カナダの入国審査情報~質問や書類、最新アプリ、入国カード等~ カナダの基本情報
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気温、時差
カナダは世界で2番目に大きな国です。ですので、一口でカナダといっても、行く都市によって時差や気温は異なります。バンクーバーの西の玄関口であるバンクーバーは、日本との時差は-17時間(サマータイム時は-16時間)、気温は最低気温1.2度、最高気温20.5度であり、東にある首都「オタワ」は、日本との時差-13時間、気温は最低気温-15.1度、最高気温24.7度と、カナダ国内でも大きな違いがあります。自分の行く都市の時差や気温はしっかりと把握しておくと良いでしょう。
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カナダの入国審査情報~質問や書類、最新アプリ、入国カード等~ 入国審査の基本情報
入国審査は、人が旅行などで別の国に移動した場合、その国の政府が、防犯や防疫、経済保護などを目的に、入国者や手荷物を把握するために行うものです。ちなみに、出国するときも出国審査というものがありますが、カナダの出国審査は荷物等のセキュリティチェックのみと簡単なものになっていますので、帰りの心配はそれほど必要ではありません。
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入国審査には、全員必須でパスポートが必要になります。
入国カード・税関申告書は、入国専用の端末がある空港では入国カード・税関申告書は書かずに端末に入力する方式の空港もあります。
ビザは、一時帰国等で、すでにビザが発給されている場合は必須ですが、旅行等の半年以内の滞在や、これからビザの発給を受ける人は入国審査後にビザが発給されますので、持っていなくても大丈夫です。
カナダの入国審査情報~質問や書類、最新アプリ、入国カード等~ ビザ
滞在の内容によって、必要なビザは異なります。6か月以内の旅行の場合は、渡航前の事前のビザ申請等の手続きは必要ありません。入国審査を通過した時に旅行日数分の観光ビザを自動的に発効してもらえます。学生ビザやワーキングホリデービザ等で渡航する場合は、自分に必要なビザがとれるように渡航前に手続きを済ませておいてください。また、学生ビザやワーキングホリデービザなど、観光ビザ以外のビザを発行してもらうときは、入国審査だけではビザが発行されていないので、入国審査後、移民局に行き、ビザを受け取ってください。
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カナダの入国審査情報~質問や書類、最新アプリ、入国カード等~ eTA
eTAって何?
「eTA」とは、電子渡航証明証のことでカナダに入国するために必要になるものです。大手ツアーとうから旅行にに申し込んだ場合は、旅行会社がeTAの手続きもしてくれる場合がほとんどです。また、学生ビザやワーキングホリデービザの方は、ビザ申請時に一緒にeTAも申請されているので、別に申請する必要はありません。eTAを申請する必要がある人は、自分でチケットを取って旅行に行こうとするときである場合がほとんど。
eTAの申請方法は?
eTAはカナダ政府のサイト(以下のサイト)から簡単に申請することができます。申請時に必要なものは、パスポートとクレジットカードかデビットカードです。サイトには日本語翻訳も用意されているので、簡単に申請することができます。
電子渡航認証 (eTA) を申請する - Canada.ca
電子渡航認証(eTA)を申請できるカナダ政府の公式ウェブサイトです。取得料金はわずか7カナダドルです。申請するためのガイドを多くの言語でご用意しています。
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アメリカからカナダに入国する場合は、eTAが必要ないって本当?
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eTAが必要になるのは、カナダに他国から「空路」で入る場合。先にアメリカに渡航し、アメリカから陸路でカナダに入る場合は、eTA申請は必要ありません。しかしあくまでも陸路、海路に限られるので、飛行機でカナダに入る場合は、アメリカ経由でももちろんeTAは必要になります。また、入国時が良くても出国時にトラブルになる場合もありますので、陸路で入る場合も、出国時に空路を使う予定があるのでしたらeTAを申請しておくことを強くお勧めします。
カナダの入国審査情報~質問や書類、最新アプリ、入国カード等~ 税関申請書
税関申告書は、飛行機の中で配られます。しかし、空港によっては到着した後にKiosukという端末で登録する場合があるので、その場合は税関申告書が飛行機の中で配らません。
持ち込み制限
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お酒やたばこ、贈答品に持ち込み制限があります。免税範囲を超えたものを持ち込むと、税金がかかりますのでご注意ください。お酒は、ワイン1.5リットル、ビール、8.5リットル、その他お酒は1.14リットル、たばこは紙巻200本、葉巻50本、刻みタバコ200グラム、贈答品は1品につき60ドルとなっています。また、タバコ類は18歳以上、お酒は18~19才以上(州によって法律が異なるため)でなければ、持ち込むことが禁止されています。
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カナダの入国審査情報~質問や書類、最新アプリ、入国カード等~ 税関での質問は?
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入国審査で聞かれることはほとんど決まっていて、滞在日数、滞在先、滞在目的、帰りのチケットを持っているか、カナダは初めて来たか、職業などです。流れとしては、自分が列の一番前になって「Next」と呼ばれたら、呼んだ人のところに行き、パスポートと税関申告書を渡します。その後、聞かれた質問に答えていけば入国審査終了です。
英語ができなくても大丈夫?
英語ができないので入国審査が不安という方もいらっしゃるかもしれませんが、相手も英語ができない方にも慣れているので心配はいりません。また、聞かれることは決まっているので、聞かれそうなことを事前に英語でメモに書いていくのも良いですね。
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カナダの入国審査情報~質問や書類、最新アプリ、入国カード等~ 入国カード
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入国カードが必要な場合は飛行機内で配られますので、空港到着までに記入しておいてください。英語が苦手な方は記入例などを持っておくと安心です。
カナダの入国審査情報~質問や書類、最新アプリ、入国カード等~ BorderXpress Kiosk端末
カナダ主要空港に設置されているBorderXpress「Kiosk」は、カナダへの入国がスムーズになるために導入された入国用の端末です。この端末が設置されている空港では、飛行機内で税関申告書を書く必要がありません。空港到着後に、この端末のタッチパネルを操作し、入国審査を受けるという流れになります。この端末は日本語での操作が可能ですので、英語ができない人でも安心です。その後、日本語で出てくる説明通りに端末を操作し、端末から出てきた紙を係員のところに持って行ってください。
カナダの入国審査情報~質問や書類、最新アプリ、入国カード等~ eDeclarationアプリ
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eDeclarationアプリは、先に入国情報を登録しておくことで、カナダへの入国審査の時間を減らすことができるアプリです。ただし、主要空港は利用することが可能ですが、まだ利用できる空港数が少ないので、自分が利用する空港がこのアプリの対象になっているかを確認して使用してください。アプリの使用方法は、アプリに出てくるガイダンスに従って、税関申告などを行うとスマートフォンにQRコードが表示されます。このQRコードを空港のKiosk端末にかざすことで、端末での入力作業がなくなり、さらに早く入国審査を終えることができます。
カナダの入国審査情報~質問や書類、最新アプリ、入国カード等~ まとめ
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カナダの入国審査の情報をまとめました。現在カナダは新しい端末やアプリを活用したりと、入国審査の方法が変わってきています。これは今現在の情報ですが、また近いうちに端末の利用できる空港数が増えたりと変化があると思います。自分が行く空港の入国審査方法を確認しておくと、到着後に安心ですね。