イギリスの有名な建築物の特徴や歴史をご紹介・国会議事堂とビッグベン(エリザベスタワー)
「国会議事堂とビッグベン(エリザベスタワー)」はイギリスのシンボルとしてあまりにも有名です。国会議事堂は正式にはウエストミンスター宮殿と言い、かつては王宮として利用されていました。火災に何度もあい今の姿になったのは1852年といわれています。ビッグベン(エリザベスタワー)は第二次世界大戦時も国会議事堂は破壊されましたが時計塔は壊れずに鐘を鳴らし続けたそうです。ゴシック復興様式の建築物でビッグベン(エリザベスタワー)をはじめとするいくつかの大きな塔と多数の小さな尖った塔が特徴です。通常は外観のみですが期間限定で内部の見学ができます。
イギリスの有名な建築物の特徴や歴史をご紹介・ウエストミンスター寺院
イギリスとフランス両方の様式を織り交ぜた建築となっている「ウエストミンスター寺院」も有名でイギリスの代表的なゴシック建築となっています。内部の荘厳さは息を呑むほど美しく見応えがあります。イギリス王室とも深く関わりがありますので歴史的にも重要な地位を占めています。ウィリアム皇太子とケイト妃が結婚式を挙げたことで世界中に有名となり多くの観光客も訪れています。ウエストミンスター寺院と国会議事堂そして聖マーガレット教会は世界遺産に登録されましたのでぜひとも観光したい場所です。
イギリスの有名な建築物の特徴や歴史をご紹介・大英博物館
「大英博物館」は世界三代美術館のうちのひとつです。膨大なコレクションを所有しているので有名ですが建物そのものも実は価値あるものなのです。正面から美術館を見るとまるでギリシャの神殿のようで建築を依頼したコレクターのこだわりが伺えます。正面以外にも館内のところどころにイオニア様式やコリント様式をみることができます。また今世紀になってから整備されたグランド・コートも現代建築様式を見ることができます。コレクションだけでなく建物自体を楽しめる美術館です。
イギリスの有名な建築物の特徴や歴史をご紹介・バースの街並み
天然温泉があり療養地として有名な「バースの街並み」も素晴らしい建築物が並んでいます。クリーム色をした石造りの建物が整然とあり、左右対称を基本としたジョージアン様式の街並みです。建物自体は非常にシンプルですがところどころにルネッサンスの影響を受けたと思われる古典的な装飾が施されています。クリーム色の原因はバース・ストーンといわれる石灰岩で柔らかく細かい装飾も可能なのでエレガントな街並みとなったのです。歴史的にも多大な影響を受けてきたバースですが寺院とあわせて街並みをゆっくり散策するのもおすすめです。
イギリスの有名な建築物の特徴や歴史をご紹介・オックスフォード大学
イギリスで最も古い大学であり英語圏で最も古い大学でもある「オックスフォード大学」には、優れた建築物を多く所有しています。ゴシック様式の最古の図書館であるボドリアン図書館やパラディオ様式のラドクリフ・カメラ、ローマの野外劇場をモチーフにしたシェルドニアン劇場、待ち合わせ場所によく利用されるカーファックス・タワーなど街全体が貴重な建築物なのです。映画や英国ドラマのロケ地にもよく利用されていますので見たことがあるかもしれませんね。建築系に興味があるのであればオックスフォードは外せない場所です。
イギリスの有名な建築物の特徴や歴史をご紹介・最後に
いかがでしたか?イギリスの有名な建築物の特徴や歴史をご紹介いたしました。古いものを新しいものに造り替えるのではなく大切にしているからこそ近代的な建物とうまく共存して美しい街並みを維持しているのです。ぜひゆっくりと建築物を観ながら散策してみて下さい。