂の流入が少ないです。つまり、沖縄は海から打ち上げられた砂が堆積したところにビーチが出来ています。海で出来る砂というのは粉々に砕かれた貝殻やサンゴが中心で、石灰岩質のものが多く、色が白っぽくなります。

星の砂も海で出来た砂の一種で、死んだ有孔虫の殻のことなのです。太平洋のコーラリーフが広がる熱帯および亜熱帯に分布する砂なのですが、同じ亜熱帯でもハワイなどには見られず、日本の沖縄が代表的な産地となっています。ただ、すべてのビーチで見つけることが出来るわけというわけではありません。

潮流により堆積しない砂浜もある一方で、人が多かったり、強い波が打ち寄せたりするビーチでは有孔虫の殻が圧力や風化で砕けてしまい、普通の白砂と同じ状態になってしまいます。波も静かで人がそこまで多くないなど、一定の条件を満たしたビーチで星砂が見つけやすい傾向があるようです。 

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石垣島から高速船で10分で到着する竹富島。サンゴが隆起して出来た周囲約9kmの小さな島には約350人が暮らしています。竹富島の「カイジ浜」は別名「星砂浜」と言われており、星の砂を見つけることが出来るビーチとして有名です。なお、砂は保護されており持ち帰ることは出来ません。自分で見つけた星の砂は写真に残すだけにとどめましょう。

カイジ浜は竹富島に訪れる多くの観光客が足を運ぶビーチ。そこでおすすめは朝の時間帯。誰もいないビーチでさざ波の音を聞きながら星の砂を見つけると、なんだかいいこととがありそうな気がしてきます。朝一番の船で島に渡るか、1泊してしまうのもおすすめです。陽が沈んだあとにライトアップされる集落はとても幻想的です。さらに竹富島がある八重山諸島は日本で最初の「星空保護区」に指定された地域で、夜空には満天の星空が広がります。

竹富島には美しいビーチはもちろん、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された集落には赤瓦の古民家に琉球石灰岩の石垣、フクギの防風林といった伝統的な沖縄の風景が残されています。サンゴダストの真っ白な小道を歩き集落を散策していると色鮮やかな南国の花々咲き乱れ、どこからか三線の音色が聞こえてきます。そんな集落を水牛車に乗ってのんびりと巡るのもおすすめです。

沖縄本島東岸に浮かぶ小さな島が「久高島」です。琉球開闢の祖「アマミキヨ神」が最初に創ったとされる場所で、歴代の琉球国王も巡礼を欠かさなかったといわれています。今でも信仰と神話が根付く、沖縄で最も神格が高い聖地とされる祈りの島。パワースポットとして多くの人が訪れています。

久高島の海岸線の大部分が手つかずのまま残されており、そこで確認できる海岸植物群落は国の天然記念物に指定されています。そんな海岸線の一部、島の北東部にある「ウパーマ浜」で星の砂を見つけることが出来ます。ただ、星の砂が見つけにくいのはどこも同じですが、そもそもここは「浜自体」を見つけるのが難しいといわれています。森の中の道なき道を進むと景色が開け、目の前に海が広がります。人があまり訪れないからこそ星の砂が簡単に見つけられるとも言えます。 分からなければ地元の人に聞きながら是非秘密の星の砂ビーチ「ウパーマ浜」で星の砂を見つけてみてくださいね!

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久高島までは対岸の安座真港から、高速船とフェリーが毎日計6便運航しており、その所要時間もおよそ15分~30分ほど。気軽なデイトリップで星の砂を探しに行ってみませんか? 島内は起伏が少ないのでレンタサイクルを借りて島を巡りるのがおすすめ。ロマンスロードなどの景観を眺めながら、パワーをチャージしてみてはいかがですか。ただ、久高島では島内にあるすべてのものが「神様のもの」であるとされ、星の砂はもちろん、石ころでさえ島外に持ち出すことは禁止されています。

沖縄本島からフェリーで約70分、慶良間諸島最大の島である渡嘉敷島。ケラマブルーと称される世界的に見ても透明度が高い海には、色とりどりのサンゴや魚たち、そしてウミガメなど、様々な海の生物も暮らしています。渡嘉敷島は外国人観光客にも人気が高まっているので、高速船は平日でも満席になることがあります。ホームページから事前に予約しておくのが確実です。

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そんな渡嘉敷島で有名なビーチといえば「阿波連ビーチ」。約800mに渡って弧を描く白砂のビーチとコバルトブルーの海が織りなす景色は絶景そのもの。恐らく、渡嘉敷島を訪れる観光客のほとんどがこのビーチに立ち寄るのではないでしょうか。設備やマリンアクティビティも充実している一方で、ここでは星の砂を見つけることが出来ません。

渡嘉敷島で星の砂を見つけることが出来るのは、島のほぼ南端にある「浦ビーチ」です。駐車場から舗装路を歩いてビーチへ下りることが出来ます。波打ち際の砂が湿っている部分、かつ砂が黄色っぽくなっているところで砂を手に取ると、星の砂を見つけやすいです。

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中央部から北側にかけて標高200mを超す山々が連なり、アップダウンが激しいので、自転車や徒歩での移動はおすすめできません。島内にはバスも走っていますが、浦ビーチの近くにバス停はないので、レンタカーやレンタバイクを借りるようにしましょう。日帰りも可能ですが、1泊すると夜空に輝く星を眺めることも出来ますよ。

今回は星の砂を見つけることが出来る離島の3つのビーチをご紹介しました。砂を手に取って、小さな小さな星の砂を探すのは大変ですが、自分で見つけた時の喜びはひとしおです。ただ、とるのは写真だけ、残すのは思い出だけ。どうしてもお土産に持ち帰りたいという方はお土産屋さんで販売されているものを購入するようにましょう。おみやげに星の砂の入ったキーホルダーやアクセサリーを買えば、いつでも沖縄の素敵な旅を思い出せそうですね!

サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/Bn0yQZlnHpQ/?hl=ja&tagged=%E6%98%9F%E3%81%AE%E7%A0%82