冬の八甲田山を観光!所要時間や見どころなど①八甲田山の樹氷
”スノーモンスター”って聞いてことがありますか?八甲田山ロープウェイから見える「樹氷」の事です。真冬の八甲田山を見渡せば、神が宿ったかのような神秘的な美しさに魅了されてしまいます。
八甲田山ロープウェイは一年を通して天候が良ければ毎日運行しています。このロープウェイからは青森市街地や陸奥湾、津軽半島や下北半島も遠くに見えたり、津軽富士と言われる岩木山も見る事ができます。
樹氷は、冬山などで過冷却水滴(霧のような物)が地物である針葉樹の「アオモリトドマツ」などの樹木に衝突し、その衝撃で凍結・付着した氷層です。樹氷は、気温-5℃以下の寒い環境のみで生じます。 風が強いほど風上へと向かって羽毛状に成長します。弱風時には地物の全ての方向に付着します。 氷なのですが、粒子も細かく気泡を多く含むために不透明です。雪の様に白く樹木などを覆います。
■詳細情報
住所:青森県青森市八甲田一帯
TEL:017-738-0343
アクセス:青森駅からバスで60分・八甲田ロープウェー駅前下車
時期:1月~2月頃
冬の八甲田山を観光!所要時間や見どころなど②八甲田ロープウェー
先ほどにも合った八甲田ロープウェイですが、場所は北八甲田にあたる青森市にあります。ロープウェイ山麓駅とロープウェイ山頂駅を片道10分かけて行きます。八甲田の紅葉は9月下旬頃~10月上旬頃までで、紅葉が終われば長い冬が到来します。
八甲田の積雪は毎年3m強の雪が降りますが、近くには八甲田山スキー場もあるため、真冬であろうがスキー客などで大変賑わっています。そして山頂駅には展望台デッキが新しく形成され、そこからの景色も一望できます。ロープウェイの切符を購入する時は往復で買ってくださいね!
■詳細情報
住所:青森県青森市荒川寒水沢1-12
TEL:017-738-0343
アクセス:青森駅からバスで60分
営業時間:9時00分~16時20分
料金:大人(中学生以上)1,850円(往復) / 小人(小学生)870円(往復) /
小学校入学前は無料
冬の八甲田山を観光!所要時間や見どころなど③雪の回廊
八甲田の観光名物?となるのは「雪の回廊」です。真冬の八甲田山は積雪が10mを超えるほど高く、回廊がある場所は冬に突入すると同時に道路が冬季封鎖されます。ですが、春になると毎年恒例の回廊を一目見ようとたくさんの観光客が訪れて、春の到来をみんなが楽しみにしています。
八甲田山の除雪は普通の除雪とは違って、垂直に除雪することでこのような回廊になります。毎年4月1日の開通に合わせ、少しずつ除雪を行っていきます。そして開通と同時に”開通イベント”とし、酸ヶ湯~谷地間8kmのウォーキングイベントを行います。この雪はゴールデンウイークを超えてからもしばらくは雪が解けません。
■詳細情報
住所:青森県青森市大字荒川字南荒川山
TEL:019-629-6529
アクセス:青森駅からバスで90分
見頃:四月下旬
冬の八甲田山を観光!所要時間や見どころなど④冬の酸ヶ湯温泉
冬の八甲田スキーやスノーボードをしに行く人はほとんどこちらの「酸ヶ湯温泉」へ入りに赴きます。この温泉は硫黄泉の泉質で体の芯まで温めてくれ、青森の寒い冬を跳ねのけてくれたり、疲れをいやす効果が期待できます。
引用: http://img-cdn.guide.travel.co.jp/article/15/20120904184745/0EEC3F4B202242E6A42BA3030050A3E7_LL.jpg
またヒバの木で作られた浴槽に、千人が一同に入る事ができるといわれる混浴風呂があります。女性は専用の浴衣を着用できるので安心してください。また混浴が抵抗あるという人は、時間帯によっては女性のみの時間もあるので事前に聞いてみてくださいね。
■詳細情報
住所:青森県青森市大字荒川字南荒川山国有林小字酸湯沢50番地
TEL:017-738-6400
アクセス:青森駅からバスで85分
時期:年中無休
まとめ
冬の八甲田は積雪量が多いという事で、冬の八甲田は危険がいっぱいというイメージがきっとあるでしょう。それは映画にもあった昔の遭難事故があるのではないでしょうか。ですが、ロープウェイや酸ヶ湯温泉は真冬の間でもスキーやスノーボードなどで訪れる人もたくさんいます。青森市からロープウェイと酸ヶ湯温泉の区間は通行ができるので安心です。ぜひ冬の八甲田へ足を運んでみてください。