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福岡の城を観光!【2018年版】行っておきたい有名な城や城跡まで

2024.02.25

突然ですが城は好きですか?日本の城は海外と違い木造が多いので現存しているのは大変貴重なものです。福岡県にも多くの城があり残っているものもあれば城跡しかないところもあります。今回は福岡の観光で行っておきたい有名な城や城跡をご紹介しますのでぜひ参考にして下さい。

  1. 福岡の城を観光!行っておきたい有名な城や城跡1福岡城
  2. 福岡の城を観光!行っておきたい有名な城や城跡2潮見櫓
  3. 福岡の城を観光!行っておきたい有名な城や城跡3祈念櫓
  4. 福岡の城を観光!行っておきたい有名な城や城跡4鉄御門跡(くろがねごもんあと)
  5. 福岡の城を観光!行っておきたい有名な城や城跡5黒田如水隠居地跡
  6. 福岡の城を観光!行っておきたい有名な城や城跡6舞鶴公園
  7. 福岡の城を観光!行っておきたい有名な城や城跡7小倉城
  8. 福岡の城を観光!行っておきたい有名な城や城跡8着見櫓(つきみやぐら)
  9. 福岡の城を観光!行っておきたい有名な城や城跡9白洲灯台岩松翁記念塔
  10. 福岡の城を観光!行っておきたい有名な城や城跡10小倉城庭園
  11. 福岡の城を観光!行っておきたい有名な城や城跡11手向山公園
  12. 福岡の城を観光!行っておきたい有名な城や城跡12久留米城跡
  13. 福岡の城を観光!行っておきたい有名な城や城跡13大野城跡
  14. 福岡の城を観光!行っておきたい有名な城や城跡14生の松原元冦防塁
  15. 福岡の城を観光!行っておきたい有名な城や城跡15秋月城跡
  16. 福岡の城を観光!行っておきたい有名な城や城跡16柳川城阯
  17. 福岡の城を観光!行っておきたい有名な城や城跡17吉見嶽城跡
  18. 福岡の城を観光!行っておきたい有名な城や城跡18犬尾城跡
  19. 福岡の城を観光!行っておきたい有名な城や城跡19黒崎城址
  20. 福岡の城を観光!行っておきたい有名な城や城跡【まとめ】
日本100名城のひとつである「福岡城」は大河ドラマ黒田官兵衛で更に有名になり多くの人が訪れています。天守閣がない城ですがその代わりに大中小と大きさの異なる天守台と櫓が47つあったとされています。巨大な城郭は本丸を中心に周りに二の丸、南に三の丸という構成です。関ヶ原の合戦から明治維新まで城主が変わらなかった珍しい城でもあります。見事な石垣はあの加藤清正も賞賛したという代物です。大天守台からは福岡市街地を一望でき素晴らしい眺めをみることができます。広大な敷地でかなり歩きますのでポイントをしぼって行くことをおすすめします。また夕陽が綺麗に見えそうな日でしたらサンセットタイムに合わせて大天守台へ上がってみて下さい。大濠公園側を望むと感動間違いなしの夕陽がご覧いただけます。
所在地:福岡県福岡市中央区城内
福岡城の大手門南側に「潮見櫓」はあります。47つある櫓のうちのひとつで博多湾や玄界灘を見渡せ、海上からの侵略を防ぐという当時は重要な役割を担っていたことでしょう。一時期、浜ノ町の黒田氏別邸に移築されていましたが昭和31年に今の場所に移されました。しかし最近の調査で実はこの櫓が潮見櫓ではなく太鼓櫓ではないかという文献が発見されたため今もなお調査が続いています。春のシーズンになると櫓と石垣と桜のコントラストが素晴らしく多くの地元民や観光客で賑わいます。
所在地:福岡県福岡市中央区城内
福岡城本丸の北東隅にある「祈念櫓」は鬼門封じの祈念をするために建てられました。その後大正7年に黒田家の菩提寺である崇福寺が陸軍省から払い下げを受けたため、北九州市八幡東区にある末寺に移築され観音堂として利用されていました。昭和58年に今の場所に再度移築されたためその姿を福岡城で見ることができます。移築される間にかなり改装もされていますが窓の格子には当時の面影が残っています。残念ながら中を見学することはできませんが1階には5畳半の茶室があるとのことです。
所在地:福岡県福岡市中央区城内
「鉄御門跡(くろがねごもんあと)」は福岡城本丸から天守台に上がる門でとても小さいですがその残された石垣は素晴らしいものです。間近で見ることができますので石垣好きにはたまりません。当時は二重の鉄板扉がありかなりの重装備だったようです。大正4年に老朽化による崩落があり現在の部分のみが残っています。石段は幅が狭く急で上りにくくなっており、当時は両サイドに門番が常にいて特別な者以外は上がることができなかったそうです。名前の由来はここまで敵が攻めてきたら藩主は切腹することを想定していたということですので最後の砦だった訳です。
所在地:福岡県福岡市中央区城内
黒田如水とは黒田官兵衛が隠居してからの名前ですが隠居後に住んでいた屋敷が福岡城の三の丸にありました。その跡地が「黒田如水隠居地跡」で、別名を三の丸御鷹屋敷といいます。現在では石碑と案内板のみですが、黒田官兵衛が晩年を過ごした当時に想いを馳せてみてはいかがでしょう。またここはボタン・シャクヤク園として地元民には親しまれています。ここを抜けると大濠公園に行けますので散歩コースにもなっています。春には寄贈された薄墨桜が咲き乱れ多くの花見客で賑わう場所です。
所在地:福岡県福岡市中央区城内
福岡市民の憩いの場である「舞鶴公園」は福岡城の本丸から三の丸をうまく利用した公園です。昭和62年に発見された鴻臚館や万葉歌碑など多くの歴史に触れることができる場所です。鴻臚館は飛鳥時代、奈良時代、平安時代に公的な施設として唐や新羅との外交や海外交易に利用されました。大陸の器などが出土しており貴重な場所です。堀には県指定の天然記念物ツクシオオガヤツリが自生しています。敷地内には約500本の桜が植えられており桜シーズンには多くの花見客が訪れ、城壁と桜といういかにも日本の風景を楽しんでいる場所でもあります。桜が咲く頃に福岡を訪れたならば外せないスポットのひとつです。
所在地:福岡県福岡市中央区城内
小倉市にある「小倉城」は街のシンボルでもあり観光スポットとしても人気があります。激動の歴史の中で城も消失と再建を繰り返し、1959年に市民の熱望により再建され今に至っています。見事な天守閣は唐造りの天守と言われ注目ポイントは4階と5階です。階と階の間に屋根のひさしがなく5階部分が大きくなっているのが特徴です。また城の石垣は切石を利用しない野面積みで間近で見ると迫力があります。関門海峡に面している小倉は陸と海の交通のかなめで争いが絶えない場所でもあったため多くの砦や城が建てらました。その名残が今もなお残っており観光スポットとなっています。
所在地:福岡県北九州市小倉北区城内
小倉城にある「着見櫓(つきみやぐら)」は沖からの通行船を監視する役割を担っていた櫓です。木造三重二層三階塔屋付で、330㎡の構造となっています。当時あった場所にそのまま再現していますが、現在では漬物処糠蔵(ぬかぐら)として営業しています。ここでは小倉名物のぬか炊きが購入できます。サバやイワシなどをぬか漬けのぬかに漬け込んだ小倉の郷土料理です。ぬか漬けは乳酸菌とビタミンが豊富で体のバランスを整える作用があります。健康志向の肩へのお土産におすすめです。すでにこの時代から民への健康を気遣っていたことがわかり、歴史に思いを寄せながら小倉名物の味も楽しめる櫓です。
所在地:福岡県北九州市小倉北区城内
「白洲灯台岩松翁記念塔」は庄屋出身の岩松助左衛門が建てた灯台のレプリカです。明治初頭に小倉沖の白洲付近で船の遭難が相次ぐのを見兼ねた岩松助左衛門が、私財を投じ義援金を募って建設に取りかかりました。しかし政府による施設灯台禁止の令により完成を見ることなく岩松助左衛門は亡くなりました。その後政府が建設を引き継ぎ無事白洲灯台は完成しました。昭和38年に岩松助左衛門を偲ぶとともに水難救助の功績を称えるために、岩松助左衛門が設計したのと同じものが小倉城内に建てられました。それがこの記念塔ですので通り過ぎることなく立ち寄ってみましょう。
所在地:福岡県北九州市小倉北区城内
「小倉城庭園」とは細川時代には家老の長岡佐渡の屋敷で、小笠原時代には藩主の別邸だった下屋敷(御遊所)を再現した場所です。大名の庭園と典型的な江戸時代の武家書院を再現しており茶室や展示棟もあります。庭園では四季折々の風景を見ることができます。体験は国内でも珍しい礼儀や作法のやり方を中心とした伝統的な生活文化に触れることができます。また書院では大名が食べたと言われる本膳料理を味わうことができます。事前予約制で1日1客ですので大名気分で食事がいただけます。時間が許す限り立ち寄ってみて下さい。
所在地:福岡県北九州市小倉北区城内
「手向山公園」は眼下に関門海峡と響灘があり後ろ手には足立山がある丘陵地の公園です。この丘陵地は小笠原藩家老の宮本伊織が拝領したもので山頂には養父である宮本武蔵の顕彰碑を建立し、現在では多くの宮本武蔵ファンが訪れています。公園内の展望広場からは巌流島(舟島)を望むことができます。一般人の立ち入りはできませんが公園入り口には宮本家代々の墓もあります。手向山は明治後期に関門海峡防備のため砲台が設置されました。実際に使用はされませんでしたが砲座や弾薬庫などの跡は今でも付近一帯で見ることができます。
所在地:福岡県北九州市小倉北区赤坂
久留米市にある「久留米城跡」は筑後川沿いの小高い山に築かれた城です。現在では本丸御殿跡や櫓跡、石垣などを見ることができます。結構な高さのある石垣は見応えがあります。石垣の真下へ行ける珍しいスポットですのでお城ファンには外せない場所です。周辺のところどころには堀も一部残っており散策してみるのもおすすめです。城内には篠山神社と有馬記念館があり、有馬家の貴重な資料が展示されています。また現在駐車場となっているところが蜜柑曲輪と言われる腰曲輪があった場所ですのでこちらも大変貴重です。
所在地:福岡県久留米市篠山町
日本最古の古代山城の「大野城跡」は福岡県糟屋郡宇美町、太宰府市、大野城市という広範囲にある城跡です。宇美町にその大半がありとても重要な史跡ということで国の特別史跡に認定されています。太宰府の北側の守りを担っていた大野城は古代朝鮮式山城で四王寺山の尾根を土塁と石垣で囲んでおり、城郭には70棟くらいの建物があったとされています。現在では礎石と土塁や石垣の一部を見ることができます。山に築かれた一種の要塞ですので登山に近いハイキングをしつつ古代の神秘に触れることができる城です。
所在地:福岡県糟屋郡宇美町
福岡市にある「生の松原元寇防塁」は鎌倉幕府が蒙古再襲来に備えて博多湾沿いに築いた防塁です。現在残っているのはこの生の松原と今津と西新の3ヶ所のみですが、当時は全長約20kmもの防塁でした。生の松原元寇防塁は状態も良く当時の面影を偲ぶことができます。目の前には玄界灘があり地元民もランニングや散歩をしているくらい実生活に溶け込んでいます。発掘調査で海への傾斜面に石を積み上げて、その後ろを粘土で補強していたことがわかり技術のすごさを目の当たりにすることができます。
所在地:福岡県福岡市西区生の松原
朝倉市にある「秋月城跡」は地元民には桜や紅葉の名所として有名です。元々秋月は筑前の小京都と言われていて史跡やきれいな自然を楽しめるところで多くの観光客が訪れています。城跡としては黒門と長屋門、石垣のみが現存しています。黒門はかつての大手門で黒一色に塗られています。紅葉の季節にはとても美しい情景となり人気の撮影スポットです。長屋門は側室が住む屋敷の通用門で見事に残っています。秋月城は別名を杉本城や秋月陣屋とも言われ福岡藩とゆかりのある城ですので城下町とあわせてゆっくり散策することをおすすめします。
所在地:福岡県朝倉市秋月野鳥
柳川市にある「柳川城阯」は現在石垣が僅かに残っているのみです。明治時代に原因不明の火災により消失してしまい、現在柳川市が天守閣再現プロジェクトの稼働を進めています。その一環としてハリボテの城を見ることができます。石垣を上がると案内板と野っ原が広がっているだけですが、当時の戦さの様子を想像しながら散策してみて下さい。また、柳川川下りをすると違った雰囲気で城跡や石垣を見れますのでおすすめです。柳川は城下町の面影が残っている場所が色々ありますので1日中滞在できます。
所在地:福岡県柳川市本城町
久留米市にある「吉見嶽城跡」は吉見岳城とも書かれることがあり、別名を芳水嶽城とも言われています。天正15年(1587年)に豊臣秀吉が九州征伐の際にここを本陣としたことで歴史ある城です。山頂には琴平神社が祀られており筑後平野が一望できます。ところどころに土塁などの城跡らしきものが残っていますが整備は一部のみで特にされていません。福岡の城跡の中では城郭がよくわかる城跡と言えます。最近では吉見岳と高良山の歴史探訪ルートを登山するのが人気ですのでぜひチャレンジしてみて下さい。
所在地:福岡県久留米市御井町
八女市にある「犬尾城跡」は河崎城や犬尾篠山城、生駒(野)城とも言われています。童男山古墳群の北側にある城山のいただきに築かれた城で、現在は本丸部分が城址公園として整備されています。建久2年(1191年)に川崎定宗が築き猫尾城の支城として代々川崎氏の居城でしたが、豊臣秀吉の九州征伐に参戦しなかったため廃城となりました。かなり草が生い茂ってはいますが土塁や畝状堅堀の遺構は確認できます。自然の地形をうまく利用したことがわかる城ですのでじっくり周辺を散策してみて下さい。
所在地:福岡県八女市山内
北九州市八幡にある「黒崎城址」は現在城山緑地公園として整備されています。山頂付近に僅かに石垣が残っているだけですが、約300本のソメイヨシノが植えられているのでシーズンになると多くの人で賑わいます。皿倉山や洞海湾も一望できますので観光スポットにもおすすめです。かつて福岡城の端城として六端城が築かれ、黒崎城はそのうちのひとつです。元和元年(1615年)に幕府の一国一城令によって廃城となりました。一時期一夜城としてハリボテで城が築かれましたが期間限定だったため現在では城跡のみです。
所在地:福岡県北九州市八幡西区屋敷1
いかがでしたか?福岡の言っておきたい有名な城や城跡をご紹介いたしました。まとめますと「福岡城」と福岡城の「潮見櫓」「祈念櫓」「鉄御門跡(くろがねごもんあと)」「黒田如水隠居地跡」「舞鶴公園」そして「小倉城」と小倉城の「着見櫓(つきみやぐら)」「白洲灯台岩松翁祈念塔」「小倉城庭園」「手向山公園」」続いて「久留米城跡」「大野城跡」「生の松原元寇防塁」「秋月城跡」「柳川城阯」「吉見嶽城跡」「犬尾城跡」「黒崎城址」です。古くは飛鳥時代のものから明治時代まで歴史を支えてきた城や城跡がまだまだ多くある福岡ですが、この辺りには何があって誰と誰が戦ったなど想像力豊かに観光するのもいいですね。城郭に沿って散策もおすすめです。今回は通常の観光ルートに少し寄り道をすれば城と歴史に触れることができる場所を主にピックアップしましたのでぜひ参考にしてみて下さい。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcT5qkDTsA7xWLF-y7WXaLEiFJ8VZuEY_rAzg5bo127Kfsv4gqM9iw