淡路島・パワースポット絵島へ【2018年】行き方や周辺の駐車場情報①絵島のオノコロ島伝説と平清盛伝説
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淡路島の北東、岩屋港の東にあり、高さ20メートルほどの絵島。古事記、日本書紀の国生み神話に記された日本最初の国土、オノコロ島だという伝承があり、パワースポットと目されています。オノコロ島は日本国土を生み出したイザナギとイザナミの神がまだ何もない海原をかきまぜて、持ち上げ矛からしたたりおちたしずくによってできた島。この島でイザナギとイザナミは結婚し、次々と国土を創世していくのです。オノコロ島伝承地はいくつかありますが、もしかしたら日本はここから始まったのかも・・・と考えるとロマンがありますよね。
絵島は古来より月見の名所として知られ、和歌にもたびたび詠まれています。そしてかの「平家物語」にも登場しています。平清盛が神戸の港を修築した時のこと。小姓の松王丸が、人柱にされようとした人たちを助けるため自ら人柱に立ち、命を落とします。清盛は松王丸と絵島の月の美しさを語ったことを思い出し、彼をこの島の頂上に祀りました。今も登頂は禁止されていますが絵島の頂上に鳥居とお社があります。
淡路島・パワースポット絵島へ【2018年】行き方や周辺の駐車場情報②絵島の神秘の造形美
絵島はもともと陸続きだったのですが、波で浸食されて島になったようです。今では海の上を歩くかのような小さな橋を渡って島に行くことができます。絵島に足を踏み入れると、まず驚かされるのがその岩肌。岩肌にはうねるようなマーブル状の曲線が描かれ、何とも神秘的。この島は約2000万年以上前の砂岩からできたもので、その層が露出し、鉄分が流出して酸化することで何とも不思議な奇観を生み出しているのです。自然の持つ偉大な力を感じるパワースポットとも言えそうです。夜は島全体がライトアップされて幻想的な雰囲気に。
淡路島・パワースポット絵島へ【2018年】行き方や周辺の駐車場情報③車やバスのアクセス
絵島のある岩屋地区へは、自動車、高速バス、高速船の3つのアクセス手段で行くことができます。車の場合は、神戸、四国方面どちらも神戸淡路鳴門自動車道の淡路ICから約3分です。神戸方面からの高速バスの場合は、鵜崎で下車し、島内を走る淡路交通バスに乗り換えて5分(170円)ほどで岩屋に到着します。そこから絵島へはすぐです。
四国から行く場合、四国と淡路を結ぶバスがありますが、淡路側はほぼ洲本どまりで、洲本や津名から南しか通りません。そこから島内バスを使う手段もありますが、どちらも便数が少ないです。そのため遠回りでも四国から高速バスで神戸側の舞子まで行って乗り換えて南下する方が早いかもしれません。
淡路島・パワースポット絵島へ【2018年】行き方や周辺の駐車場情報④船のアクセス
明石からは船で行くこともできます。明石から船で13分、岩屋ポートで下船します。運賃は大人片道500円、自転車200円。車は乗船できないので自転車等を乗せて行く人が多いようです。
淡路島・パワースポット絵島へ【2018年】行き方や周辺の駐車場情報⑤駐車場
車で行った場合、気になるのは駐車場ですよね。絵島専用の駐車場はありません。近くの有料駐車場を利用することになります。最も近いのが岩屋ポートビルにある岩屋ポートビル駐車場。1時間の駐車まで無料で、以降1時間ごと100円、1日最大で500円です。ここから絵島はすぐなので便利です。
まとめ
今回はパワースポットとして人気の絵島の魅力とそのアクセスについてご紹介しました。絵島は神戸側から行けば淡路島の玄関口ともいうべき場所にあります。気軽に島を渡ってパワースポットに触れてみてはいかがでしょうか。