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イタリアのドロミテで大自然を満喫!ハイキングでの注意点も【2018年版】

2024.02.25

イタリアの最北部に位置し、アルプス東部の一部をなすのがドロミテ渓谷です。夏はハイキングやトレッキング、冬はスキーでにぎわうイタリアのリゾート地です。ドロミテを訪れ自然を満喫するための情報や、気温などに対する服装や注意点をまとめてみました。

  1. イタリアドロミテの概要
  2. イタリアドロミテの歩き方
  3. イタリアドロミテのハイキングとトレッキングコース
  4. イタリアドロミテの気温
  5. イタリアドロミテのまとめ
引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/ee/Dolomites_area.png/1280px-Dolomites_area.png
引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/2c/Dolomites_cablecar_view_2009.JPG/1280px-Dolomites_cablecar_view_2009.JPG
アルプスの南半分を占めているのがイタリアン・アルプスで冬はスキーリゾート、夏は観光やハイキング、トレッキングで多くの人々がドロミテを訪れます。ドロミテは西はボルツァーノと言う町、東はコルティナ・ダンペッツオと言うが町が拠点となり、電車やバスを利用して、ベローナからボルツァーノへ、ヴェネツィアからコルティナ・ダンペッツオを目指し、目的のハイキングコースやトレッキングコース、バスの周遊ツアーを選択するのが一般的です。日本の上高地に似ています。しかし、そこで見られる山々は、天を抜くようにそびえたち、男性的です。垂直に切り立った異様な光景と、独特の赤茶色の岩肌はとてもインパクトがあります。ちなみにドロミテの名前は、18世紀にこの山々の地質構成を研究したフランスの地質学者ドロミユーに由来していると伝わっています。そのため、その山々を構成する石灰質の岩石をドロマイトと呼びます。
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引用: https://trip-s.world/wp-content/uploads/2016/07/CIMG5372-e1469438837307.jpg
どの町や峠、湖のトレッキングやハイキングコースロードはよく整備されています。山小屋もよく整備され、高い山や峠でも飲み物や暖かい食べ物や宿泊場所も提供されます。インフォメーションセンターで配布されている登山用の地図には、山小屋も記載されているので確認しておきましょう。トレッキングロードには目的地や次の山小屋までの距離や目安の時間も記載された標識も多くあります。しかし、ルートを外さず歩いてゆく事は安全にもつながります。また、いくら整備された道とはいえ、傾斜のきついところもあります。ある程度トレーニングしてトレッキングには臨みましょう。加えて午後の早い時間には下山することを心がけましょう。
さてドロミテ初心者向けにハイキングやトレッキングがおすすめ地域およびコースを紹介します。

西の拠点コルティナ・ダンペッツオまたはドッピアーコからのアクセス

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引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/af/Torri_del_Vaiolet.JPG/1024px-Torri_del_Vaiolet.JPG
ドロミテの真珠、黄金の盆地と称されるコルティナ・ダンペッツオは町中にいてドロミテらしい山々の景色を見ることができます。またドッピ・アーコはオーストリアへの国境から10キロメートルにあり、長期滞在者むけのゆったりとした田舎町です。できればドッピ・アーコとコルティナ・ダンペッツオに数泊ずつ分けて宿泊すれば、ゆったりとした観光とトレッキングが楽しめます。 そこからのおすすめポイントはまず、ミズリーナ湖です。途中いろんな湖はありますが、見逃してはいけないスポットです。ドッピ・アーコとコルティナ・ダンペッツオの中間の位置にあり、そこまでバスでアクセスします。湖の周りは観光地化しており、ホテルやレストラン、土産物屋が並んでいます。しかし、湖には鴨が泳ぎ、丘の上から放牧された牛が水を飲みに湖まで来ます。ミズリーナ湖の周囲は一周1時間くらいで散策できる遊歩道があります。湖の水面には周辺の山々が映り込みとても美しいです。 次におすすめなのが、トレ・チメ・ディ・ラヴァレード(三姉妹峰)です。ドロミテ各地には尖峰が見られますが、三姉妹峰が表すように3つの尖峰が並んでいます。ミズリー湖の北東に位置し、ドッピ・アーコからバスで40分ほど、トレ・チメ・ディ・ラヴァレードのふもとに到着します。バスが到着した広場の奥に山小屋風のレストランがあり、その裏手から登山道が始まります。約1時間で展望台に着きトレ・チメ・ディ・ラヴァレードがより近くに一望できます。展望台からさきの登山道に従えばドッピ・アーコにも戻れますが、その場合は地図や食料、トレキングシューズが必須です。また、気温も下がりますので安易な服装は避けてください。さらに、トレ・チメ・ディ・ラヴァレードをぐるりと一周するコースもあります。休憩しながら5時間コースです。道は急な傾斜も一部ありますが、歩きやすいコースです。まずミズリー湖とトレ・チメ・ディ・ラヴァレードをあげました。

東の拠点オルティセイからのアクセス

引用: http://www.fellow-travel.co.jp/alpsway/img/osusume/dol07-1.jpg
引用: https://cdn.4travel.jp/img/tcs/t/pict/500/35/76/11/500_35761131.jpg?1466059312
東地区のトレッキングにおすすめなのがサッソルンゴからセッラ峠へのルートです。東のドロミテには多くの観光ポイントがありますが、主にはバスや車でのアクセス、中には自転車でツーリングする人もいますが、その場合はボルツァーノからのアクセスが便利です。トレッキングを主にプランを組むとオルティセイを拠点にして怪峰呼ばれるサッソルンゴを歩くことをおすすめします。また、拠点のオルティセイは、エレガントでチロル的な雰囲気の町です。
引用: https://www.club-t.com/special/abroad/europe-hiking/images/qa/graph_01.gif
ハイキングやトレッキングに適した7月8月は日中は半そででも日差しが強いのでOKですが、気温そのものは日中は22度、夜は15度くらいまで気温は下がります。これは7月8月の平均ですので、日によってばらついています。長そで長ズボンは必要です。標高の高い山へのロープーウエイに乗るときはセーターや軍手があると良いです。折り畳みの ウインドブレーカーがあると安心です。
引用: https://trip-s.world/wp-content/uploads/2016/07/CIMG5341-e1470709719388.jpg
簡単ではありますが、初心者向けにハイキングシーズンのイタリアドロミテを紹介しました。バスツアーやロープーウエイなどを使った観光と、ハイキング、トレッキングを組み合わせてイタリアンアルプスを楽しんで下さい。また冬にはぜひスキーを楽しみましょう。最後のコルティナ・ダンペッツオのコルソ・イタリアのガイドオフィスで初心者から上級者まで様々なツアーを案内してくれます。覗いてみてはいかがでしょうか。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.eurasia.co.jp/upload/image/01-02-2018/Uaa4oUOlpKhjho1Q75F3.jpg